雑談ch.

2025/01/10 00:59

先の質問とは逆質問!!
一般の評価は低いけど、私は大好きだ!!って映画も教えてくださいっ
※こんないい映画の魅力がわからないなんて信じられない!みたいなスタンスでの表記はご遠慮ください
※コメントいただいた意見について、コメント返しで「反論」を展開するのはできる限り避けてください。この場は議論・討論をする場にはしたくありませんので、よろしくお願いします。

5件のコメント (新着順)

調子にのって再投稿いたします

■西村寿行作品
犬笛はドラマもあるようで、おそらく火曜サスペンス枠です 未見
西村作品の映画は高倉健・鶴田浩二・菅原文太・渡瀬恒彦と東映俳優only
4作品ともヒットせず…
「黄金の犬」は角川春樹に遅れをとった徳間康快による徳間大映作品です

■ブラックサンデー
ヒット間違いなし!と言われたけど、公開直前に上映中止を余儀なくされた悲劇的作品
わたくしは幸運にも試写会に当選して見れたのでした。
2時間30分超えの大作です

イスラエル情報機関モサドによるミュンヘンオリンピック・テロリスト「黒い九月」
の掃討作戦を描く。
かつてスペクターの一員だったロバート・ショーがジェームズボンドのように
奮闘する傑作!
この時代、ハリウッドはアラブゲリラを扱った作品を量産するが、石油輸入国のわが日本はアラブに逆らえず、ほとんど未公開になっていまいます

そのなかで唯一公開されたのが
「エンテベの勝利」という作品があります
パレスチナ解放人民戦線のテロリストがイスラエル人を多くの乗せ旅客機をハイジャックし、
ウガンダのエンテベ空港に拉致します。それをイスラエル軍が乗客救出の電撃作戦を慣行。
ハリウッドはこれを題材にした作品が複数企画されました。
なかでもスティーブ・マックイーン主演、フラクリン・J・シャフナー監督の企画が大注目されましたが、これは成立せず。

「エンテベの勝利」は第一弾としてお正月に公開されました。
わたしは前売り券を買って早々に観にいったのでした
急遽上映が決まったようで、ふってわいたように宣伝がくりひろげられ、超オールスター作品とうたっていました。

しかし観ると、画質はわるく、さほど面白くもなく、
客席はガラガラ、一週間で打ち切られました
また、アラブ諸国より上映中止を求められてたようです
これはテレビムービーの編集版だったそうです
同じ題材にした作品があと2本ありました

そのほかにアラブゲリラものはいろいろ制作されていて、
割と出来が良かったらしいのですが、
結果、お蔵入りしてしまいました…

■帰らざる日々
アリスの同名曲を映画化。日活による非成人映画
青春の挽歌ともいうべき、やるせない無常感が心にささります
NHKの少年ドラマシリーズ・ヒロインで知られる浅野真弓がなんともエロい。

■「料理長殿、ご用心」
グルメサスペンスコメディ、はっきり言って面白い!
しかし公開時がグルメの時代じゃなかった。
ラストの犯人バレは笑えます~

■ノースダラス40
ロバート・レッドフォードの再来と言われながら、
イマイチつまずいていたニック・ノルティが自らアメフト選手の暴露話を買い取って映画化
アメフトの裏事情が面白く見れます

■告訴せず
松本清張原作、青島幸男主演。
意外に面白い

■深作欣二・東映東京時代作品
この時代はヒットしないことで知られていた同監督ですが、
なかなかの傑作を撮っています
「誇り高き挑戦」
 戦後、CIAの陰謀に挑戦するごろつき記者を鶴田浩二
 鶴田浩二はサングラスをつけたまま、ラストでようやく外す
 この時代に大手マスメディアの姿勢を批判した達者な映画でした

「狼と豚と人間」
 三國連太郎、高倉健、北大路欣也が兄弟というディープな設定
 やくざの軍資金を略奪する虚々実々の駆け引きが展開され、
 日本映画にこんな面白い映画があったのか!と感嘆しました
 音楽は冨田勲
 ワル健さんが観れます

「ジャコ萬と鉄」
 東宝の同名作品のリメイク
 脚本が黒澤明、谷口千吉がクレジット
 明るい健さんが観れます

いづれもDVDはでています

■御金蔵破り
石井輝男監督による
「地下室のメロディ」をほぼパッくった時代劇
サスペンス感のある異色作で、
ある先生から薦められました

■出逢い
ロバートレッドフォード、ジェーンフォンダ主演で、監督がシドニーポラックで
当然いい映画なんですが、さほど評判になっていません。
でもいい映画でした。タイトルが平凡か?
原題は「エレクトリック・ホースマン」
デーブ・グルーシンの音楽もエクセレント!

■スラップショット
ポール・ニューマンとニューマンとジョージ・ロイ・ヒルとなれば
面白くないわけがない。
ダメダメアイスホッケーチームがラフプレーで
躍進し優勝するまでを描く。
リンクのプレー以上にセリフが過激で字幕に苦労したようです
テレビでも一度だけ放映されてますが、吹替はどうだったか覚えていません…
チームのオーナーが女性で負けることを望んでいるクソオーナーで、
ポール・ニューマンが「おまえの×××は腐ってる!」と暴言を吐きます
他にもわいせつなセリフがいっぱい
ラスト、優勝パレードで去っていく元妻を見送るポールニューマンのなんともせつなく、
そこに流れる主題歌が「愛とは強いもの」

■センチネル
これは観てないのですが、ラジオで浜村淳が紹介していて、面白そうだと思った映画です
テレビでも放送されたようで、それは観ていなかった…
セルビデオのみ発売されているようです
オカルト、ホラー映画です
アパートに悪魔がくる門があって、それらを阻止する門番がいるという話。
主人公のモデルが事件に巻き込まれ、やがてその門番になるようです
監督のマイケル・ウイナーはチャールズ・ブロンソンと組んだB級アクションなどで
知られています。
キャストがこの手の映画のわりには豪華オールスターキャストになっているんです
クリス・サランドン、エヴァ・ガードナー、ジョン・キャラダイン、イーライ・ウォラック、デボラ・ラフィン、ホセ・ファーラー、アーサー・ケネディ、バージェス・メレディス、マーティン・バルサム、クリストファー・ウォーケン、ジェフ・ゴールドブラム、トム・ベレンジャー、

主役はクリスティナ・レインズ、全然知りません~

では今日はこのへんで■□■□■□





さっちゃん
2025/02/02 13:15

 おお、私も好きな映画がかなりありますね。好きな映画の傾向が似ているかもしれません。
 まず、『ブラックサンデー』です。コメントで書かれているように実在するアラブ・ゲリラ「黒い九月」の名前をそのまま使っていたため劇場爆破予告があり急遽、上映が取りやめになったと聞きました。DVDになってから借りて観ました。ブルース・ダーンやマルト・ケラーも出演していて骨太なエスピオナージュに仕上がっていました。その前に原作小説を読んでいたので観る前から期待は高かったです。あ、原作者は「羊たちの沈黙」で有名なトマス・ハリスです。
 次に『料理長殿、ご用心』です。これはミステリー・コメディですがジャクリーン・ビセットとジョージ・シーガルが元夫婦のパティシエとオムレツ・チェーンのオーナーという役所、世界的な有名シェフが彼らの得意な料理になぞらえた殺し方で殺される連続殺人の謎を追うというものですが、ミステリーとしても結構きちんと謎解きがあります。他の出演者もジャン・ピエール・カッセルとかロバート・モーレイとかフィリップ・ノワレとか豪華です。
 『御金蔵破り』はDISCASさんのレビューでLOQさんをはじめとするグループで月一の映画会をやっていて、そこでお題になったものです。片岡千恵蔵がジャン・ギャバン、大橋橋蔵がアラン・ドロンの役でしたが、映画全体の雰囲気は石井輝男監督らしい猥雑な雰囲気の作品でした(誉め言葉です)。最後に手に入れたはずの千両箱が水底に沈むというのはあの頃の犯罪映画の約束事みたいなものでした。
 長々と書きましたが「同士!」という感じで嬉しかったチョイスでしたので。

『御金蔵破り』をご覧になってとは恐るべしー
さすがです!

「黄金の犬」
西村寿行の映画化は4作品しかない。
取り扱いが難しい原作だが、これと「君よ憤怒の河を渉れ」はいいと思う。
監督がアクション派じゃないことで評価が低かったかな?

「ねらわれた学園」
アイドル映画として取り扱かわれたため評価低し。褒めてたのはわてとおすぎだけだった

「007消されたライセンス」
シリーズで最も人気がなく、一番の不発
設定がリアルでボンドらしいアクションだったのだが、業務外の行動ゆえ無視された
主題歌もいいのだが…
「女王陛下の007」が後年評価されたようにこれも評価されないかな?

「長靴を履いた猫」
インディジョーンズよりおもろい!東映まんがまつりの作品のため、まともに評価されていない
脚本井上ひさし

「Lie lie Lie」
原作を最も忠実に映像化した作品。なぜか見向きもされない…

「野菊の墓」
松田聖子主演、泣ける~これもアイドル映画ゆえに評価されないのか?
澤井信一郎デビュー作。しかし監督の手腕は評価されたのか、数々の作品を演出。

「さらば映画の友よ インディアンサマー」
原田眞人監督デビュー作。評論家からの転身で、ピーター・ボクダノビッチ、トリフォーのように騒がられなかった。映画××××が撮った××映画としか評価されず。
浅野温子の×××が観れる~

「未来世界」
ブラジルではない。「ウエストワールド」の後日談。この監督、佳作多し。

「スクール・ウォーズ HERO」
あのテレビドラマの映画化。テレビほど評判にならなかった。
その年のベストワンと言ってたのはわたしだけ。
練習試合で大敗し、選手をひとりずつ殴っていくシーンに涙!
監督の関本郁夫はこの高校出身。高卒で監督になった珍しい人。

「ローリングサンダー」
ベトナム後遺症で感情を失い、暴力でしか活路を見出せない男の復讐劇。
主題歌が心に残る。トミーリージョーンズに髪の毛があった頃の作品。

「コンドル」
お正月映画として公開されたが、さほど評判にならず。
アメリカで生きていくための教訓が語られる。

「チップス先生さようなら」
タイトルは有名ながらあんまり語れることがない。
ミュージカル映画として地味だが、雰囲気がいい。
J・ウィリアムズの編曲がすごくいい。
このこともあまり語られない。

「死霊の盆踊り」
東京国際映画祭非招待作品で話題になる。
とにかくカス映画だが、このカスで日本は盛り上がった。
この監督をテーマにした映画がある。「エド・ウッド」。

「バスケットケース」
この作品のマニアの解説を聞きながら見たので
面白く見れた。
アイディアは素晴らしい~

もうきりがないので、このあたりでやめておきます。




椿五十郎 バッジ画像
2025/01/16 17:41

カリントさん!
相変わらずケイン濃すぎ・・・(;^_^A

『黄金の犬』はドラマは見たことあるんだけど、映画は記憶にないですねぇ・・。『犬笛』もドラマだったかな・・。
しかし、カリントさんから松田聖子の『野菊の墓』がでるとは思いませんでした(笑)

まだまだありそうなので第二弾出してくださいっ

IKA バッジ画像
2025/01/10 17:09

『キャッツ』です!
酷評な意見など多くありましたが、個人的には、新感覚ミュージカルといった感じで世界観も好きで、面白い作品でした!


椿五十郎 バッジ画像
2025/01/16 17:45

IKAさん
コメントありがとうございます!
実は映画版はまだ見ていないのですが、ミュージカルがあれほど超ロングランだったのに、何が酷評だったんでしょうね。確かにいい話を聞きませんでしたが・・
今度観てみますっ

私はやっぱり曲がれスプーンですかね、マイナー過ぎる
本広克行監督だったと記憶していますが、知名度が低い
長澤まさみ主演だし、脇役も豪華だったんですがね
時代が早過ぎたのかな、私は好きな映画です


椿五十郎 バッジ画像
2025/01/16 17:46

かのん☆はなね♪さん!
コメントありがとうございます
『曲がれスプーン!』というタイトルですか!
知らないっ・・・
確かにマイナーな作品ぽいですねっ
結構気になります・・

曲がれスプーンで合っている筈ですが、長澤まさみ主演だと思います。
クリスマスの映画だった筈で、後味の良い爽やかな作品でした。
テレビスタッフと喫茶店に集うプチ超能力者の話で、慎ましい話です。
映画好きなら刺さるんじゃ無いかなと思ったので、片隅に留めて貰えば。

曲がれスプーン

2009年作品
本広克行監督

長澤まさみ主演
志賀廣太郎
三宅弘城
ユースケ・サンタマリア等など

演劇を映画化した作品らしい

Black Cherry
2025/01/10 10:15

ここ(DiscoverUs)ではそんなことなさげですが、世の中的には「戦場のメリークリスマス」におけるたけしさんや坂本龍一、デヴィッド・ボウイといった役者の演技があまり評価されてない?のでしょうか… 
ですがむしろ、私はこの作品、キャスティングも含めて素晴らしいと思っています✨


椿五十郎 バッジ画像
2025/01/10 10:39

Black Cherryさん!
早速のコメントありがとうございます!
えっ!?『戦場のメリークリスマス』の専業役者?以外の皆さんのお芝居評判芳しくないのですか!?
ちょっと意外ですっ・・
役者じゃないお三方の演技もしみいるものでしたし、それを極めて美しく撮った大島渚監督の手腕含めてBlack Cherryさんのおっしゃる通り素晴らしい作品だと思いますっ

さっちゃん
2025/02/02 13:19

 私も椿さんと同じく、あの映画の配役はまさしく、それぞれの役にピタリとはまるものだったと思います。専業役者以外であれだけの才能と適性を見出した大島渚監督の眼の確かさがスゴイと思います。