ロボジー 「ちょうどいいコメディ映画」
2011年公開 フジテレビ制作
監督:矢口史靖(やぐち しのぶ)代表作『ウォーターボーイズ』や『スウィングガールズ』など)
主演:五十嵐信次郎(歌手のミッキー・カーチス(五十嵐信次郎名義で俳優デビュー)
ロカビリー3人男のひとり(山下敬二郎・平尾昌晃)
その他浜田岳、吉高由里子、チャンカワイ(川合正悟)、和久井映見、小野武彦など)
どこかに竹中直人が出てます。
ストーリー
家電メーカー“木村電器”の冴えないロボット開発部員 小林、太田、長井の社員3人組(濱田岳・チャンカワイ・川島潤哉)が、連日の徹夜で開発中の二足歩行ロボット「ニュー潮風」を壊してしまい、解雇を恐れて73歳の頑固爺さん・鈴木重光(ミッキー・カーチス)をロボットのスーツに入れて偽装する。ロボット博で大活躍するが、マスコミやロボットオタクの女子大生(吉高由里子)の介入で急展開をもたらす。
ロボジーの「5つ見どころ」
1. ドタバタコメディの連続
ロボット(ニュー潮風)が壊れため、ロボットの中身と同じ体型を求め、にせのオーディションを開催し人を中に入れるというアイデアでユーモア満載の展開。
発表会でのハプニングや、ロボットの中身の鈴木重光のわがままな要求が引き起こす騒動が笑いを誘う
2. 個性豊かなキャラクター
五十嵐信次郎が演じる頑固な高齢者・鈴木のコミカルな動きと表情が最大の見せ場。
73歳の設定ながら、ロボットスーツ内でアクションをこなす姿が印象的。
吉高由里子演じる女子大生・葉子の成長物語も作品の魅力のひとつ。最初はロボットへの純粋な憧れから、真相を知っての葛藤がストーリーを深める。
3. テーマの深み
努力もするも失敗続きの社員たちが本物のロボット開発に挑む過程はコメディの裏に「本物になるための努力」が隠れたテーマで、観終わった後に爽快感を感じる。
4.笑いたいときにおすすめ
笑いたい時に最適。全年齢層向け。「ひたすら笑える」「おすすめのコメディ映画」等、あらためて作品の魅力を感じる
5.ちょうどいい上映時間
上映時間は約111分と手頃で、テンポよく進むので退屈しない。
