2025年に観た映画(14) 「ファーストキス 1ST KISS」
2025年に観た映画(14) 「ファーストキス 1ST KISS」公開して時間が経つほどに当初の観賞意欲も徐々に失われてしまいがちですが、こちらの作品は脚本が「怪物」の坂元裕二氏、監督が「ラストマイル」の塚原あゆ子さんだと改めて認識し、やっぱり観逃がす手はないなと劇場に向かいました。いきなり本作の重要なシーンから始まる巧みなプロローグ。ここを最終地点として時間の軸
やり直しの人生に何を学ぶ?「ファーストキス 1ST KISS」
やり直しの人生に何を学ぶ?「ファーストキス 1ST KISS」久しぶりに悶絶級の良作品に出会った。 映画「ファーストキス 1ST KISS」である。 単純にコメディエンヌな松たか子が好きでドラマ監督としての塚原あゆ子が好きでドラマ脚本家としての坂元裕二が好き。 そんな理由から密かに楽しみにしてはいたが、公開翌日に観て、大衝撃を受けた。そそくさと2度目も観て
この冬、心がぽかぽかする素敵な作品に出合えました 🎦ファーストキス 1ST KISS 🎦
この冬、心がぽかぽかする素敵な作品に出合えました 🎦ファーストキス 1ST KISS 🎦(c)2025「1ST KISS」製作委員会 🎦ファーストキス 1ST KISS🎦(2025年 日本 124分) 監督:塚原あゆ子脚本:坂元裕二出演:松たか子、松村北斗、吉岡里帆、森七菜、リリー・フランキーあらすじ(allchinemaより):「花束みたいな恋をした」「怪物」の坂元裕二によるオリジナ
松たか子のチャーミングさが抜群『ファーストキス1STKISS』
松たか子のチャーミングさが抜群『ファーストキス1STKISS』長く倦怠期にあった夫が急死、残された妻はタイムトラベルする術を手にしたことで、夫の死を避けられるのではないかと過去で悪戦苦闘する。妻が夫と結ばれないために過去に戻って出逢うといかなり突飛な設定の話ですがそこは坂元裕二脚本ということでファンタジーでありつつ地に足もつけています。監督が目下勢いが止まらな
映画「1st Kiss」の試写会へ(ネタバレなし)
映画「1st Kiss」の試写会へ(ネタバレなし)とってもとっても幸運なことに、「1st Kiss」の完成披露試写会に当選して、一足早く観させていただきました。17,000人の応募の中の500人だったらしく・・・ 私は塚原あゆ子監督の大ファンで(塚原監督作品はほとんど見ている)、ドラマの「カルテット」が大好きで、そして「西園寺さんは家事をしない」
2024年マイベスト映画【劇場鑑賞編】
2024年マイベスト映画【劇場鑑賞編】ランキングをつけるのが苦手が私です。どの作品にも、製作者さんたちの思い入れがあり、愛情があると思うので、私ごときがランキングとかおこがましいなんて思ってしまう訳ですよ(;^_^A それでも、心を鬼にして、劇場で見た映画に限定した2024年マイベスト3を発表たいと思います! 第3位! 🎦ラストマ
2024年に観た映画(35) 「ラストマイル」
2024年に観た映画(35) 「ラストマイル」(c)2024 映画『ラストマイル』製作委員会「塚原あゆ子監督と脚本の野木亜紀子が再びタッグを組んだ、『アンナチュラル』『MIU404』と繋がるシェアード・ユニバース・ムービー」との宣伝文句に、(観賞前は)なんて商魂逞しいTBSの商業映画戦略だこと!と眉を顰めておりました。新作映画にかつての人気TV
映画『ラストマイル』観てきた
映画『ラストマイル』観てきた(c)2024 映画『ラストマイル』製作委員会 日本のドラマはいつしか面白さを失いつつあり、それは予算のせいだとか、SNSの普及により声高に避難されがちなコンプライアンス規制のせいだとか、単純にテレビ離れのせいだとかと理由付けされたりもするが、そんな中でも異彩を放つモノづくりのプロは存在する。それが
仕掛勝負で終わらない社会派エンタメミステリー『ラストマイル』
仕掛勝負で終わらない社会派エンタメミステリー『ラストマイル』先行する2本のドラマと世界観を共有するシェアードuユニバース映画。アメコミ映画などのおかげもあって浸透しつつスタイルかと思いますが、邦画ではまだまだレアです。2つのドラマの面々が登場した時には独特の高揚感がありました。しかもそれが顔出しに終わってないので良かったです。と書くと仕掛け勝負な一本のような
わたしの好きな映画「わたしの幸せな結婚」
わたしの好きな映画「わたしの幸せな結婚」シネマニストとして初めて取り上げる「私の好きな映画」は、大好きな塚原あゆ子監督の作品、「わたしの幸せな結婚」について書きたいと思います。 (c)2023 映画『わたしの幸せな結婚』製作委員会 初めてこの作品のことを知ったのは映画館で見た予告編で、予告冒頭を見た段階では“今人気の俳