DISCASレビュー

『悪魔のいけにえ レザーフェイス一家の逆襲』（2013）は、ジョン・ラッセンホップ監督によるスラッシャーホラーで、1974年の原作『悪魔のいけにえ』の直接続編（シリーズ第7作）。原作のラストから20年後、ソーヤー一家の生き残りヘザー（アレクサンドラ・ダダリオ）が遺産相続でテキサスに戻り、友人たちとレザーフェイス（ダン・イェーガー）と再会。3Dを活かしたチェーンソーの飛び出し殺戮とゴア描写が派手だが、原作の不気味なリアリズムが薄れ、ヒーロー化したレザーフェイスや単純なプロットで賛否両論。シリーズファンには懐かしいが、ホラー初心者には過激すぎるかも。スラッシャー好きにオススメ。