DISCASレビュー

k.a
2026/01/17 00:23

リチャード・ジュエル

『リチャード・ジュエル』(Richard Jewell、2019年)は、クリント・イーストウッド監督の力作! 実話ベースの伝記ドラマで、メディアと権力の暴走を描いた怒りと正義の物語。

1996年アトランタオリンピックで、警備員のリチャード・ジュエル(ポール・ウォルター・ハウザー)が公園の不審なバッグ(パイプ爆弾)を発見し、迅速に通報・避難誘導して多くの命を救う。

一時は英雄扱いされるけど、数日後FBIが彼を第一容疑者と見て捜査開始。メディアが一斉に「容疑者」報道を始め、プライバシーを暴き、人生を破壊していく…。

無実を信じる弁護士ワトソン(サム・ロックウェル)と母親ボビ(キャシー・ベイツ)が支えながら、巨大な権力に立ち向かう!

最大の見どころは、ポール・ウォルター・ハウザーの演技が神!

正義感強く純粋で、ちょっと危うい「いい奴」ジュエルを、コミカルさと切なさで完璧に体現。観てるだけで胸が熱くなる。

イーストウッドの演出は無駄がなく、淡々と進むのに感情がジワジワ積もって、最後の記者会見シーンとか母親のスピーチで涙腺崩壊する人も多い。

テーマは「メディアの責任」「冤罪の恐怖」「普通の人の英雄性」で、今のフェイクニュース時代に刺さる。

 

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