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私の好きな映画

ゴジラマイナスワンが大絶賛「4Ⅾ」で観たら涙が止まらなかった。絶対必見の理由。

ゴジラマイナスワン(ゴジラ-1.0)

とてつもない評判を呼んでいるので「4D(MX4D形式の方)」でみた。

涙が止まらなかった。

 

これから世界中で上映されるというワクワクが止まらない。

それほどに良い。

 

ゴジラというとマニア向けのイメージがあり、さほど詳しくないのだけれど、

すごいのは幅広いリーチだ。

 

ライトにもディープにも楽しめるのに、

メッセージは熱く深く、それでいて難しくない。

 

そういった意味でのエンタメとしては満点だろう。

 

IMAXなどの付加価値のあるもので観る意味もあり、

ゴジラの吠える声や、画面の迫力など見どころも多い。

それなのにメインはヒューマンドラマというところがすごい。

街が崩壊するシーンも

ただゴジラが破壊するシーンではなく、

日常の地盤が崩れ落ちるさまを描いているところに驚いた。

 

こういうリアルなものの方が、恐怖と絶望が伝わる。

ちなみにMX4Dの椅子の揺れ方とゴジラのアクションは

想像を超えてくる。

 

私はいろんな映画の常時4D(例えばガンダムなど)上映を強く要望したい。

 

そして一番の観るべき理由としては

 

フロムジャパンの日本製ゴジラの世界への挑戦、というのを

山崎貴(やまざき たかし)監督が打ち出している点を見届けるべきだからだ。

 

https://natalie.mu/eiga/news/547809

↑舞台挨拶レポート(映画ナタリー)

 

「ALWAYS三丁目の夕日」を重ね合わせてみた場合、吉岡秀隆さんが出てきたときに

胸が熱くなる(僕の場合ドクターコトーだ!と思いました(;'∀')

生きるための戦いであるはずの戦争が

不幸に飛び込む絶望になっていった。

それを経て、生きるために戦うものたちの末路をぜひ、目撃しよう。

 

↓、私のYouTubeレビューもやってまーす(;'∀')

 

 

さぁ、ここからはネタバレあり。

 

 

 

 

特攻兵から逃げた敷島(神木隆之介)

その負い目が生きることから眼をそむけることになる、が

のり子さん(浜辺美波)は引き取った娘と一緒に

 

「あなたは生きている」

と励まし続ける。

 

突然現れたゴジラに、

日常は崩れ、想いを遂げられぬまま、のり子は帰らぬ人となる。

そのすべての想いを込め、

「ワダツミ作戦」というゴジラ討滅作戦が立案される。

 

このワダツミという呼称が泣ける。

特攻兵の手記「聞けわだつみの声」が有名だが、そこからなのかと思うと涙が止まらない。

 

個人的にはラスト付近でもっとバッドエンド方向に進んだ方が良いとも思うが、

それはある意味、幅広いエンタメに振り切ったともいえる。

 

意味深なアザがラスト付近に出るが、

あれは明らかに今後のゴジラユニバース(構想があるという)を意識していると思われる。

 

さっそく「モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ」という怪獣映画の予告にあの模様らしきものが出ている。

と、いうわけでさらなる続編にも期待が寄せられる。

 

いろんな国のいろんな監督がそれぞれの才能をぶつけてユニバースが造られるのかもしれない。

次回の-2は、さらなる悲劇を襲った日本、

東日本大震災や、同時多発テロ、あるいは新型コロナの時代設定だったりするのだろうか。

とにかく、みんなでワイワイ語りたい作品である。

 

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