良くも悪くも就活版『キサラギ』なミステリー『六人の嘘つきな大学生』
良くも悪くも就活版『キサラギ』なミステリー『六人の嘘つきな大学生』■六人の嘘つきな大学生(c)2024「六人の嘘つきな大学生」製作委員会《作品データ》浅倉秋成原作のミステリー小説を『キサラギ』や『名もなき世界のエンドロール』を手掛けた佐藤祐市監督、劇団「東京マハロ」主宰の矢島弘一の脚本で映画化したミステリー映画!大人気のエンタテインメント企業スピラリンクスの新卒採
噓つきは誰だ?『六人の噓つきな大学生』
噓つきは誰だ?『六人の噓つきな大学生』六人の若手演技派が集まったほぼワンシチュエーションの舞台劇にも似た作品。会話劇なので6人の技量が試されますが、6人が6人とも大健闘し、映画を最後まで引っ張ってくれます。大きな山場を乗り越えた後のいわゆる解決編がまた一ひねりあって面白かったですね。2時間弱の上映時間ということもあって一気に駆け抜ける爽
前半と後半で全然違う映画に!『もしも徳川家康が総理大臣になったら』
前半と後半で全然違う映画に!『もしも徳川家康が総理大臣になったら』『テルマエ・ロマエ』、『翔んで埼玉』と無茶苦茶な設定を力業と笑いで押し切った武内監督らしい一作だと思ったのですが、前半と後半で全然違う映画に仕上がっていて驚きました。前半は偉人のいわゆるパブリックイメージを誇張したらこうなるという”監督らしい笑い”のパートでしたが、後半は一転して社会派テイストに。実