まねできない空気感! 愛すべきヨランド・モローの不思議
まねできない空気感! 愛すべきヨランド・モローの不思議◆ヨランド・モローとは? ベルギー出身のヨランド・モローは、日本ではセザール賞の作品賞と主演女優賞を受賞している「セラフィーヌの庭」(2008)で有名であるが、その前の「アメリ」(2001)でもコンシェルジュ役で顔は知られている。最近では、「セラフィーヌの庭」と同じマルタン・プロヴォ監督の「5月
紅い「エミリア・ペレス!」(2024)
紅い「エミリア・ペレス!」(2024)◆監督と作品の概要 「真夜中のピアニスト」、「預言者」、「パリ13区」などでフランスを代表する名匠として知られるジャック・オーディアールが手がけ、カンヌ国際映画祭審査員賞及び女優賞、セザール賞の作品賞及び監督賞の受賞、及びアカデミー賞でも多数部門でノミネートと、何かと話題をさらった作品
Discas 1330枚達成!
Discas 1330枚達成!◆祝 Discas 1330枚達成しました。 2020年頃からレンタルを継続してきたが、昨年で1000枚を達成し、ちびちびとイタリアもの等も観ており、ちょうど、マニアのページで投稿をした3枚を返却したところなので、1330枚になった。 ❤観たもの/ウェイティング 最近、ギリシャのテオ・アンゲロ
究極のフランスのモノクロ・フィルム!
究極のフランスのモノクロ・フィルム!◆はじめに フランス映画に限らず、60年代まではモノクロ・フィルムが主流であったが、その後はカラー・フィルムに移行する。あえて、最近の映画作品がモノクロなのには、それなりの訳がある。 いずれも話題を呼んだ秀作3作品を再度観たばかりなので、ご紹介する。1本は以前ネット配信で鑑賞したにもかかわらず、
横浜フランス映画祭2025のイベント 「モンテクリスト伯」
横浜フランス映画祭2025のイベント 「モンテクリスト伯」◆「モンテクリスト伯(Le Comte de Monte-Cristo)」 横浜フランス映画祭2025のオープニング上映が「モンテクリスト伯(Le Comte de Monte-Cristo)」だったので、映画上映を先行予約するも、残念ながら当選できなかった。かわって、トークセッショ
異色な作品「UMAMI うま味」(2023)
異色な作品「UMAMI うま味」(2023)◆作品概要 フランス人のスローニー・ソー監督の作品で、キャストはジェラール・ドパルデュー、長塚京三、サンドリーヌ・ボネール、武田絵利子、柄本明、SUMIRE、小泉今日子、YOU、IKKO他による、日仏合作映画。 ミシュランの星を獲得した名シェフ、ガブリエル・カルヴァン(ジェラール・ドパルデュー)
サクラと「白夜(Quatre Nuits d’un Reveur)」(1971)
サクラと「白夜(Quatre Nuits d’un Reveur)」(1971)◆はじめに 3/7の公開を待ち、ロベール・ブレッソンの本作を、先週8日に鑑賞にいった。めずらしく、コンパクトで使いやすいポスターも販売されていたので、早速購入。ちょうど、ユニクロで買った桜も、既に早めに開花したので、嬉しくなり、ポスターと一緒に撮影した。 ◆概要 画家の卵であるジャックはある
フランス「禁じられた遊び」・イタリア「自転車泥棒」:90分以内の名作達
フランス「禁じられた遊び」・イタリア「自転車泥棒」:90分以内の名作達◆◆禁じられた遊び(Jeux Interdits)(1952): 87分の作品 ルネ・クレマンの代表作。 1940年6月、南仏の田舎。機銃掃射で両親を失い、さまよっていた5歳の少女ポーレットは、少年ミシェルと出会い彼の家に連れていってもらう。ポーレットのために死んだ子犬の墓を作るミシ
79分のおとなのけんか(Carnage)(2011)
79分のおとなのけんか(Carnage)(2011)◆はじめに 90分以内の映画というと、そこまで短いとは思えないが、確かに、大半の映画は100-120分の尺のものが多い。今回、90分以内で検索し「おとなのけんか」が出てきたので選んでみた。 ◆おとなのけんか(Carnage)(2011) パリ出身のヤスミナ・レザの舞台劇「大人はかく戦
❤100均の映画パンフレット!大人買い(パート2)
❤100均の映画パンフレット!大人買い(パート2)◆つづき パート1に続き、興味深い、「ギャルソン!」と「従妹ベット」他のパンフレットをご紹介する。 ◆「ギャルソン!」(1983) クロード・ソーテ監督で、イヴ・モンタンが主演をした。パンフレットに料理作品が掲載されていて、素敵。 ◆「従妹ベット」(1998) 原作は