【春画先生】偏愛ってつまりヲタクやん
こんにちは。
いつも佐藤健さんの作品の記事をかいているワタクシですが、本日は観てきたばかりの『春画先生』について書きたいと思います。
こちらですねー。
公式サイトによると
あらすじ
”春画先生”と呼ばれる変わり者で有名な研究者・芳賀一郎は、妻に先立たれ世捨て人のように、一人研究に没頭していた。退屈な日々を過ごしていた春野弓子は、芳賀から春画鑑賞を学び、その奥深い魅力に心を奪われ芳賀に恋心を抱いていく。やがて芳賀が執筆する「春画大全」を早く完成させようと躍起になる編集者・辻村や、芳賀の亡き妻の姉・一葉の登場で大きな波乱が巻き起こる。それは弓子の“覚醒”のはじまりだった 。
とあります。
そして特別映像には。。。
放送禁止用語のピーーー!ばっかりで何が何だかの特別映像!
これだけでいい。観る前はこれだけで。。。笑
普通の予告もあるのですが、それを観ないで、映画自体を先に観てほしい!って思います。
佐藤健ファンにはまずもって、「内野聖陽」さんが出てるってのもポイント高いですよね。
ドラマ『とんび』で旭のお父さんでハチャメチャながらこよなく息子を愛するお父さんでしたよね。
それだけじゃなく、私はドラマ『仁』の坂本龍馬役、『きのう何食べた?』のケンジなど、数々の作品でコミカルから渋い役までこなす役者さんで大好きなので期待値も高いのです。
そして春画にも興味がある。
春画って何か『見てはいけないもの』『おおっぴらに見れない』『隠れて楽しむもの』というようなイメージがあり、なかなか見ることができなかったので、映画で何か春画の楽しみ方を知りたい!と思って観に行ったのです。
映画の冒頭から度肝を抜かれる春画の登場の仕方!
まさか地震の揺れをあんな風に活かして描くなんて!!
これまでは日本映画でも取り扱いがタブーとされた性器部分の描写もしっかり描かれてちゃんと春画を見れる素晴らしさ。
変にボカされたりすると全然世界に入り込めなくて余計なイメージまで出てきちゃって、本当の絵画としての鑑賞を妨げられるんですよね。興ざめです。
それがない!!!
そもそも春画って“笑い絵”とも言われ、結構絵の中にくすっと笑える要素があるものもあり、当時の時代背景や文化を知るには一番解りやすい素材だと思うのです。隠してたんじゃ何もわからん。
ちゃんと性器を出したうえで、春画を鑑賞する時にはつい、目が行きがちなまぐわいの箇所をあえて隠して、その他の所を鑑賞する。
なんて事!!!
そうやって見るのかーーーー!!!
それはもうちゃんと出してるからこそこの鑑賞の仕方の妙が解るというもの。素敵です。
など、目からウロコな鑑賞法があちこちに。。。
これは、素敵。。。
そして、春画に描かれている女性と同じようなヒロインの弓子役の北香那さんの美しい肌と強い眼。
ちょっと古風な、慎ましやかな造形のお顔立ちなのに、春画を観た時の高揚感の表現がなかなかにエロくてかなり魅力的!ちょっと頬を赤らめ、瞳はどこか遠くの世界に飛んでいき、体の温度が上昇した?という演技は必見!
春画見てる時のヲタク感半端ない!!!これはもう推し活やん。笑
春画推しやん。
そうか、『偏愛』って色んなとこに書いてあるけど、『偏愛』ってヲタクの推し活なんやなー
と妙に納得してしまいました。
『春画先生』と呼ばれ、『春画』の研究をしてる先生も『春画ヲタク』やんーーー。
でも、進んでいくと春画ヲタクになる弓子かと思ったら、先生に惚れていくとは。。。
でも、まっすぐに一途に先生を愛して信念を持っている眼に私はやられちゃいました。
(先生もこの眼に。。。(*´艸`*))
北 香那さんはいい!!!
するんするんのお肌と柔らかそうな腕。ほどよい小ささの胸。そして鋭い射貫くような眼。
素敵。。。私は彼女に惚れたわ。。
そんな楚々と先生を思ってる所に現れたデリカシーの欠片もない辻村!(柄本佑さん)
予告にもチラッと映るんですが、素晴らしいパンツ履いてます!足長ーーー!
飄々とした感じがぴったりで流石のキャラ!!!
こいつがどんどん引っ掻き回すんですが、これがなんとなんと、本当の弓子を引き出す鍵になる奴とは!!!
リミッターが外れると物語はどんどん、あれ?春画は?春画の解説はどこ行ったのーーー?
どんどん、色んな『偏愛』が!!!偏愛だらけになっていくーーーーー
ここにまたまた、安達祐実さんが妖艶な姿で登場するんですよーーーー
昔『家なき子』を観ていた世代としては、彼女の色っぽい艶やかな姿に驚きながらも魅了されてしまった。
めちゃめちゃ色っぽい。。。足が綺麗ーーーそして偏愛っぷりがすごい!
そして気付くと、映画自体が春画では?!
そうなのです。
正に映画自体が春画の世界になっていくのです。
映像も美しく、男女の性だけではなく、色んな好みどんどん溢れて、こ、これが春画の世界か!となっていく映画でした。。。
私としてはもっと、春画ヲタクな場面が観たかったのですが、そこここに笑いの要素が散りばめられていました。
思い出は美しく儚く白で表現されたり(思い出はどんだけ美化されるのかって)
お手伝いの絹代さんまでなんだか混ざってきて「ええ?!」ってなるし、
何が何だか解らない世界観に迷い込みましたが、
終わってみると冒頭の華麗に嫌味な男をユーモアと溢れる知性で論破した先生は魅力的で
なのに、途中からオイオイな先生になって行くのも笑えます。
そしてやっぱり『偏愛』て究極のヲタクの物語だったのだなあと最後には行きついた次第でした。
ご興味湧いたら是非。
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投稿を表示レポートありがとうございます。この映画観たかったのですが、近くでは上映していなくて来年あたり?の配信されるのを待っていたので、とても嬉しかったです。内野さんもですが、私は北さんが好きな女優さんで、八木莉可子ちゃんのおとなりの銀河で興味を持って、大河で益々好きになった方で、お二人の偏愛というか、春画にも興味があったので、予告動画をみてどんな映画?って思っていたので、配信待ち遠しいです…本当は映画館で観ないとなんですが。これからも色々レポート楽しみにしてます。そして、来年は映画館へ行く回数増やしたい!です。
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投稿を表示きらぴさん、こんばんは。
春画って見ちゃいけないもののような固定観念ありますけど、レポート読んでてますます気になってきました。
春画を見るポイントなんて誰も教えてくれないけど、昔からある文化なんですよね…。
内野さんて頑固親父からオネエまで、ホントに幅広くて素敵で、私も好きです。
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投稿を表示きらぴさん🎵こんばんは
この作品のこと初めて知りました〜。
めちゃめちゃ興味わいちゃいました😁
内野さんはもちろん、北 香那さんは最近放送されてたドラマで脇役だけど素敵で「この女優さん誰?」って思ってました。
安達祐実さんはもう、小さいときから見てる方で最近はホント色気ありあり😂
紹介ありがとうございます
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