【ネタバレ】☆友情と愛情を感じたくなったら☆
コロナ以降、友達と会う機会が減り、人との関りも何となく希薄に感じている今日この頃。
だからこそせめて映画の中で『情』に触れたくなる、そんなことありませんか?
記念すべき私の初投稿は、感情を揺さぶられた大好きな作品「マイフレンド・フォーエバー」について♪
<The Cure マイフレンド・フォーエバー>
1995年公開
【あらすじ】
輸血が原因でエイズに感染した11歳の少年デクスターと、その隣に住む12歳の少年エリックのひと夏の友情と冒険を描いた感動作。エリックの隣にエイズ感染者のデクスターが引っ越してきた。初めは偏見から距離を置き、塀越しに会話をしていたが、やがて塀を乗り越え、二人は一緒に遊ぶようになり固い友情が芽生えていった。そんなある日、タブロイド新聞で医師がエイズの特効薬を発見したという記事を見つけ、二人はルイジアナを目指して旅に出る……。
HIVという一見重苦しくなりがちなテーマですが、子供らしい発想の行動を交えることでずっしりと重いストーリーにならず病気について考えられるようになっている気がします。
(チョコバーを食べまくったり、野草を煎じて飲んだり。)
この作品で好きなのは、友情や愛情が目一杯詰め込まれているところ。
クスッと笑えたり、号泣したりととても忙しいですが。
そんな中でも一押しのセリフが2つあります。
1つは二人がテントで泊まることになり、夜の暗さが怖いといったときにエリックがかけた言葉。
ほら、これ持って寝ろよ。もし起きた時に怖いと感じたら、こう思えよ、ちょっと待て。エリックの靴を持ってる。なんで宇宙の果てでこんな臭いバッシュなんか持っているんだ?そっか僕はきっと地球上にいて安全な寝袋の中にいる、そしてエリックがそばにいる。
これはもう、笑いながらもエリックの優しさに涙々。。。(´•̥ ω •̥` )
そしてもう1つはクライマックスに近いところ。
デクスターのお葬式当日、エリックの母ゲイルは彼に近づくことさえ毛嫌いしていたのですが、その母親にデクスターの母リンダが放った台詞。
二つだけ言うわ。エリックの親友が今日死んだの。お葬式に来させて。もうひとつ。今度あの子に手をあげたらあなたを殺すわ。いいわね!
リンダの、エリックを自分の子供のように想う、これほどに愛に溢れた言葉は胸を抉られるように深く響きました。
少しずつ暑さも落ち着いてきて、夜は秋を感じることさえあるこの頃。
こちらが皆さんの夜のお供のひと作品になれたら♡