『粗探しをしたくなる作品』*褒めてます
『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』(原題: Mission: Impossible – Dead Reckoning Part One)
⚠️タロ感想📝内容に触れてます。
上映時間
163分
監督
#クリストファーマッカリー
脚本
#クリストファーマッカリー
#エリックジェンドレセン
製作
#トムクルーズ
#クリストファーマッカリー
#デヴィッドエリソン
#ジェイクマイヤーズ
主演
トム・クルーズ
ヘイリー・アトウェル
ヴィング・レイムス
サイモン・ペッグ
レベッカ・ファーガソン
ヴァネッサ・カービー
イーサイ・モラレス
ポム・クレメンティエフ
ヘンリー・ツェニー
公開:
🇺🇸2023年7月12日
🇯🇵2023年7月21日
『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』(原題: Mission: Impossible – Dead Reckoning Part One)
⚠内容に触れてます
前作のフォールアウトが肌に合わず、そろそろ限界かぁ、、と完全に見送っていた作品。
今作でたしか7作目、さすがにもうネタ切れか。そんな心をよそに、予約していたスチールブック4Kが着弾。発売された限定スチールブックは2種。トムクルがバイクで飛んでるのと、タロが選んだ赤ジャケ。個人的には赤のデザインが断然好きなんだけど海外スチブと同じだから売れてないのかな?🤔
と、前置きが長くなったので、早速タロ感想を。
一言で言うと、
『粗探しをしたくなる作品』
要は良すぎて悪いところをむしろ、探したくなる作品。忖度なしにひさびさにしびれた。一作目の要素をうまく散りばめつつ、ステロイド漬けしたような勢いがある。
クリス監督の作品はアウトローで大ファンになり、ローグネーションも彼らしさがあった。ただ、フォールアウトは失速。アウトローのレンタルはこちらから!
ヘリコプターやヘイロージャンプのIMAX撮影にこだわりすぎたのか、全体のテンポ感が悪く、敵からの脅威、新鮮味にかけていた。ハンスジマーの楽曲にも問題があったと感じている。ノーラン作品(バットマンライジング)の焼き増しであり、やはりトムクルにはノーランサウンドは似合わない。
今回はハンスが楽曲から外れ、打楽器を主とした仕上がりが疾走感をきわだてていた。サントラ単体で聴くと弱いが、映像との組み合わせは最高。
今作ではあの"悪役の復活"もあり、一作目でイーサンハントと彼が話し合うシーン同様しっかりとダッチアングルが使用され(カメラを傾けて撮る手法)不安感を煽り出している。こういう細かいところはミッションファンにとっても嬉しいのでは。最後のトンネルシーンなども一作目のオマージュ。
また、本作に登場する『ハントガール』たち。ボンドガールと比べるのが分かりやすいのかもしれないが、彼女らの役目はもちろん、次作へのバトンタッチの魅せ方がお見事。無理やり感が無く、感情移入をしっかり残した上で次へと繋げていく。強い女性の魅せ方がしっかりしている。
どこかの噂では、今作は撮りながらストーリーの構成をしていった!なんて話を聞いたけど(事実確認はしてません)そうとは思えない出来に驚きを隠せない。あるとしたら、まとまりきらず2部作構成にしたのかもしれないがその選択が功を奏したとしか言いようがない。(もちろんパート2の出来次第だけど)
4K版を観た限り、IMAX画角は収録されておらず。バイクのジャンプシーンを予告で見すぎて、ジャンプ自体の衝撃は少なかったものの、その直前の脚本/シーケンスが完璧すぎる。そっちを断然褒めるべき👍🏻あの前置きがあるからこそ、あのジャンプシーンの意味がある。ここを褒めたい。
今の時代、すごいスタントしました!は意味がないんだぞ!そんなことを最近のダメダメ作品たちにドヤ顔で魅せつけてくれたのがとにかく気持ちがいい。
後半の列車のシーン🛤️✨これも見事すぎる。
気づいた人もいるだろうけど、もう完全にスピルバーグへの敬意。ジュラシックパーク2(ロストワールド)のオマージュでしかなくて、そこをどう捻ってくるかを観ていたが、キッチンで足を滑らせる一瞬のシーン一つとっても編集、画角、タイミングが完璧。ロストワールドのレンタルはこちらから!
観ていて、そう!こういうことなんよ!!!と思わず叫ぶところでした。音の作りも気持ちがいいほどよくできている。
とまぁ、とにかく褒めまくった...
じゃあ完璧なの?という問いに対して。
もちろん、落ち度もたくさんある。
箇条書き感覚でリストアップしていくこととする。
まず気になったのは、定期的に出てくる下手なライティング。具体的に言うとレベッカファーガソンが眠気に負けそうになるシーン。これはフラットすぎるライティングで奥行き感が無く、もろステジオで撮影しました感が出てしまっている。
イーサンハントがミッションのテープを受け取るシーンもライティングとカメラアングルがド素人と思えるほどよくない。暗すぎてノイズが出ている上、トムクルが不細工に映ってしまっている。奥行き感も皆無。よくこのシーンをOKしたな、、というところ。
最初に書いた『粗探しをしたくなる』という点はこういうところにあるのかもしれないが、それにしてもこの辺りの撮影は頭を傾げるレベル。
B班、C班が撮影をやったのか?(メインのクルーA班が撮影していない)
あと、メインのヴィラン..見た目もIQもカッコ悪い。
これはフォールアウトのヘンリーカヴィルに続いて今回も脅威を感じない。絶望的なピンチに追いやられないし、鳥肌が立つほどの怖さを感じない。クリス監督は、一般ウケを考えてあえてトーンダウンしているのか。
そう言う観点から、一言で表すなら粗探しをしたくなる作品と言いたい👍🏻✨
ひさびさに楽しめた作品ってところで、個人的には大満足。映画がいいのか?それともタロが丸くなったのか😗なんて偉そうなことをいってみたり!
タロでした!🙋🏼♂️✨
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投稿を表示ライティングとか諸々を隣で解説してもらいながらタロシアターで鑑賞するのが来年の私の目標です🙋🏻♀️笑
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投稿を表示タロ家にて映画鑑賞会はいつやりますか?
その音響体験会と集め尽くした映画グッズの展示会を兼ねて(笑)
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