ゲームが題材になったおすすめ映画3選
Discover usの1月のお題「ゲームが題材になったおすすめ映画〇選」。
ゲームが題材になった作品といえば近作では「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」や「ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り」といったゲームの映画化作品がありますが、今回はネットゲーマーにおすすめの映画という視点でご紹介したいと思います。
まず1つ目は「マッド・シティ 操作された都市」(2017・韓)

韓国映画なのでマイナーかもしれません。
主人公はリアルでは無職ながらFPS内では「隊長」と呼ばれて慕われている凄腕ゲーマー。
その彼が突然身に覚えのない殺人の罪を着せられ、刑務所に収監されてしまいます。
彼の無実を信じて再捜査を嘆願する署名活動を行っていた母親が絶望のうちに自死したことを知った彼は、脱獄して自身の潔白を証明する決意をするのです。
完全に文脈が男子の夢と希望が詰まった無双系ラノベなんですが、それを本気で映像化したらこうなりましたという快作!
本筋にはそこまで重要でないはずなのにやけにガチな監獄シーン。
隊長の無実を証明する為に集まってくるメンバーのコテコテさ。
FPSの中では髭面のおっさんで動きも鈍いメンバーが実はリアルでは凄腕ハッカー女子だったり。
他にも建築家の教授やVFXアーティスト、電気工事士、アダルトサイト運営者と言った曲者メンバーがそれぞれのスキルを活かして目的の為に協力し合う熱いチームものでもあるのです。
アクションもキレキレ。
初期の予告編はそのよさがほとんどわからなかったんですが、こちらの再編された予告編では作品の魅力がだいぶ分かりやすくなっているので是非ご覧ください。
全編を通じて半端のない熱量に包まれている作品なので本当に激推しです。
2つ目「レディ・プレイヤー1」(2018・米)

膨大なプレイヤー数を誇る「オアシス」というネットゲームの開発者が、ゲーム内に隠した3つのイースターエッグを全て見つけ出したプレイヤーに自身の遺産を譲るという遺言を残し、世界は騒然となります。
主人公たちは隠されたヒントをひとつずつ読み解きながら鍵を見つけるのですが、その中で出てくるのが無数の映画のオマージュ。バックトゥザフューチャー、スパイダーマン、シャイニング、13日の金曜日、AKIRA、etc、etc……。少し昔の有名タイトルてんこ盛りです。
ネトゲプレイヤーが初めてリアルで対面する時の描写もネトゲのオフ会あるある。
実は原作の小説の方が面白いのですが、映画はまずその世界観を知るものとしてはよくできていると思うので、気になった方は是非映画をご覧になってみて下さい。
そして3つ目。
残念ながらこの作品はなぜかDISCASではレンタルできないようですが……
そのタイトルは「フリー・ガイ」(2021・米)

この作品、予告編やポスターだけ見ると「ああ、ゲーム内キャラがメタな視点で動く話かー、最近よくあるよね、なんならトイストーリーとかもそういう話だよね」という印象になってしまうのですが、この作品の肝はそこではない。
実はこの作品のストーリーは、自立AIの制作者が、自分の作ったプログラムが他のゲームに盗用された証拠を探す為に、自我を持ったAIキャラと協力して事件を解決するというものなのです。
この構造の面白さが本作の魅力なのでそれが予告編で分からないのは非常にもったいない。
また、「ガイ」がある目的の為にレベルを上げる為にいろいろな行動をとる描写はゲームあるあるが詰まっています。
是非ゲーマーの方々にニヤニヤしていただきたい。
という訳で、以上、ネットゲーマーにおすすめのゲームを題材とした作品3選でした。
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執筆者:Kelly
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投稿を表示3作品の紹介ありがとうございます👍️レディ・プレイヤーは見た事有りますが昔なので、是非、三作品、見たいですね😉