2024年マイベスト映画【劇場鑑賞編】
ランキングをつけるのが苦手が私です。どの作品にも、製作者さんたちの思い入れがあり、愛情があると思うので、私ごときがランキングとかおこがましいなんて思ってしまう訳ですよ(;^_^A それでも、心を鬼にして、劇場で見た映画に限定した2024年マイベスト3を発表たいと思います!
第3位!
🎦ラストマイル🎦

(2024年 日本 129分)
監督:塚原あゆ子
脚本:野木亜紀子
出演:満島ひかり、岡田将生 、ディーン・フジオカ、大倉孝二、火野正平 他
あらすじ(allchinemより) 流通業界最大のイベント“ブラックフライデー”の前夜、世界規模のショッピングサイトから配送された荷物が爆発する事件が発生する。その後も同じサイトの荷物が立て続けに爆発し、事態は連続爆破事件へと発展、日本中を恐怖に陥れていく。犯人像もその目的も分からない中、巨大物流倉庫のセンター長に着任したばかりの舟渡エレナは、チームマネージャーの梨本孔とともに、物流を止めることなく、さらなる被害の拡大を阻止するために、懸命に事態収拾と謎の解明に奔走していくのだったが…。 |
骨太の社会派サスペンスでとても面白かったです。今年の邦画は優秀な作品が多くて甲乙つけがたいのですが、今年見た邦画の中で、鑑賞時では一番面白かったと感じていました。
俳優陣の演技も良かったし(特に満島ちゃんの演技は完璧!)、監督・脚本・演出のバランスが良くて、さすが塚原監督と野木亜紀子さんのコンビだと思いました。最初から最後まで全く飽きることなく惹き込まれました。映画館で見ると必ず数分は睡魔に襲われる時間がある私なのですが(笑)、この映画に関しては、1秒もコックリすることはありませんでした。
「アンナチュラル」も「MIU404」も大好きなドラマだったので、どんな風にシェアード・ユニバースされるのかワクワクしながら見ていましたが、うまいこと本編と繋がっていて、見事でした。(これはギャラが、半端なさそう。。。なんて余計な心配をしてしまいましたけど)
そして日本の物流を担っているのはラストマイルの人たち、つまりドライバーさんたちであることを再認識させられました。私たちはポチッとすれば、翌日以降、へたすると当日に買ったものが届くのが当たり前と思っていますが、ポチった後に、沢山の人たちの連携があって、ベルトコンベヤーを止めることがないから、ちゃんと自宅まで予定通り届くのだということを改めて考えました。送料無料はどうなんだろう、とかも思ってしまった次第です。(でも、送料無料は正直有難い!)いろいろ考えさせられながらも、ハラハラドキドキの展開に手に汗握りました。
![]() |
![]() |
第2位!!
🎦グラディエーターII 英雄を呼ぶ声🎦

(2024年 アメリカ 148分)
監督:リドリー・スコット
出演:ポール・メスカル、デンゼル・ワシントン 、ペドロ・パスカル 他
あらすじ(allchinemaより) 第73回アカデミー賞で作品賞を含む5部門受賞に輝いた巨匠リドリー・スコット監督による傑作「グラディエーター」の続編となる歴史アクション大作。前作から20年以上のちの世界を舞台に、将軍アカシウス率いるローマ帝国軍に愛する妻を殺され、自らは奴隷商人のもとで剣闘士《グラディエーター》となることを余儀なくされた男ルシアスの壮絶な復讐の物語が壮大なスケールで描かれていく。 |
文句のつけようない面白さ。148分、1分たりともダレることなく引き込まれました。この映画に関しては個別に記事を上げておりますので、こちらを読んで頂けると嬉しいです。
➡https://community.discas.net/announcements/rcmlswluudjt8bp6
![]() |
![]() |
そして第1位は。。。。ジャジャジャジャーン!!
🎦侍タイムスリッパー🎦

(2024年 日本 131分)
監督:安田淳一
出演:山口馬木也 、冨家ノリマサ |、沙倉ゆうの 他
あらすじ(allchinemaより) 「拳銃と目玉焼」「ごはん」の安田淳一監督が、自主製作で時代劇に挑み、東映京都撮影所の協力を得てみごと撮り上げたSF時代劇コメディ。幕末に生きる本物の侍が、ひょんなことから現代の時代劇撮影所にタイムスリップしてしまい、はるか昔に江戸幕府が滅んだ事実に愕然としながらも、決意を新たに現代で生きていくべく“斬られ役”で身を立てようと奮闘する姿をユーモアとペーソスを織り交ぜ描き出していく。主演は長編映画での主演は初となる山口馬木也。共演に冨家ノリマサ、沙倉ゆうの。 |
口コミでどんどん評判が広がって、我が町のシネマでも期間限定で上映されました。まさに『カメ止め』現象ですね。そして本作も評判通り凄く面白かったです。笑いあり、涙あり、そして最後に感動もありの三拍子。131分があっという間でした。
突き抜けた脚本と、人情味のあるストーリー展開。時としてユーモア―があるので、劇場が笑いの渦に包まれて一体感が生まれ、なんかずっと笑顔でいられる作品でした。
高坂新左衛門を演じた山口馬木也さんという役者さんは、かなかなのイケメンさんでいらっしゃるし、演技も素晴らしかった!そして優子殿を演じた沙倉ゆうのさんがかわいらしくて、てっきり20代なんだと思っていたら、何と45歳と知り、びっくり仰天!
正直名前を存じ上げない役者さんばかりでしたが、皆さんの映画に対する愛、とりわけ時代劇に対する愛を感じました。
最高の映画でした!見終わった瞬間に、本年度のマイベスト1を確信しちゃった私です!
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
で、次点ベスト入作品たちはこちら。正直どの作品もベスト3に入れたい、というのが本音でございます😄
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
2025年も沢山の感動を映画からもらえますように。。。
では、皆さま、良いお年をお迎えくださいませ🎍

ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示ぬおおおおおおお!!
魔女様!
『侍タイムスリッパー』1位!嬉しい!!(´;ω;`)ウッ…(すみません・・)
まさにおっしゃってらっしゃることジャストミート!嬉しすぎるご紹介レビュー!
まだ未見の方、ぜひ飛べない魔女様のレビューを信じて、劇場へGoです!
(ほんと、ウザくてすみません・・)
順位付けは確かに抵抗もありますが、あくまで、その映画を観たご本人の気持ちであって、優劣をつけるものではないですから、個人的には、自分とは違う、人のランキングはちょっと楽しみにして拝見しています。ランキングはその時々で順位が入れ替わったりするので、そこまで確定的に見てはいませんが、その方の、どういう映画が好きなのか、とか、どういう視点で映画をご覧になっているのか、とかがわかってとても楽しいので、こうして記事を挙げていただいて、ありがとうございます。
(だから上から目線でウザい奴だ・・。本当にすみません・・)
ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示私もランキングをつけるのが苦手です(>_<) 今年も素敵な作品が多かったですね!そんな中「侍タイムスリッパー」!!映画の魅力を再認識した作品でした。安田監督の次作が今から気になります☺