倒錯する前代未聞の衝撃作「FEMME」

こちら試写を見てまいりました。

 

ドラァグクイーンを主人公に謎の男との間で繰り広げられる、

こんなサスペンスあり？！、というか宣伝文句にあるスリラー映画でなんでしょうか？

オルタナティブな作品の登場です。

 

主人公のジュールズはドラァグクイーンとして、大勢の観客を前にしてステージにあがります。

 

日本でニューハーフクラブって行ったことがあります。

そこでドラァグクイーンというもののを知りました。

日本のそれとイギリスのそことは事情が違うようです。

日本のクラブは老若男女問わず、楽しめる施設で、大笑いもありの感じで

映画のような、禁じられた空間ではありません。

 

ステージ を終えたジュールズは、コンビニ
のようなお店で数人の族にからかわれます。

そこで首からタトゥーだらけの男プレストンと痛めつけられ、恥ずかしられます

それが出逢いとは！そしてふたりの関係が始まっていきます。

 

ハッテンバで♂MEETS♂

暴力か快楽なのか、衝撃映像の連続

そこから、言葉では言い尽くせない映像がドンドンでてきます。

みなさんの目でお確かめください～

 

そしてふたりの関係が始まっていきます。

 

プレストンはその自分の性をひた隠します。

それを利用、逆手にとりジュールズの気持ちは快楽から復讐へと変換していきます。

性というのは自分で選べません。

あえて与えられた肉体とちがう生き方をするものたちの行為が描かれます。

それはロンドンの闇というべきなのでしょうか・・・

何を受け止めるのか、非情のサスペンスか！

いままでない、映像体験をしました。

本当にこの作品は見てどう思うか、

このような作品がなぜつくられたのか、

考えてしまう問題作でした～