【ロボット・ドリームズ】

公開日：2024年11月8日(現在上映中)

《STAFF》

監替：パブロ・ベルヘル

音楽：アルフォンソ・デ・ビラヨンガ

プロデューサー：サンドラ・タピア・ディアス

脚本：パブロ・ベルヘル

サラ・ヴァロンのグラフィックノベルを原作に、ドッグとロボットの友情を描く長編アニメーション。監督などを手掛けるのは『ブランカニエベス』などのパブロ・ベルヘル。第96回アカデミー賞長編アニメ映画賞にノミネートされた。

〜STORY〜

孤独なドッグが、1人ぼっちの生活が寂しいので友だちロボットを購入する。自分で組み立ててみると、それは愛らしい性格のロボットが出来上がった。2人は、様々な体験をして毎日を楽しく過ごす。ある日公園にスケートをしにきた2人は、アース・ウインド・アンド・ファイヤーの「セプテンバ一」を癒いているうちに自然と身体が動き出してダンスを踊るのだった。2人の幸せな日々は永遠に続くと思われたが...

全編においてセリフがなく、街の雑音やストリートミュージシャンの音楽などが登場人物の感情を表現している様に感じた。

毎日とても幸せだったのに、ある日突然会えなくなって...どんなに会おうと頑張っても、どれだけ待っても、探しても、どうしても会えない。

何度も家に帰る事を夢見てひたすらドッグを待ち続ける口ボットと、ロボットに会いたくて孤独を募らせるドッグ。

大好きなのに、そばにいって抱きしめたいのに、残酷な運命が2人を引き離す。

会えない長い長い期間に、お互いに色々な出来事があって、新たな出会いや別れも経験する。

だけど、会えなくなっても2人の思い出は身体（魂）が覚えていて、永遠に消えない絆となっていた。

ラストの展開には、涙が溢れて止まらなかった。