『ストロベリームーン 余命半年の恋』- 涙腺崩壊。當真あみの“切なさ”と、父親として共感する家族愛
正直に言います。これは、涙腺が緩みっぱなしになる「お涙頂戴映画」です。しかし、そこには一切の小細工がなく、観る者の心をまっすぐ打ち抜く、“直球勝負”の感動がありました。
そして何より、映画「おいしくて泣くとき」の當真あみさんの演技。彼女が流す涙は、ただ悲しいのではなく、どうしようもない「切なさ」を伝える力があり、この映画の質を何倍にも引き上げていました。
あらすじは、余命いくばくもない少女・萌。彼女のささやかな「わがまま」を叶えようと、家族や友人たちは奔走する。しかし、彼女自身は周りを気遣うあまり、本気でわがままになることができない…。その優しさが、観ていてあまりにも切ない物語。
當真あみという女優の「本物の切なさ」
この映画の魅力を語る上で、主演の當真あみさんは欠かせません。 彼女が泣くシーンは、ただ涙を流すのではなく、言葉にできないほどの痛みを背負った、本物の「切なさ」に満ちていました。彼女のその表情が、物語の悲しさと美しさを決定づけていたと言っても過言ではありません。
父親として、共感しかなかった家族の愛
主人公を支える仲間たちの温かい気持ちが、画面いっぱいに広がり、青春のきらめきを感じさせます。 しかし、私が最も心を揺さぶられたのは、彼女を想う両親の姿です。 彼女への涙ぐましいほどの深い愛情は、同じ父親としての私にとって、共感しかありませんでした。娘たちがこれから生きていく上で、親としてどう向き合っていくべきか。そんな大切なヒントを、この映画からもらった気がします。
「泣きたい」夜に、最高のデトックスを
これは、ただ涙を誘うだけの映画ではありません。家族愛、友情、そして恋愛…いろいろな「愛」の形が詰まった、本当に素敵な映画です。 もし今、あなたが心に少し寂しさを感じていて、「思い切り泣きたい気分」なのであれば、本作は最高の一本になるでしょう。涙で心を洗い流し、スッキリしたい人に、心からお勧めします。