カニさん

2025/06/24 22:40
トゥエルブの アングリーな メーン でーす
十二人の怒れる男 (1957)
12 ANGRY MEN

みんな怒ってます 激おこです
でも陪審員だから12人全員一致で評決を下さなくてはなりません

猛暑です
扇風機も壊れてます
大雨も降ってきました
それでも評決は全員一致でないといけません
12人が陪審員部屋に向かうのを、ひもじいカエルみたいな目で見送っていた殺人容疑の被告
18歳です なんか、絶対、やってなさそうです
有罪なら、ガス室送りか電気椅子
多数決を取ったら、11人は絶対有罪って言うてます でも ヘンリー・フォンダだけは、
分からんって言います
分からんから話し合おう 人の命を5分で奪っていいの? 言うて、
全員を怒らせます

ここからが、怒れるメーン(たち)のバトルです
野球のナイターがあるから、早く帰りたいやつ
若者がとにかく嫌いなじじい
仕事は成功してるけど息子とうまくいってない昭和な(アメリカやけど)おやじ とかとか
その中に被告と同じハーレム育ちのちょっと陰のあるおっさん(ナイフファイトに詳しかったりする)がジャック・クラグマン
DVDにはなってないけど、『おかしな二人(カップル)』のTVシリーズとか、同じくTVシリーズの『ドクター刑事クインシー』とか、割と好きな俳優さんでした

彼が被告と生い立ちが似てるだけに、有罪と決めつける他の陪審員から被告を弁護していくようになるところも僕的には見どころでしたし、
12人の総当たり戦のような 怒鳴り合い 罵り合いに 泣いちゃうやつまで出てくる
果てに、無罪派がどんどん増えていくというカオスにぐいぐいっと引き込まれます
見なきゃ損だよ これ

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ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示伝説の映画、深夜テレビで見ました。
モノクロの密室劇で緊張感がありました。
テレビドラマだと聞いてたのですが、
本作はそのドラマの映画化だと知りました。
「12人の優しい日本人」ってのがこれのパクリです。
世間はオマージュと言いますが…
三谷幸喜って、そういうことと思っています。