私の好きな映画

菅野美穂さん恐るべし！！最恐映画（さいきょうえいが）として日テレが激推し

している映画「近畿地方のとある場所について」

観るならネタバレなしで見て！

 

私は堺雅人さんファンとして見るべきだということでホラーとは知らずに観に行った（ミステリーかと思ってた）

恐ろしいのは菅野美穂さんの演技であり、赤楚衛二（あかそえいじ）さんも素晴らしい（仮面ライダークローズでもある）

 

自然体にして不思議な演技をする菅野さん、

スゴイのは優しい人が本気で怒っている時の演技。

 

ネタバレになるのでこれ以上は言えないがホラー映画というものの楽しみがわかった。

私、ヒューマンドラマや励みになるメッセージがあるものが好きなので

人がバンバン亡くなるシーンなどは本当に見てられない。

 

ただし、これ、映画館でホラー映画を観るとなると、

映像から眼をそらすことが許されない、という点がおもしろい。

 

若者やカップルが多く、映画「変な家」を観た時に雰囲気が似ている気がした。

 

ホラー映画というのは難しく、

演技が素晴らしくないと緊張感を引っ張っていけない。

怖がらせ方だって、紙芝居の通用しない、令和の時代にどうするのだろう？

苦心して作られる作品。

 

いやー、ネタバレできないが、

スゴイことになる。

そう来て、そう来るのか。

 

お化け屋敷、という表現が褒めてることになるのかわからないが、

良い意味でお化け屋敷として浸った。

いや、そうじゃないと夢見が悪くなるでしょ！ヾ(ﾟдﾟll)

 

これ４Dでもやってほしいなー。

 

入場時にもらえるお札の裏にあるＱＲコードを読むと

描きおろしの短編（４ページくらい）のものがあるのだけれど

これも素晴らしい。原作の背筋（せすじ）さんの文体と雰囲気もわかるし、

あぁ、そんな解釈がが・・・と

観てから読むべし！の内容が。

 

さァ、ホラー映画で世界を広げよう。

ホラー映画なんて全然理解できない私は世界が広がった気がしました。

 

「映画館に肝試しに行ってください！」

と菅野さんも番宣で言ってた。

 

なおトンネルのシーンは本物の心霊スポットだという（舞台挨拶より）

いや、ヤバイって！！変なもの映ってない(;^ω^)・・・・　

 

 

 

 

ここから先は少しだけネタバレありでいきます。

 

 

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賛否両論ありますが、

これレビューを見すぎるとネタバレします。

 

終盤を酷評している方について言えるのが、、

裏を返せば、あぁ、したことで怖くなくなった、

ということで

映画館を出るときに厄払いはできるのだ。

ホッとした人もいるが、それだけ怖かったのだ。

 

ホラー映画ではなくなる？

とはどういうことか、は観て確かめて欲しい。

 

僕の場合は逆に、よくぞあそこまでやった、と思えた。

あそこまでやるとさすがにフィクションなんだ、と思わされるが

その思い切りがすごい。

 

嬉しかったのが、VHSビデオが出てきたときの映像処理で

トラッキングというゲジゲジのノイズを上下させて合わせるのが懐かしかった。

さらにニコニコ生放送をそのまま使ってくれたのがすごい。

きちんとスラングも出てきた（本物はもっと下ネタいうけどね(^▽^;)

 

ホラー映画は役者の演技が際立つというのも言える、

私、すごい印象に残った台詞が

失踪した編集長の

「妻をどうしてくれんだよ・・・・」

これに想いが籠っていて怖い。

だって、今の世の中って人の因習を受け過ぎて

変わってしまう人だっている。

その業は人か、人ならざるものの力か、、、、、

と、いうことでダメ沢直樹（ウェルダン穂積）でした。

 

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