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私の好きな映画

はじめ バッジ画像
2024/02/28 15:15

【ネタバレあり】裏切られない、まっすぐで泣ける『ネクスト・ゴール・ウィンズ』

こういう映画大好き。
分かっているのに泣いてしまう。
分かっているのに笑ってしまうんです。

(c)2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.

                 \\ 2023年2月23日公開 //

実話を元にして作られた本作はワイティティ監督が手掛けるだけあって、コメディ要素満載。と、思いきや情に訴えかけるシーンなども盛り込まれているので、観る人を幸せにする作品でした!やる気が出ない、元気が欲しい、頭を使わないで観たい人にオススメできます⚽


【目次】
裏切らない、物語のストレート性
最弱(ー)×落ちこぼれ(ー)=笑い(+)
信じる心があれば、奇跡は起こる


そんなお話をする前に、まず頭に入れておいて欲しい情報。

~予備知識~
実話をベースに『ジョジョ・ラビット』『ソー:ラブ&サンダー』のタイカ・ワイティティが、全ての“負けを知る”人々にエールを贈る、感動と興奮のスポーツ・コメディドラマ。

ーあらすじーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

2001年、ワールドカップ予選史上最悪の31-0の大敗を喫して以来、1ゴールも決められていない米領サモアチームに、次の予選が迫っていた。破天荒な性格でアメリカを追われた鬼コーチ、トーマス・ロンゲンが就任し、立て直しを図るが、果たして奇跡の1勝は挙げられるのか!? 
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信じられないけど、実話ベースの話なので、スーッと入ってくる作品です。大敗した選手はどんな人だったのか、鬼コーチはどんな指導をするのか、見ものです✨
 


裏切らない、物語のストレート性


(c)2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.

考察、深読み、要りません。
物語を素直に、そのまま受け取って観てもらうことが重要です。最近は登場人物が多かったり、似たような人が複数人出てきたりなどしてスッキリしない映画も増えてきました。(「あとは皆さんの想像にお任せします」的な(笑))絡み合った謎を解くわけでもなく、"1ゴール"を目指した監督やコーチ・選手のハートを受け止まれば良い映画とだ感じました。

チームワークを作り上げていく構成も、主人公が落ち込んで諦めそうになる流れも、何となくは読めてしまう部分は多少あるのが、むしろそれ待ち。人種差別やLGBTQのような社会問題も埋め込まれているが、そんな内容を吹き飛ばすようなスポ魂映画として堪能できます。
 


最弱(ー)×落ちこぼれ(ー)=笑い(+)


(c)2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.

31-0の大敗を期した最弱(ー)チームは本当に最弱で、スタメンとして以下。

【チーム構成】
11組のオッパイを油性ペンで顔面に書かれた会長
物腰が優し過ぎて、指導になっていないコーチ
あんまり笑わないのに、名前はスマイリー選手
タックルが得意な選手
試合の途中でぼーっと立っていて、髪の毛を気にしている選手
走ることだけが早い選手
試合中1回だけめちゃくちゃ良いパスが出せる選手
グローブはめている間にシュート決められてしまうキーパー...etc

一瞬、小学校の時に大好きだった『少林サッカー』を思い出すほどの名選手の集まり。この選手陣を見るだけで笑えてくるチームを、期待されまくりの落ちこぼれ(ー)新コーチが変えていく。斬新なトレーニングを取り入れ、”勝ち”にこだわって選手を育て上げるのだが、やはり足りない部分が。そんなハートウォーミングな選手とコーチの関係性もまた幸せになるポイントの一つでした。
 


信じる心があれば、奇跡は起こる


(c)2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.

物語の展開も、構成も、落ちも何となく読めるんですけど、、、読めるんですけど泣いてしまうんですよね。人と人がぶつかり合って、心と心を通わせ合って、何かを達成することに私自身が"素晴らしい"ことだと思っているから、ということもあるかと思います。

「努力は必ず報われる」

そんなことわざは僕のモットーであり、何かしら結果が付いてくるものだと信じています。このことわざだけ見ると、結果だけが受け取られがちだが、努力している=過程で苦労しているという部分が秘められているので、最後は結果が自然と付いてくるのだと私は思います。文章を書いたり、人に説明したりするのが得意としていない私ですが、Discover usでの記事執筆を定期的に挑戦していることで、ある程度まともな文章を書けてきたような気がします。

また、映画に対する考察も得意ではありませんでしたが、前々回執筆した『カラーパープル』では個人的には120%の考察とまとめができたように思います。そういう単純で、明快なメッセージをこの映画からも得られ、ワイティティ監督も信じているんだなと受け取ることができました。(エンドロール後にもちゃんとそう言ってますしね)

主人公ロンゲンが来ているTシャツが当選!

~おまけ~
株式会社ガイエのキャンペーンに応募して、Tシャツ当選しました。次回鑑賞の際は、このTシャツを着て映画をワイワイしながら観たいなぁ✨

映画コラボレーターはじめ

映画イベント『映画を観ない、映画交流会』主催

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2 件の返信 (新着順)
takae
2024/02/29 18:13

今日観てきた~!
もーーむちゃくちゃ刺さってまたもや大泣き😭😭 はじめちゃんの投稿読んですぐチケット予約したよ!観て良かった✨
ありがとう!!!


はじめ バッジ画像
2024/02/29 22:45

行動力、さすがタカエさんですね〜😊あれは泣けますよね、ほんと青春や友情は堪らないっす✨ストレス発散にももってこいですね♪

椿五十郎 バッジ画像
2024/02/28 22:03

実はお恥ずかしいことに、タイカ・ワイティティ監督の事を全然知らず、たまたま先日『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』を見て、かなり面白い映画だと思っていたら、監督・主演がワイティティさんでした。Xで人に教えてもらうまで、この人が『ジョジョ・ラビット』を監督して、ヒトラーまで演じていたと初めて知りました。マンダロリアンのエピソードまで監督してるとか!!見ているし、作品も好きなのに、存在知らなかったなんて恥ずかし・・。
今作も観たいです


はじめ バッジ画像
2024/02/29 16:32

監督だけじゃなく、俳優もしているなかなかのツワモノです(笑)
アイアンマンのジョン・ファヴォローも監督も俳優も両立していますね。ユニークな監督で本作もとても”彼らしい”作品に仕上がっているので、是非見てみて下さい✨