絶叫する地球 ロボット大襲撃
絶叫する地球 ロボット大襲撃(1964年製作の映画)
監 督 テレンス・フィッシャー


脚 本 ハリー・スポルディング
音 楽 エリザベス・ラッチェンス
登場人物 ジェフ・ノーラン(ウィラード・パーカー)
ヴァイオレット・コートランド(バンダ・ゴッドセ ル)
ローナ・ブレナード(アンナ・パルク) 妊娠中
メル・ブレナード(デイヴィッド・スペンサー) ロー ナの夫
クイン・タガート(デニス・プライス)
ペギー・ハットン(ヴァージニア・フィールド)
エド・オーティス(ソーリー・ウォルターズ)
補 足 ウィラード・パーカーとヴァージニア・フィールド は夫婦。

突然、世界中で事故や災害が発生した。町は破壊されて、人々の死体が散乱した。
ジェフ・ノーランはボートでイギリス南部の海岸に上陸した。町に向かって進んでいく。
途中でヴァイオレット・コートランドという女性が彷徨っているのを助けた。


二人は二階建ての小さなホテルに入った。中にはやはり人々の死体が転がっていた。
ロビーにいるとクイン・タガート、ペギー・ハットンという男女が現れた。
さらにメル&ローナ・ブレナードという夫婦も合流した。ローナは妊娠しており、もうすぐ出産のようである。
テレビをつけたが、何も映らず、外部の状況は分からない。


ヴァイオレットは外に出て様子をうかがった。
機械仕掛けのロボットのような物が二体現れた。ヴァイオレットは逃げようとしたがロボットがヴァイオレットの方を向くと、動けなくなってしまった。
ロボットが近づいて腕を上げるとヴァイオレットは倒れた。ロボットは立ち去った。
脈をみるとヴァイオレットは死亡していた。遺体はホテルの二階の部屋に運び込まれた。
その他にはあまり何も起こらないが、不気味な静寂が続いた。
さらにエド・オーティスという男性が拳銃を構えながら入ってきた。
エドもホテルで暮らすようになった。

一行はイギリス軍の演習場に向かった。倉庫から武器を持ち出して戻ってきた。
途中で例のロボットたちとの闘いが発生したがホテルまで戻ることができた。
二階の部屋でヴァイオレットが突然目覚めた。白い眼をしていて、明らかに異常である。まるでゾンビ。
ヴァイオレットが階下に下りてきたが、クインが彼女を射殺した。倒れたヴァイオレットは再び白い布で覆われた。


クインはジェフを殴り倒して、ペギーを誘拐して車で北に向かった。ジェフは二人を追いかけた。
給油をしたタイミングでペギーは逃げ出した。ペギーはクインに追いかけられ、さらにロボットとゾンビが現れて追いかけられた。
ペギーは家の中に隠れたが、ロボットが襲撃してきたので逃げ出した。現れたジェフはペギーを助けて車に連れ込んだ。
ジェフはアクセルを踏み込んでロボットに突撃した。ロボットは破壊されて、まさに機械仕掛けのロボットであることが判明した。
ジェフとペギーは元のホテルに戻った。
ローナがまさに出産しようとしていた。


ジェフとメルはロボットをコントロールしている司令部があると考えて、短波受信機を使って調べた。
およその場所が判明したので、二人は車に爆薬を積んででかけた。
ロボットをコントロールしている送信塔を発見して近寄っ
たが、多数のロボットが現れた。
ロボットたちを陽動して他のところに誘導する。送信塔に爆薬を仕掛けた。
一方ホテルではローナが出産していた。こちらにもロボットが襲撃してきた。
みんなは生まれたばかりの赤ん坊を連れて二階に避難した。だがそれ以上は逃げることができない。・・・
着ぐるみならぬ、だぶだぶの宇宙服を着ただけのロボットはゆらゆら歩いているだけだし、
ツッコミどころ満載の映画ですが、それでも、本作は意外と面白いと思います。