【ネタバレ】外国人限定で実写化してほしいアニメ映画『劇場版 銀河鉄道999』


【劇場版 銀河鉄道 999】
1979年公開/日本/ファンタジー、アドベンチャー、SF、アニメ
松本零士原作の壮大なスケールのスペース・ファンタジー。TVシリーズとは別のキャラクターデザインで作られた劇場用オリジナル作品!ゴダイゴの歌う主題歌もヒットした。
劇場版公開 45周年を記念し『銀河鉄道999 4Kリマスター版』を12月13日(金)より2週間限定で全国リバイバル上映!!
《STAFF》
監督:りんたろう
音楽:青木望
プロデューサー:今田智憲
脚本:石森史郎
《CAST》
星野鉄郎:野沢雅子
メーテル:池田昌子
クレア:麻上洋子(一龍斎春水)
車掌:肝付兼太
キャプテン・ハーロック:井上真樹夫
クイーン・エメラルダス:田島令子
大山トチロー:富山敬
プロメシューム:来宮良子
ナレーター:城達也
私が"実写化してほしいアニメ映画"にこの作品を選んだのは、もうすでに実写化しているものもあるけど、日本人が演じるとやはりコスプレ感が否めない上、忠実に再現するのが非常に難しいアニメだと思っているからです。
だけど、このアニメをナタリー・ポートマンなど2次元キャラを演じても違和感のないハリウッド女優が演じたなら…と壮大な妄想をしてのノミネートです。笑
※これ以降は、『劇場版 銀河鉄道999』4Kリマスター版を観ての感想ですが、ネタバレを含みます。まだ一度もご覧になった事がない方は、気をつけてください!!
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劇場版は鉄郎のビジュアルがややカッコよくなっている他にも、メーテルとの出会いから内容はかなり変更されていました。(原作に忠実な幼少期から5年後の設定なので、成長してややイケメンになった模様。メーテルとの恋愛に違和感を少なくする為との噂もあり)
目立つ特徴は、脱ぎっぷりの良いメーテルのお色気シーンがほとんどなく、名脇役の1人であるクレアさんの健闘ぶりがさらに重要度を増していたり、ハーロック・トチロー・エメラルダスなどの豪華メンバー出演で助太刀がとても多かった気がします。
そして、機械化人となることについての葛藤、機械伯爵への復讐、於いては機械化惑星を滅ぼすことを中心として集約された物語となっていました。
その中で、親子愛や友情、恋愛、別れなどの鉄郎少年の心を激しく揺さぶるような経験もたくさんして、青春の1ページとして彼の胸にしまわれるのでした。
観客の心にも深く響きます。
本当に幼い頃から、鉄郎はとても気の毒な境遇の子どもでした。理不尽な目に遭い、孤独で貧しい幼少期。少年になっても、報われることなく...。
だけど鉄郎は、ずっとそんな状況なのにちっとも擦れてないし、悲観したりすることなく逞しく生きてきました。
どんなに無謀な夢だとわかってても、もうダメだ...と絶望してしまう様な状況になっていても、決して諦めない鉄郎の強い信念に尊敬の気持ちが溢れて涙が止まらなかったです。
松本零士先生の描く主人公は、ハーロックの様なイケメンばかりでなく、トチローや鉄郎の様に"見た目は冴えないけど、誰よりも勇敢で優しく男らしい人物"だったりします。
所謂「男の中の男」であるトチローや鉄郎は、エメラルダスやメーテルと言った極上の女性に見そめられ愛される運命なのだと感じます。
それにしても、劇場版のメーテルの美しいこと...
見た目はもちろん美女ですが、特にメーテルの声(池田昌子さんの声)が好きで、なんて高貴で優しげな声だろうと感じます。
私は自分の声があんまり好きじゃないので、こういう声になりたかったな~と毎回思います。
そして鉄郎は、辛い過去を乗り越えてきたけど、ものすごい強運の持ち主でもあると感じます。
そういった意味でも"選ばれし者"であり、最初から戦士の銃を引き継ぐ運命にあったのだと....。
愛する人との辛い別れがあり、また一人になった鉄郎が前を向いて歩き出すと共に、ゴダイゴの歌う「The GalaxyExpress 999」が流れ、エンドロールへ。
その歌詞が鉄郎の心情をそのまま映し出した様な、切なくも力強い言葉で綴られていて涙を誘います。
ツッコミどころはたくさんあるけど、999はこれでいい。
一生忘れられない名作として思い出に残る作品です。
もしも見た事がない方がいたら、ぜひ一度は鑑賞していただきたいと思います。


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投稿を表示スゴすぎる~✨U子さんメーテルカワイイ~✨美しすぎる✨
ナタリーポートマンも大好きだけど、メーテルはU子さんで!
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投稿を表示素晴しい!すた☆みなさんのお言葉に同感です。『銀河鉄道999』はテレビ版でも原作者の意図を大事にしていましたが劇場版では、より鉄郎の心情をきめ細かく描いていました。あの感覚を実写版に移すのは出演者全員に原作漫画を読み込んでもらう必要があると思います。
実は私も外国人を入れてなら実写映画化してもらいたい漫画・アニメ作品があります。すでに実写映画化されているので気に入っている方は気を悪くされないようお願いしたいのですが、その作品は『鋼の錬金術師』です。特にエドやマスタングなどは日本人ではどうしても違和感が強い。ヨーロッパ系の俳優を使い、スカーたちイシュヴァール人は中近東出身の俳優で、シン国人を日本の俳優にしたなら世界を顧客に狙えると思うのです。あと、エドの声は絶対に朴璐美で吹き替えをしてもらいたい。と、ほとんど妄想に近い願望ですが。
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投稿を表示実写版のメーテルはU子さんで決定です!!