ストーリー

k.a
2026/01/27 07:30

アントマン&ワスプ

『アントマン&ワスプ』は、私にとってMCUの中で一番「軽やかで楽しい」ヒーロー映画で、何度観ても笑顔になれる最高のエンタメです。2018年の続編で、ポール・ラッド演じるスコット・ラングが家宅軟禁中なのに、ホープ(エヴァンジェリン・リリー)のワスプと再会して、量子世界に消えたジャネット(ミシェル・ファイファー)を救うために奔走するストーリー。インフィニティ・ウォーの重い余波の直前に公開されたからこそ、この映画の「世界の終わりなんて関係ないよ!」みたいな明るさが、めちゃくちゃ癒しだったんですよね。

まず最高なのは、ポール・ラッドのコミカルな魅力全開。家宅軟禁で娘キャシーと過ごす日常シーンから、突然巨大化したり縮小したりして大騒ぎになるギャップが、もう爆笑必至。ワスプとのバディ感も抜群で、二人が一緒に戦うシーンは息ピッタリで爽快。サイズを変えるギミックを活かしたアクションが天才的で、車を小さくしてポケットに入れたり、ホープがスーツで華麗に戦う姿がカッコよくて可愛い。サンフランシスコの街を舞台にしたチェイスシーンは、ビルを縮小して投げたり、巨大化したスコットが街を走り回ったり、ビジュアルが遊び心満載で目が離せないんです。

マイケル・ダグラス演じるハンク・ピム博士のツンデレおじいちゃんっぷりも大好き。最初はスコットを嫌ってるのに、だんだん家族みたいになる過程が温かくて、ジャネットの再登場で家族の絆がテーマになるのも胸熱。悪役のゴースト(ハナ・ジョン=カーメン)は、痛みと孤独を抱えたキャラで、ただの敵じゃなくて同情しちゃう深みがある。ラストの量子世界のビジュアルも幻想的で、まるで別世界に迷い込んだみたいなワクワク感がすごい。

もちろん、MCU全体の流れで言うと「インフィニティ・ウォー後のポストクレジットがヤバい」ってところで終わっちゃうから、観た当時は「え、ここで!?」って絶望したけど、今振り返るとこの映画のピュアな楽しさが、シリーズの息抜きとして完璧だったなって思います。続編の『クアントマニア』は量子世界を本格的に掘り下げてカーンが出てきてスケールアップしたけど、個人的にはこの2作目の「小さくて大きな冒険」の軽快さが一番好き。

 

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