猛暑を吹っ飛ばせ!な身の毛もよだつホラー映画【恐怖別】19選!
こんにちは!
そぜシネマです。
『今日何観よう?』のお手伝いができるように
お茶の間や映画館からつながる良質映画を厳選紹介しています。
風と気温が心地良い春も終わりをつげ、いよいよ暑い夏がやってきます。
今年も酷暑が予想されますが、そんな時は冷たいものを食うのも良し、クーラーや扇風機をガンガン効かせて涼むも良しですが、身体の中からじわじわと引く特効薬がホラー映画です。
ただのホラー映画と言っても作品によってさまざまな【恐怖】があります。
今回は、そんな酷暑を吹っ飛ばすほどのオススメホラー映画を恐怖別に一気19作品ご紹介します!
ジャンル別目次
【未確認物体系~ラストが絶望しかない~】:3作品
【オカルト悪霊系~トラウマキャラ爆誕~】:4作品
【人間って怖い系~サイコパスすれすれ~】:6作品
【見ていて痛い系~絶対そこに居たくないよ~】:3作品
【世にも奇妙な物語系~ぶっ飛んだ世界観に鳥肌~】:3作品
【未確認物体系~ラストが絶望しかない~】No.1-3
1.遊星からの物体X
製作年 :1982年
製作国 :アメリカ
上映時間:109分
監督 :ジョン・カーペンター
<あらすじ>
1982年の冬、南極基地にいる12人の隊員が10万年以上も氷の中に埋まっていたエイリアンを発見する。氷が溶け出てきたエイリアンは、次々と形態を変えながら隊員たちに襲いかかる。
これが38年前に撮られた作品なのに驚愕。今見ても色褪せてないし、CGがなかった分、リアルに拘っており、グロさはトラウマレベル。
色々醸し出したまま回収しきれない伏線がいくつかあってそれがファン達で今でも議論しているのは素晴らしい。全てのエイリアン映画の御先祖様的な名作。
あと、原題の”The Thing”を「遊星からの物体X」まで解釈しまくった邦題も正解だと思う。
寄生獣好きな皆様。これまんまですよ💁🏻♂️
2.ライフ
製作年 :2017年
製作国 :アメリカ
上映時間:104分
監督 :ダニエル・エスピノーサ
<あらすじ>
6名の宇宙飛行士が火星で発見した<未知なる生命体>。彼らは知らない――。世紀の発見が大惨劇を招くものになることを。それは、かつて火星を支配した、まぎれもなく宇宙最強の生命体。小さく美しく、無駄なものは一切ない知能と筋肉だけでできている。どんな状況でも生き続け、相手にあわせて進化する。最初のターゲットは人間。6人の宇宙飛行士。地球にたどりつく<命(ライフ)>は果たして。。
【未知との遭遇と終わりの始まり】
国際宇宙ステーションのクルー達が火星で未知の生物収集に成功。みんなで愛と希望を持って培養して行くが、だんだん大きくなり次第に知性を持ち始め、暴走し出した物体Xとの死闘が幕を開けるが。。
いやー完全見逃してた秀作。名前がありきたり過ぎて損してるね。内容素晴らしいのにタイトルパンチがないのはもったいない。
なによりカルビン君が怖すぎて。。
狭いISSの中で自由自在に動き回り一人一人追い詰められて行くクルー達。敵意と言うよりは生存本能が半端ないので自身を脅かす存在は排除に回る。それに知性と筋力が加わるともう。。。。
「そうか、コイツが火星を滅ぼしたのか」。
可愛がっていた感情が恐怖に変わるのはさながら「グレムリン」「ストレンジャーシングス」
のよう。
そして衝撃のラストよ。稀に見る絶望感漂うあの後味の悪さは「ミスト」「ソウ」レベル。
「宇宙」×「未知との遭遇」の組み合わせってほんと怖い。
キャストもA級揃いで安心して観てられました(真田広之流石でした。)
続編も作れる脚本にしている感じだが多分本作が成功しなかったのかな。。俺はあの後のストーリーみたかったなあ。まだ観てない方は是非!
3.ミスト
製作年 :2007年
製作国 :アメリカ
上映時間:125分
監督 :フランク・ダラボン
<あらすじ>
『ショーシャンクの空に』『グリーンマイル』のフランク・ダラボン監督がスティーヴン・キングの小説を映画化。霧の中に潜む謎の生物に追いつめられ、常軌を逸し、やがて極限状態に陥っていく姿を描いたパニック・ミステリー。
スティーブン・キングmeetsフランクダラボン!
この文字と映像の巨匠がタッグを組んで送り出した本作は映画史に残る超絶バッドエンド(内容は決してバッドではありません)。
謎の霧に閉じ込められ、外に出ると何者かに殺られ、不安・不信が募って人間同士が憎しみ合うこの地獄絵図よ🤦🏻♂️全編を通じて描かれる不穏な雰囲気は体験して欲しい。
ただかなりメンタル来るので体調は万全にしてから挑みましょう笑
【オカルト悪霊系~トラウマキャラ爆誕~】No.4-7
4.ヘレディタリー/継承
製作年 :2018年
製作国 :アメリカ
上映時間:127分
監督 :アリ・アスター
<あらすじ>
グラハム家の祖母・エレンが亡くなった。娘のアニーは、過去の出来事がきっかけで母に愛憎入り交じる感情を抱いていたが、家族とともに粛々と葬儀を行う。エレンの遺品が入った箱には、「私を憎まないで」というメモが挟んであった。その後奇妙な出来事がグラハム家に頻発し一家は修復不能なまでに崩壊。そして想像を絶する恐怖が彼女たちを襲う。グラハム家に隠された秘密とは。
「ミッドソマー」のアリアスター監督のホラー作品が本作。ずっと存在と評判良いのは知っていたのだけど、もうトレーラーみたらイヤー!てなるレベル。
ついに観てしまった。。はい、その夜は明かりつけて寝たよ。本当に怖かったです。
ただ、やはりクオリティは高かった。色々な伏線だらけで最後のシーンは?となったけどエンドロールで考えてて、気づいた時の鳥肌といったら。。
もう二度と観たくないけど、観て良かった。
うだるような夏に観るとクーラー知らずだよ。
5.哭声/コクソン
製作年 :2016年
製作国 :韓国
上映時間:156分
監督 :ナ・ホンジン
<あらすじ>
平和な田舎の村に、得体の知れないよそ者がやってくる。彼がいつ、そしてなぜこの村に来たのかを誰も知らない。この男につい ての謎めいた噂が広がるにつれて、村人が自身の家族を残虐に殺す事件が多発していく。村の警官ジョングはよそ者を追い詰めていくが、そのことで村は混乱の渦となっていき、誰も想像できない結末へと走り出す――
平和な田舎の村に、身内を殺す事件が多発していく。時を同じくして、山奥に日本人が住み着く。彼が悪霊だとにらんで、街の仲間と真相を探り出すが。
もう國村隼劇場。韓国映画なのに完全に彼が主役を食っていた。
前半はちょっと冴えないゾンビ映画かと思ったが、後半は一転して呪術が飛び交うエクソシスト映画に。最後のバッタンバッタンたたみかけるどんでん返しが狙いすぎてやや興ざめしたが、全体通じて楽しんで(ハラハラして)観れた。
しかし、國村隼 すげえわ。あの目のクマはもはや武器やね。
結構なトラウマ映画です。
6.リング
製作年 :1998年
製作国 :日本
上映時間:95分
監督 :中田秀夫
<あらすじ>
ちまたに勃発する原因不明の突然死。呪いが込められたビデオテープの存在の噂は、都市の人々の間に急速に広まっていった。テレビ局に勤める浅川玲子は、取材中にそのビデオテープを観てしまう・・・。
ジャパニーズ・ホラー・ブームの火付け役となった大ヒット作。
日本独自の効果音やカメラワーク、そして間の不気味さが怖さを極限まで表現している。
キャストも今見れば豪華よね。松嶋菜々子に真田広之、中谷美紀、竹内結子等
そして名物のラストシーン。
あれを初見で見るとほんと
『ギャー――――――』言いたくなるよね。
ストーリーも良くできていて、自信を持って勧めれる良質な日本ホラー。
7.マリグナント 狂暴な悪夢
製作年 :2021年
製作国 :アメリカ
上映時間:111分
監督 :ジェームズ・ワン
<あらすじ>
ある日を境に、目の前で恐ろしい殺人を目撃するという「悪夢体験」に苛まれはじめるマディソン。予測不能な素早い動きと超人的能力で、人々を殺していく漆黒の殺人鬼。彼女が夢の中で見た殺人の数々は、現実世界でも起きてしまう――。 ついにその邪悪な手がマディソンの元へ届くとき、その“狂暴な悪夢”の正体 が明らかに。
ソウオリジナル監督による新感覚ホラー。
めちゃくちゃ高い完成度。ストーリーも伏線も映像も素晴らしい。
前半は?と違和感の連続が押し寄せるが、後半はしっかり回収してくるし何より予想だにしなかった展開に驚愕。
ガブリエル。。また新たなカルトキャラの誕生やね。これはビビるわー😱
ちなみに舞台が昔住んでいたシアトルなので親近感?あるし、作中に出たアンダーグラウンドツアーも実際にあるガイドツアー。雨のシアトルはホラー映画に丁度いい。
極上のホラー映画。
【人間って怖い系~サイコパスすれすれ~】No.8-13
8.関心領域
製作年 :2023年
製作国 :イギリス・ポーランド・アメリカ
上映時間:105分
監督 :ジョナサン・グレイザー
<あらすじ>
空は青く、誰もが笑顔で、子供たちの楽しげな声が聴こえてくる。そして、窓から見える壁の向こうでは大きな建物から黒い煙があがっている。時は 1945 年、アウシュビッツ収容所の所長ルドルフ・ヘスとその妻ヘドウィグら家族は、収容所の隣で幸せに暮らしていた。スクリーンに映し出されるのは、どこにでもある穏やかな日常。しかし、壁ひとつ隔てたアウシュビッツ収容所の存在が、音、建物からあがる煙、家族の交わす何気ない会話や視線、そして気配から着実に伝わってくる。壁を隔てたふたつの世界にどんな違いがあるのか?平和に暮らす家族と彼らにはどんな違いがあるのか?
ドイツ人一家の裕福な生活と日常をひたすら俯瞰する映画。
ただし序盤に場所がアウシュビッツの塀の外であることがわかると彼らの日常に流れている騒音や金切り音、時々罵声と共に鳴り響く銃声、空を見上げると焼却炉の煙突から立ち上る煙が全て意味を成していく。
全く直接的な表現や演出は無い。
これが全て【間接的】なのが恐怖でしかない。
人間の【見えない部分・知らない領域に恐怖を覚える】特徴を最大限に引き出している作品。
ありとあらゆる”ヒント”を示し続けることで勝手に観客が各々恐怖を増長させていく。
繰り返すが、流れている映像はごく普通の一家の日常。そこにある暗黒の世界史の要素を入れるだけで一気に胸糞映画に。
一家が普通に過ごせば過ごすほど、トラウマ度は増していく。庭のガーデニング、子どもたちのプール開き、夫の転勤による引越しを拒絶し今のアウシュビッツの生活を手放さない妻。トップの父を尊敬している子どもたち。
関心領域というタイトルはつまり【無関心の領域が存在する】ことをうまく強調している。
その対象がユダヤ人であり、彼等の死であり、そしてアイデンティティ全てが無関心の対象となっている。
『愛の反対は憎しみではなく無関心』。
マザーテレサの言葉だが、 例え彼らが差別を直接的にはしていなくても彼らの生活・仕打ちに無関心であれば、それは差別に加担しているのと同罪ともいえる。
音楽も常時流れる不快音が結構メンタルにくる。エンドロールのあの音色はもうすぐにでも席を立ちたかったが最後まで聞き続けてしまったのはある意味、私がこの作品の残酷な世界観に関心を抱いていたからだろう。
恐ろしい映画。観るなら是非映画館で。音響がかなり重要です。
9.ライトハウス
製作年 :2019年
製作国 :アメリカ
上映時間:109分
監督 :ロバート・エガース
<あらすじ>
1890年代、ニューイングランドの孤島に二人の灯台守がやって来る。彼らにはこれから四週間に渡って、灯台と島の管理を行う仕事が任されていた。だが、年かさのベテラン、トーマス・ウェイクと未経験の若者イーフレイム・ウィンズローは、そりが合わずに初日から衝突を繰り返す。険悪な雰囲気の中、やってきた嵐のせいで二人は島に閉じ込められてしまう……。
大好きなA24が満を持して送る最狂映画。
いやー。これは久々に精神にきたよ。
モノクロの中でのほぼ登場人物2人だけの閉鎖空間で第一印象は最悪。険悪な中の数週間過ごす先行き不安を定期的に鳴らされる重苦しい灯台の音で表しているような。次第にお互いの精神が崩壊して酒で気が狂っていく2人の病が観ている側にも感染していくような恐怖を覚える。
ラストシーンの最後の鍵を手に入れた先の光景と主人公の結末は衝撃的。
ほんとすごいわ。胸糞映画の傑作。
大好き。
10.ハウス・ジャック・ビルト
製作年 :2018年
製作国 :スウェーデン・デンマーク・ドイツ・フランス
上映時間:152分
監督 :ラース・フォン・トリアー
<あらすじ>
魅了され、狂わされ、果てしなく堕ちる――1970年代の米ワシントン州。建築家になる夢を持つハンサムな独身の技師ジャックはあるきっかけからアートを創作するかのように殺人に没頭する・・・。彼の5つのエピソードを通じて明かされる、“ジャックの家”を建てるまでのシリアルキラー12年間の軌跡。
〈超絶自己中で潔癖症のサイコパス殺人劇場。あなたは途中退席かスタンディングオベーションかどっち?〉
潔癖症の連続殺人鬼が最初の殺人から自分の理論で殺人をアート目的と解釈して殺人を重ねていく12年間を彼の独白を通じて描く。
いやー、相当パンチの効いたスーパー胸糞ブラックコメディ映画でした。。カンヌで途中退席した続出&スタンディングオベーションの超賛否両論分かれたのが面白い。
初めのユマサーマン殺人事件wまでは普通の「やってしまった感情」を持ち合わせていた普通の人間だったが、そこから殺人に躊躇なくなるサイコパス化してからは過去習っていたクラシック音楽と自分に酔いしれたストーリーテリングで進んでいく。
具体的に彼が殺した62(警官入れたら)の殺人の内5つを紹介されるがどれも胸糞レベル。特に子連れ母と元カノのは目を逸らしたわ。最後の彼の行いをタイトルに見立てたのもシュール。
その結果は明確には語られないがラストは突然ファンタジー映画の主人公のような感じに。。
巧い!と思ったのがエンドロール。レイ・チャールズの『Hit the road Jack 』という曲。サビの意味は「ジャック二度と戻ってくるな!」
作品としては面白い。
ただもう観たくない。
ちなみにこれオンライン英会話でティーチャーが人生で一番好きな映画として紹介してもらってみたのだけどもうその人は指名しなくなりましたw
11.エスタ―
製作年 :2009年
製作国 :アメリカ
上映時間:123分
監督 :ジャウム・コレット=セラ
<あらすじ>
3人目の子を死産して塞ぎ込むケイトを思いやり孤児院から養女として9歳のエスターを迎え入れる。
初めは音楽や美術の教養もあり礼儀正しくまるで同年代の子とは思えない知見でケイトや夫のジョンは一目でがっちり持っていかれてしまう。そこから起こる数々の事件。そしてエスターの過去を探るうちに家族や彼女をいじめる関係者が巻き込まれていく。エスターとは何者なのか。
これは面白いわ。ホラーでもありサスペンスでもある。
ただ怪奇現象や呪い、オバケで持っていかないストーリーが秀逸。終始子供達やジョンがもどかしかったがケイトが気持ち良く動いてくれるのでそこは帳消しね🙅🏻♂️
ラストはほんまどんでん返しやね。これはネタバレ厳禁な映画です。しかも観た後調べたら実際に同様の事件もあるらしく、まさにStranger than Fictionだなあと思った次第🤔
エスター役のイザベルファーマンは23歳。インスタでこの時の面影残しながらすっかり良い女優になっててなぜかホッとしました☺️
12.ミッドサマー
製作年 :2019年
製作国 :アメリカ
上映時間:147分
監督 :アリ・アスター
<あらすじ>
家族を不慮の事故で失ったダニーは、大学で民俗学を研究する恋人や友人と5人でスウェーデンの奥地で開かれる“90年に一度の祝祭”を訪れる。美しい花々が咲き乱れ、太陽が沈まないその村は、優しい住人が陽気に歌い踊る楽園のように思えた。しかし、次第に不穏な空気が漂い始め、ダニーの心はかき乱されていく。妄想、トラウマ、不安、恐怖......それは想像を絶する悪夢の始まりだった。
何かが変だ。いや、全部ヤバ過ぎた。。
最初観始めと最後観終わりの感想。コレはくるわ。。
スマパンのサイミアーズドリームみたいなジャケなのに内容はトラウマ級の悪夢。
スウェーデン旅行に行ったらひたすらにバッドトリップ🍄。
そこではずーっと昼が続く夏至なのに何故かとことん暗い。
みんな白装束で楽しそうなのに印象は限りなくダーク。
最初から予言と伏線だらけだけど最後まで回収出来ず。ネタバレよんでようやく回収出来るたけしの挑戦状みたいな。
オカルトでカルトだけど明らかなギャグ映画。
何言ってるかわからないでしょ。
うん、それがこの映画。猛烈に残るよ。
また観たいかも。
13.ザ・メニュー
製作年 :2022年
製作国 :アメリカ
上映時間:106分
監督 :マーク・マイロッド
<あらすじ>
太平洋岸の孤島を訪れたカップルのマーゴとタイラー。お目当ては、なかなか予約の取れない有名シェフ、ジュリアン・スローヴィクが振る舞う、極上のメニューの数々。「ちょっと感動しちゃって」と、目にも舌にも麗しい、料理の数々に涙するタイラーに対し、マーゴが感じたふとした違和感をきっかけにレストランは徐々に不穏な雰囲気に。なんと一つ一つのメニューには想定外の“サプライズ”が添えられていた…。果たして、レストランには、そして極上のコースメニューにはどんな秘密が隠されているのか?そしてシェフの正体とは…?
孤島にある超有名シェフのレストランを舞台に、極上のコース料理が振る舞われるが料理毎に衝撃のサプライズが。
一度食べたら二度と戻れない。体験型サイコサスペンス映画。
もう設定が大好き。各料理が出される前には毎回シェフによるコンセプトと料理の紹介が。
最後に文字付きで表示される料理が実に美味そう。
ただフルコースを普通に食べられるのは選ばれし客達。集められた客は過去に“食”に対して
冒涜してきた人達。それをシェフが罪を償わせる設定はソウのジグゾウぽくて好き。
そして締めのデザートはもろミッドサマーよね🔥😱🔥
私は大好物な作品でした。ご馳走様でした😋
【見ていて痛い系~絶対そこに居たくないよ~】No.14-16
14.ソウ
製作年 :2004年
製作国 :アメリカ・オーストラリア
上映時間:103分
監督 :ジェームズ・ワン
<あらすじ>
猟奇殺人鬼が命の大切さを学ばせようと、命を粗末にしている二人を拉致する。二人は生き残りをかけたゲームに参加させられ、助かるためには戦うか、さもなくば殺されてしまうという…。
これ映画館で観た時はマジすげーと思った。やっぱりオリジナルが最高。
後世に語り継がれるシリアルキラージグソウ爆誕。
以降、シリーズ化する毎に中身が無くなっていく。。ファイナルは盛り返したけどね。
思い出しながら楽しめました。「CUBE」とか「ゲーム」好きな人にはがっつりハマると思う。
15.暁に祈れ
製作年 :2017年
製作国 :アメリカ・イギリス・カンボジア・フランス・中国
上映時間:116分
監督 :ジャン=ステファーヌ・ソヴェール
<あらすじ>
ボクサーのビリー・ムーアは、タイで自堕落な生活を過ごすうちに麻薬中毒者になってしまう。ある日、警察から家宅捜索を受けたビリーは逮捕され、タイで最も悪名高い刑務所に収容される。そこは殺人、レイプ、汚職が横行する、この世の地獄のような場所だった!死と隣り合わせの日々を過ごすビリーだったが、所内に設立されたムエタイ・クラブとの出会いが彼を変えていく。世界的なベストセラーをベースにした真実の物語。
元プロボクサーがタイで麻薬中毒中にガサ入れ入ってタイの極悪刑務所に打ち込まれる話。
いやー、これはヤバい。全てがリアル。
撮影は本物の刑務所。全身&顔面タトゥーまみれの囚人達も全員おつとめ経験者で牢屋内の集団リンチ、ドラッグ、レイプも日常茶飯事の地獄そのものを表現。ムエタイコーチもオリンピック金メダリストだったりレディボーイも本物だったりリアルを追求した監督の覚悟が伝わってくる。
そんな地獄を本人目線でノンカット回しでいくのですっかり擬似体験させられてしまい嫌な汗出てくる。そして何よりショックだったのはこれが実話という事。最後に牢屋越しで出会うまさかのサプライズが素敵だった。海外ブラックロードか丸山ゴンザレス先生の著書好きだったら観た方がいいと思う。
俺は好き。
16.SKIN 短編
製作年 :2018年
製作国 :アメリカ
上映時間:21分
監督 :ガイ・ナティーブ
【二つの人種が交錯する衝撃の21分】
長編のSKINを撮るための資金稼ぎに短編仕上げたら余りにクオリティ高くてオスカーまで獲ってしまったという規格外作品。
長編とはストーリーや登場人物は異なるが思想は「肌への装飾に対する罪と罰」で一貫している。
本作のタトゥーは衝撃的で哀しすぎた。ネオナチの主人公にとって最後の結末はむしろ良かったのかもしれない。僅か21分間の衝撃。監督が伝えたかった感情が全て凝縮されて詰まってます。観るべき。
【世にも奇妙な物語系~ぶっ飛んだ世界観に鳥肌~】No.17-19
17.USアス
製作年 :2019年
製作国 :アメリカ
上映時間:116分
監督 :ジョーダン・ピール
<あらすじ>
アデレードは夫のゲイブ、娘のゾーラ、息子のジェイソンと共に夏休みを過ごす為、幼少期に住んでいた、カリフォルニア州サンタクルーズの家を訪れる。早速、友人達と一緒にビーチへ行くが、不気味な偶然に見舞われた事で、過去の原因不明で未解決なトラウマがフラッシュバックする。やがて、家族の身に恐ろしい事が起こるという妄想を強めていくアデレード。その夜、家の前に自分達とそっくりな“わたしたち”がやってくる・・・。
「ゲットアウト」で鮮烈な印象を残し、オスカーも獲ったジョーダン・ピール監督の最新作。
もう伏線だらけで何か話すと何かにあたる(ネタバレ)ので多くは語らず。一言で言えば
「ドッペルゲンガーが襲ってくるよ」。
初めは色々置いてかれるけど、後半でぐいぐい引っ張ってきて。最後はそうきたか!と久々にやられた感じ。
緻密なサイコホラー映画。このジョーダン監督深層心理にずしんと訴えてくるような。
ボディーブローのような伏線がじわじわきて最後は呼吸できなくなる緊迫感が。
そしてラストの鏡の向こうの世界よ。
これは鳥肌総立ちでした。
前作『ゲットアウト』に続く「世にも奇妙な物語」的な感じですな。マイク・シャマラン監督の様に自分なりの方程式を編み出した感もしてきたけど、それにすがりすぎて駄作を作り続ける様な事はして欲しくない、と切実に思う。タイトルも観終わってからわかる秀逸さ。
大好きで5回観たけどよくできてます。
近いうちに遭遇するかもしれない未来。いや、すでに始まっているかもしれない世界。
お互いの世界が重なった時、何が見えるか。
We are Us.
18.アンテベラム
製作年 :2020年
製作国 :アメリカ
上映時間:106分
監督 :ジェラルド・ブッシュ
<あらすじ>
博士号を持つ社会学者で人気作家でもあるヴェロニカは、優しい夫、愛くるしい幼い娘との幸せな家庭を築き上げていた。ある日、ニューオーリンズでの講演会に招かれた彼女は、力強いスピーチで拍手喝采を浴びる。しかし、友人たちとのディナーを楽しんだ直後、ヴェロニカの輝きに満ちた日常は突然崩壊し、究極の矛盾をはらんだ悪夢へと反転するのだった…。一方、アメリカ南部のプランテーションで囚われの身となり、過酷な労働を強いられているエデン。ある悲劇をきっかけに、奴隷仲間とともに脱走計画を実行するが―
『ゲットアウト』『アス』のプロデューサーが送るパラドックススリラー。
これは。。😳やられた。ネタバレ厳禁なのだがあるシーンから全て自分の思考が間違っていたと気づいて鳥肌立つ。
ヒントは「オーパーツを探せ」。
黒人差別激しいので必然と海外サイト評価が低い傾向だが観る価値あり。
19.パラドクス
製作年 :2014年
製作国 :メキシコ
上映時間:101分
監督 :アイザック・エスバン
<あらすじ>
繰り返される「今日」― 待つのは「死」か、「明日」か。ある日突然、刑事と犯罪者の兄弟、家族4人が出口のない空間に閉じ込められた…。 刑事と兄弟が足を踏み入れたビルの非常階段。そこでは1階を下るとなぜか最上階の9階が出現、何度下っても同じ9階に辿り着いてしまう。一方、家族4人が迷い込んだのは荒涼とした大地が続く中の一本道。真っ直ぐ車を走らせても、どうしても元の同じ道に戻ってきてしまうのだった。そんな中、刑事に足を撃たれたカルロスは瀕死となり、長女カミーラは持病の発作で危険な状態に陥る…。今、体験していることは夢なのか?それとも現実なのか?そして彼らはこのループする空間から無事に脱出できるのか!?
無限に繰り返される空間に閉じ込められた人々の予測不明な運命を描くシチュエーションスリラー。
結構なB級を予想していたけどすごく秀逸。一見異なる話が同時並行で進んでいると思った先の種明かしがお見事。
無限ループが発動する条件がHUNTER×HUNTERぽくて好き。
35年間毎に繰り返される無限世界には少しの希望も無いのなが辛い。ジャケットの叫ぶ女性が本編にどこにも出てこないのを含めてすごい笑。
いかがでしょうか。
どれも自分の大好きな作品ばかりです。
ホラー映画と言っても色々なジャンルがありますのでみなさんの興味ある【恐怖】を選んで観てみてください。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
過去のコラムはこちらのバナーをクリックするとみれます。
Instagramはこちらから。
ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示遊星からの物体XはエイリアンとならぶSFホラーの金字塔ですよね😊何回も観ています。
ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示王道ホラーがしかも盛り沢山にご紹介されて嬉しいです!
痛い系の『ソウ』以外の2本は未見なので、かなり面白そうで気になりますっ!
『遊星からの物体X』はほんと、超傑作ですよね!確かに邦題タイトルもあまりにうますぎですね。今みたいに原題をそのままカタカナにするんじゃなくて、興味を引くタイトルにするのって大事ですよね。本作の場合は同原作でH・ホークスの映画が『遊星よりの物体X』だったんで、もう何十年も前にこのタイトルを付けた映画宣伝マンのセンスをほめるべきでしょうか(笑)
自分もジョーダン・ピールの中では『us』が一番好きなんですが、5回もみたなんてすごい!!
ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示暁に祈れはある意味ホラーでしたね...字幕が出ずにこちらも何を言ってるかわからないところがさらに恐怖でした😱
SAWはやっぱり1作目が最高~🙌🏻
ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示ホラー大好きだけど「ハウス・ジャック・ビルト」は観るのを途中で辞めた映画です😅
勇気を出して最後まで観てみようかなぁ🥹
ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示