現代音楽フィリップ・グラス作品の映画 「めぐり逢う時間たち」
●ハープの演奏がきっかけ
テレワークの傍らのバックの音楽を探していて、好きなハープのこの楽曲を知った。現代音楽のフィリップ・グラスということで、無調の音楽は、背景音楽にもなるのかと思っている。(今は、ナチュラル・ハープのヒーリング系の音楽を背景にしている。)
フィリップ・グラスの音楽のある映画は、いくつか、まとめて観てはいるが、特に「めぐり逢う時間たち」は、ご紹介できるのかと思っている。
■「めぐりあう時間たち(The hours)」(2002)
時を隔て、ヴァージニア・ウルフの『ダロウェイ夫人』に関係する3人の女性たちそれぞれの人生を凝縮した運命的1日を綴った文芸ドラマ。ピュリッツァー賞を受賞したマイケル・カニンガムのベストセラー小説を、ニコール・キッドマン、ジュリアン・ムーア、メリル・ストリープの豪華女優陣の競演で映画化。監督はスティーヴン・ダルドリー。2002年のアカデミー賞でニコール・キッドマンが主演女優賞を受賞した。
1923年、ロンドン郊外のリッチモンド。作家ヴァージニア・ウルフは病気療養のためこの地に移り住み、『ダロウェイ夫人』を執筆していた。午後にはティー・パーティが控えている…。1951年、ロサンジェルス。『ダロウェイ夫人』を愛読する妊娠中の主婦ローラ・ブラウンは、夫の望む理想の妻を演じることに疲れながらも、夫の誕生パーティを開くためケーキを作り始める…。2001年、ニューヨーク。『ダロウェイ夫人』の主人公と同じ名前の編集者クラリッサ・ヴォーンは、親しい友人でエイズ患者の作家リチャードが栄えある賞を受賞したことを祝うパーティの準備に取りかかっていた…。
●所感
ヴァージニア・ウルフとかは、あまり詳しくはないので細かい事は語れないのだけど、今回は、フィリップ・グラスが縁で映画の旅にでたところ。「The Hours」の現代オペラが制作されていたことも知り、興味が広がるところ。