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私の好きな映画

だいなみ
2024/07/30 00:40

2001年宇宙の旅

今回は僕の1番好きな映画の紹介です。

好きな映画ってあげるとキリがないですよね…

「タイタニック」、「フォレストガンプ」、「パルプフィクション」、「ゴーストワールド」、「フロリダプロジェクト」、「ビッグリボウスキ」etc..

今回はたくさん映画見てきた中で、”別格”だと思ってる映画の話をします。
 

「2001年宇宙の旅」

 

今作が”別格”だと思っている理由は「色褪せない」ところです。
僕は映画には”賞味期限”があると思って、
古い映画を見るとどうしても古臭さを感じてしまいます(そこが良かったりするんですけど…)
 
今作で古さを感じないのは「HAL 9000」の存在が大きいです。
SFのロボットってどうしても古臭く見えてしまうんですが、「HAL 9000」は現在でいう”AI”なので古臭く感じないんですよね。それにデザインもシンプルだし。
他にもタッチパネルが登場していたりして、1968年に想像できていたこと自体すごいです!

キューブリック監督のこだわりも別格で、
冒頭の猿たちも人間が特殊メイクでやってるので、動物園で猿を観察して動きを練習してたそう。
それも何週間とか何ヶ月とか。
役者と監督の本気度が伝わりますよね!今はCGを使えるので良くも悪くも便利になった感あります…

また、初期想定のモノリスは透明で、長い期間かけて、指紋などつけないように注意して透明のモノリスを完成させたのですが、横から見た時に緑色に見えたのが気に入らなくてキューブリックが「黒に塗りつぶせ」と言って今のモノリスになりました。
 

納得できるものを作るのに人の苦労なんて関係ない!映画監督はそのくらいわがままでこだわりがあるほうが個人的に好きです◎
キューブリック監督は他作もこだわりの塊なので好きですね!
 

他にもペンの浮かせ方とか、シューズのアイデアとか、音楽でシーン区切ってたりとか、絵の具の使い方とか…
とにかく妥協がないところが好きです!
メイキング見たら全部解説されてたり裏側が詳しく知れるので興味ある方は是非!

今作は人類が宇宙に行く前に作られた映画で、月から地球を見るシーンではちゃんと地球が青いのもすごいところです。
なにより全体的に映像が綺麗で、特にモノリスの中に入るところでは綺麗すぎて映画館で見入っちゃいました…

ストーリーは猿が知恵を得るところからAIの暴走まで描いてて、今考えただけでもすごいストーリー。
AIの「HAL 9000」は完璧なんだけど、不完全な人間が作り出したAIなので”不完全”なんですよね。
色々と考えちゃいます…

ラストの解釈に関してはキューブリックとアーサー.C.クラークも「わからない。小説と映画交互に見てくれ」って言ってるくらいなのでわからないのが当たり前だし、自分の思ってる答えが正解でいいと思ってる派です◎
 

それに正解がないほうがロマンがあって、なんだか楽しいです!
 

今回紹介した「2001年宇宙の旅」は良くも悪くも冗長で難解な映画なので、ものすごく眠いし、人によってはものすごく退屈です。(2時間半の映画で体感では1時間くらいしか人が話してるシーンがない…)

映画館で見た時は初めて”休憩”というものを体験して感動したことを覚えてます。
 

いろんなところでパロディされてるのでみて損はないと思います!
興味があれば是非!
もしくは眠れない夜に…

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Dynamic Movie

だいなみ
 

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