村松健太郎
2024/09/10 13:26
監督の”長澤まさみ愛”がたっぷり『スオミの話をしよう』
大河ドラマがあったので、映画はちょっと久しぶりとなった三谷幸喜。
今作は完全に長澤まさみありきの映画でした。歴代の夫を演じた豪華な面々も今回は”添え物”に過ぎません。
もっと言ってしまえば今作に関して言えば物語の内容自体もあまり重要ではないように思えます。
三谷幸喜監督作品でミステリー色が強い映画は意外にも本作が初めてだと思いますが、提示される謎や明かされる真相もまた”長澤まさみを光り輝かせる”ためのものになっています。
映画がそこでとどまっているのが良いと見るか、もう一歩踏み込んで欲しかったと思うかは意見が分かれるところでしょう。
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