HYの名曲『366日』からインスパイアされたラブストーリー。このジャンルの達人新城毅彦がメガホンを取り、W主演を赤楚衛二と上白石萌歌が務めています。

共演陣で注目は齋藤潤。2024年『カラオケ行こ！』で綾野剛とW主演を務め、『瞼の転校生』『からかい上手の高木さん』、『室井慎次』2部作など話題作に立て続けに出演した若手注目株です。本作では出番は短めですが、印象深いキャラクターを演じています。

他にもHYの楽曲ベースと言うこともあって玉城ティナや国仲涼子といった沖縄出身の俳優も出演、沖縄でも大々的にロケを行っています。

溝端淳平の友情出演は『366日』が主題歌に使われた『赤い糸』で主演した繋がりでしょうか？

楽曲インスパイア系は時々ありますよね『涙そうそう』、『糸』、『小さな恋のうた』、『ハナミズキ』、『雪の華』などなど、2月にも『大きな玉ねぎの下で』が公開待機中ですね。

歌詞に忠実なことを心がけているのかもしれませんが、作品の傾向として病気、失恋、別離など共通項が多くて、どうしてそういうシナリオになるのか？とも思ってしまいますが、本作もそんな一本でした。

こういう映画は瞬間的なヒットではなく世代を超えて愛される楽曲がないとできません。次は何でしょう？