ナイトクローラーとタロ
ナイトクローラー（Nightcrawler）
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監督: #ダンギルロイ
脚本: #ダンギルロイ
楽曲: #ジェームズニュートンハワード
キャスト:
#ジェイクギレンホール
#レネルッソ
#リズアーメッド
#ビルパクストン
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公開日:
2014.10.31🇺🇸
2015.08.22🇯🇵
ジェイク・ギレンホール 繋がりでブルーレイ棚から引っ張り出してきた一本。数年前初めて観た時のインパクトは強烈。ジェイク推しということもあって廉価版ブルーレイが発売になってすぐ飛びついた作品。
一言、この一本は褒めるとこだらけ。
タロがカメラマンや映像に関わる仕事に携わってきたこともあり、まさにダイレクトに主人公ルー(ギレンホール 演ずるカメラマン)のストイックさが手に取るように分かることから共感度が半端ない。
ベストアングル、ベスト構図、ベストタイミング、ベストライティングを狙うならなんでもする。命すらかける。それが見事なまでにストイックかつ、美しく描かれている。
ジェイクのカメラを操る動作、これは細かいところまでは確認できないにせよ、しっかりとプロから伝授され自分のものにしているのもすばらしい。
プロカメラマンと称するキャラクターがあからさまにおかしな動作をしている作品が多い中、本作はその辺りがしっかりしていてる、まったく気に障らない(カメラとレンズが合っていなかったり、そのフィルムを使ったらこんな写真写るわけ！なんて映画が多々あります)例として日本人と称するキャラクターが日本語が下手すぎる..なんていうのと若干似ている感覚が分かりやすいかも。
またこの作品、撮影技術も誉めたいが編集がうますぎる。一度もカットが気にならない...これぞストーリーにのめり込ませる作品といったところ。派手なカーチェイスシーンなど、車窓からの激しいシーンが多い中一切酔いを感じさせず、気づいたらその一連のシーンが終わっている。厳しい目で見ても"繋ぎ"に気付かない編集/撮影には感無量。
そして、音。
間違いなくタロ認定、『高音質作品トップ15』入りするサウンドデザイン。
細かい音はもちろん、主人公ルーが乗るアメリカンマッスルカー(ドッジ チャレンジャー SRT8)のアイドリング音(エンジンだけかかってる時のドュルルルルルルという音)がまさに本物がすぐそこにいると思わせるほど...とにかく気持ち良い。激しいシーンも一切耳が痛くなるほど音にならず、バランスが良い。ぜひヘッドホンやイヤホンで鑑賞していただきたい。瞬時にその良さが分かるすはず。
唯一気になったのは主人公ジェイクの容姿。この役を演じるにあたって10キロほど体重を落とし、痩せた金欠役を演じたジェイク・ギランホール。ただ、映画を通してその細さに一貫性がなく、特に細く見える時とそうでも無く見える時がある。こればかりは気になった。時間軸で彼が成功をするにつれ太っていくという流れならまだしも、一つ前のシーンでは痩せ細っていて次のシーンではそこまで細く無い.. なんて感じることも。
もともと超イケメン俳優だけに、ストイックで少しオタク感が隠しきれていない部分をこの映画の唯一の欠点とする。いい意味で汚く気持ちの悪いジェイクを見たかった。
共演のリズ・アーメッドも彼らしさが抜群に出ており、ローグワンでタロは初めて彼の演技を観てファンになったけど本作でもその演技力は群を抜いている。もちろん、ビル・パクストンもあのイヤミったらしい役が最高に似合っている。ナイスキャスティング☝🏻
楽曲は#ハンガーゲーム や #ファンタビ のジェームズ・ニュートン・ハワード。彼のサウンドは旋律重視ではなく、その場の感情やテンション/緊迫感を音で表す。鑑賞中気にならないけど、無かったら圧倒的に物足りなさを感じさせる、まさに隠し味の達人。隠し音と言ったところか。
あらゆる賞に受賞された本作品、ぜひみなさんの感想を聞かせてください✨
タロでした🙋🏼♂️✨
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