お部屋は荒れたまま？！「ブリジットジョーンズの日記〜サイテー最高な私の今〜」

こんにちは☺︎映画・カフェ巡り好きの看護師おしずです！

看護師ならではの視点で、映画を語ります♪

けれども堅苦しくなく、
にっこりほっこりできるような投稿をしていきたいと思います。
難しいことなどな〜んにも考えずにまったりと読んでいただけたら𓂃 𓈒𓏸𑁍
応援よろしくお願いします☺︎

なんと、最後のコラムが昨年の12月。なんとも4ヶ月近くご無沙汰しておりました。皆さんお変わりはないでしょうか？おしずは元気です。月に20本以上映画を鑑賞し、映画館にも月2回ほど足を運ぶ生活をしておりました。現在は、主にInstagramの方で映画を発信しています。久しぶりのコラムに心がウキウキしてます〜- ̗̀(⑉˙ᗜ˙⑉) ̖́-

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さて、先日「ブリジットジョーンズの日記」の最終章〜サイテー最高な私の今〜を公開初日に観に行ってきました👍🏻 ̖́-ブリジットジョーンズと出会い、「ダメな自分だって全部自分。着飾らなくてもそのままでいいんだ！」と自分の人生に大いに影響を与えてくれた大切なシリーズ。ブリジットは全然自分軸がない。部屋もめちゃくちゃ荒れているし、料理はできないし、仕事先では上司に弄ばれるし、両親には「結婚はまだか？」とせがまれ、パーティーでは恥をかく。こんなブリジットの何が良いかって、それは「幸せを掴むことを諦めないこと」✊🏻❤‍🔥30代、自分の生き方に迷走している女性は全世界に多くいる。恋愛も、仕事も、自分磨きも、結婚だってしたいし、出産・子育ても次のステージとして待ち受けているであろう。しかし、その自分が思い描いている「理想像」がなかなか手に入らない。もしくは、手に入っても自分が思い描いていたイメージとかけ離れている。そんな30代女性の心をガシッと鷲掴みにしてくれるのがブリジットジョーンズである。ブリジットのぶれっぶれの挑戦と時に見せる愛想笑いに何度となく心が癒されたものだ。

今作では、２児の母親となっているブリジット。おそらく設定は40代に出産し、現在は50代に突入。我が子は可愛いながらもシングルマザーとして育てる苦悩がありありと描かれている。3作目まで観ていた身としたら、ブリジットがお母さんになった姿を見るのは感慨深い。しかしながらどこか寂しい気持ちもある。「ああ…時代は流れているんだ…」と痛感するとともに「もうあの頃には戻れない」と現実を突きつけられているような気持ちになった。前作までのブリジットは、後先考えず、自分の欲望のままに動いていた。セックスしたかったらするし、自分をよく見せようとちょっと背伸びしちゃうこともあった。今作では、そんなブリジットがもういない！！母親になると、守るべきものができて元来の自由奔放なところが消え失せてしまうのだろうか。しかしながら、母親としての生き方だけでなく、「一人の女性」としての生き方も模索している。若い男性と深い仲になり、また一つ人生経験を積んだブリジット。

自分の中の答えがどんどん明確になっていく姿に、最初の寂しさなどもうどこにもないくらいの感動が押し寄せる。と、いうのもブリジットは最愛の夫マークを事故で亡くしている。亡き夫への愛、そして未来への展望がバランスよく描かれている。マークのことを思い出すブリジットの表情はいつも穏やかで優しい。口角がキュッと上がって、どれだけマークのことを愛していたのかがその表情だけで伝わってくる。マークへの愛をそのままに、新しい世界へ飛び出していくブリジットの姿はとても清々しい。「母親になったらこうしなきゃいけない」とか「母親になったら、自分の自由な時間なんてないんだろうな」という母親になるという恐怖をブリジットはいとも簡単に、そして華麗に覆してくれた。

ブリジットは私の人生に必要不可欠である。この映画に出会ってたくさんの元気をもらって、たくさん笑って泣いて、心が軽くなった。ブリジットみたいに明るく元気に前を向いていれば、きっと幸せが待っていると希望を抱くことができた。今作が最終章なんてとてつもなく寂しい。24年の歴史に終止符が打たれ、もうこれからのブリジットを見届けることはできない。エンディングの際、今までの映像が流れてきたが、驚くほどに全てのシーンを鮮明に覚えていた。私のブリジットへの愛を再確認した瞬間だった。映画ってシリーズものになれば、いつか終わりがあって寂しいものだ。次は「ワイスピ」の最終章を見届けよう。