カッツ
2025/11/22 08:26
風と共に去りぬ
1939年、ヴィクター・フレミング監督、アメリカ映画、主演はヴィヴィアン・リーとクラーク・ゲーブル。原作はマーガレット・ミッチェル、当時としては画期的な長編テクニカラー映画だった。
すでに映画史における古典として広く知られており、ストーリーについては改めて語るまでもないだろう。しかし、何より驚かされるのは、このような壮大なスケールと鮮やかな色彩を持つ作品が、第二次世界大戦前夜にすでに完成していたという事実である。アメリカの映画技術と表現力の高さを目の当たりにすると、当時の国力や文化的な成熟度の違いを痛感させられる。
戦争の影が世界を覆い始めた時代に、これほどの作品が生まれていたことに、ただただ圧倒された。
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