▫️ノクターナル・アニマルズ（Nocturnal Animals）
監督: #トムフォード
楽曲:  #アベルコジェニオウスキ (エスケイプ・フロム・トゥモロー、死霊館のシスター)
公開日:
2016.11.18🇺🇸
2017.11.03🇯🇵
出演:
#エイミーアダムス
#ジェイクジレンホール
#マイケルシャノン
#アーロンテイラージョンソン

*少し内容に触れてます。

#ゾディアック を鑑賞しジェイク欲求が昂ったので久しぶりに観た一本。

今回はブルーレイの画像に添えて感想を。

２回目の鑑賞となるが前日のゾディアック効果か...初見で受けたインパクトとは大分印象が異なった。

過激慣れしてしまった自分をふと獣であるかと錯覚してみたり...

冒頭1発目、真っ赤な背景に花火を持った全裸で踊る"肥えに肥えた女性"たち。ここはトム・フォードならではの表現なのか。スローモーションで揺れる#脂肪 と#全裸 を観て、気持ちよさを感じさせてくれる。トム氏は逆を狙っていたのかもしれないが、タロには快感でしかなかったことは事実。

肝心のストーリーだが#ノクターナルアニマルズ (夜の獣たち)というだけに、獣を連想させる悲惨な出来事が"夜"起きる。それは物理的なことから心情的なところまで。

全ては三人家族の事件から始まる。旅行中の家族は悲惨な形で妻と娘を失うい、生き延びた夫(ジェイク・ギレンホール)はリベンジをとマイケル・シャノン演じる警官と犯人を突き止める。

少し話が戻るが、この一連の出来事は元ジェイクの妻役エイミー・アダムスに突如送られてきた出版物(家族を失った夫が著者)を読んでいる彼女からの視点として表現されている。(と、タロは解釈している)

なぜこの出版物のドラフトを彼女に送りつけたかはここではあえて伏せておきたい。

果たして、夜の獣とは...

トム・フォードにとって"獣"とはなんなのか。タロは観る人それぞれ解釈が異なるようできていると感じた。ぜひみなさんの感想を聞かせていただきたい。

映画の創りそのものは、部分部分トムフォードらしさはでているとは感じたが、１５秒のCMなら成り立つ映像の断片が無理につなぎ合わさっているような違和感を感じる。偉そうなことを言うようだが、映画監督よりやはりデザイナーが本職なのか...

その反面、マイケル・シャノンの演技力が半端ない。彼がこの映画を救っている。出てきた瞬間、すべてがまとまる。これがマイケルの凄さ..と思わず見惚れるほど。ジェイク・ギレンホール の演技もイキイキとし、すべてが引き締まる。

アーロン・テイラー・ジョンソンの演技もいいが、マイケルが画面にいるといないとでは別次元。共演者を引き立てる名人と褒めて讃えたい。もちろん彼自身の演技はいうまでもない。

タロでした🙋🏼‍♂️

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