【映画紹介】2021年公開『護られなかった者たちへ』
こんにちは!レオです!
今回ご紹介させていただくのは、2021年公開の作品『護られなかった者たちへ』です。
主な出演者は、佐藤健さん、阿部寛さん、清原果那さん、林遣都さんです♪
作品のキーワードはこちら
あらすじ
東日本大震災から10年を迎えた仙台。
死因:全員餓死という、不可解な連続殺人事件が発生。
被害者は皆、誰もが慕う人格者だった。
被疑者として浮かび上がったのは、利根という刑務所から出所したばかりの男。
利根の過去に一体何があったのか。
事件の真相の裏にはとても悲しい結末があった…。
見どころ①:瀬々敬久監督と佐藤健さんが4年ぶりのタッグ
観客の感情を揺さぶる作品といえば、瀬々敬久監督ですよね。
これまで「64」「糸」「ラーゲリより愛を込めて」などでメガホンをとってきた巨匠です。
そんな瀬々敬久監督が今回メガホンを取った作品が「護られなかった者たちへ」です。
“どんでん返しの帝王”の異名をとり、作家生活10周年を迎える中山七里さんの同名傑作小説が原作。
主演は佐藤健さん。瀬々敬久監督とは「8年越しの花嫁」以来のタッグとなります。
佐藤健さんは本作完成披露試写会で本作についてこう語っています。
「実際は震災そのものだけでなく、そこから様々な問題が波及していて、今回はそのうちの生活保護に焦点を当てて撮影をしました。初めて原作を読んだ時に様々なことを教えられました。今の日本に投げかける、意義のある作品になったと思います。」
瀬々敬久監督はこう語っています。
「難しい内容に思われますが、エンタテインメントでもありますし、フィクションの面白さもあります。」
テーマ的にもとっつきにくいかと思われますが、ミステリー作品としても楽しめる作品かと思います!
見どころ②:誰もが知っておくべき社会問題
2011年3月11日14時46分。それは突然起きました。東日本大震災。
僕は当時、修学旅行で北海道に行っており、幸いにもほぼ揺れることはありませんでした。
なので、テレビ上でしかその被害の凄まじさを知りません。
でも…
この震災の恐ろしさはテレビで語られているものだけではなかったんです。
本作では、その社会問題に鋭く切り込んだ作品です。
震災がもたらした社会問題のうち、生活保護をテーマに描いています。
映画で観るだけでも胸が本当に苦しくなりました。
映画観終わった後にぜひ原作の小説も読んでみてください。よりリアリティがすごいです。
見どころ③:みんな普通の人なんです
僕がこの作品を観て、胸が苦しくなった1番の理由。
この作品の登場人物、みんな普通の人たちなんです。
誰も悪気がある人がいないんです。ここが1番苦しかった。
「人」に良かれと思って行動する人。
「組織」に良かれと思って行動する人。
それぞれの人が向き合った震災の恐ろしさ。
直接的な恐ろしさだけではない問題を目の当たりにしたそれぞれの登場人物が決意した思い。
誰もが「これが正義」だと思って良かれと思っての行動。
本当にこう思いました。
「これって誰が悪いの…。どうすればよかったの。」
ぜひ作品を鑑賞して皆様の想いをお聞きしたいです。
予告編はこちら
Instagramでも<今週のおすすめ>として本作を紹介しています。
もしよかったら読んでみてください☺️
作品のレンタルはこちらから
いかがでしたしょうか?
もしご興味持っていただけたら、ぜひいいね!やコメントをお待ちしています☺️
Instagramでも映画紹介を発信しているので、ぜひ遊びにきてください!
それでは!またね〜!