ファイナル・デッドサーキット 3D
ファイナル・デッドサーキット 3D
2009年 R15+ アメリカ 劇場公開:2009年10月17日
スタッフ 監督:デヴィッド・R・エリス 脚本:エリック・ブレス 製作:ウォーレン・ザイド、
クレイグ・ペリー 製作総指揮:シーラ・ハナハン・テイラー、リチャード・ブレナー、
ウォルター・ハマダ
キャスト ボビー・カンポ、シャンテル・ヴァンサンテン、ミケルティ・ウィリアムソン、
ニック・ザーノ、 ヘイリー・ウェブ、クリスタ・アレン、アンドリュー・フィセラ、
ジャスティン・ウェルボーン、ステファニー・オノレ、ララ・グライス ほか
全編フルデジタル3Dによる、逃れられない「死の運命」と戦う若者を描く「ファイナル」シリーズの第4弾。大学生のニックら4人は、その日サーキット場でレースを観戦していた。勉強の息抜きになるという事で恋人のローリーとの仲も深めつつ、周囲の人々にも目が行った。エンジニアらしい男とその恋人に、差別主義者の夫婦と黒人の警備員、そして子供の耳にタンポンを詰めるサッカーママに目の前に座ってきたカーボーイハットの男。皆がそれぞれの席でレースを観戦する最中、ニックは妙な違和感を覚え始める。不穏なTシャツを着た男に追悼レースのチラシ、おまけに建物は老朽化が進んでるみたいだし嫌な寒気も止まらない。嫌な予感が溜まりつつける最中、レース中にクラッシュが起こり大破した車からタイヤが吹き飛び女の頭を潰し、クラッシュに巻き込まれたレースカーの車体やエンジンなどの破片が観客席めがけて吹き飛んでくる。

今作にはキーパーソンの謎の黒人男性役のトニー・トッドがまったく出てこない、主人公達はまた死ぬ運命に翻弄されるのだが、一致団結しなんとかしようとする流れには一応なっているのだが、どうにも緊迫感が足りない。そして日本語吹き替え版に限る話だが、主人公のニック・オバノン(ボビー・カンポ)の吹き替えを田中直樹(ココリコ)が行っているのだが、これが信じられないくらいの棒読みどんだけ酷いかは是非味わってもらいたいものです。さらに3D実写映画としてBLOODLINES」が記録を破るまで、シリーズ史上最高成績を16年間保持した大ヒット作である。