村松健太郎
2025/05/22 09:55
寺尾聰の唄と演技を堪能!『父と僕の終わらない歌』
『ちはやふる』シリーズや『線は、僕を描く』の小泉徳宏監督最新作ということでやはり見ておきたい一本。
記憶が消えゆく中でも歌への想いだけは残り続ける父親を寺尾聰が好演。当たり前と言えば当たり前ですが、本当に歌が上手い。考えてみれば年齢的なことを考えつつ演技が巧く、歌も巧いという条件で俳優を辿っていくと寺尾聰に辿り着くのかもしれません。
受け手役となった松坂桃李や松坂慶子を筆頭に隅々まで、”素敵な好意の持ち主”が登場して映画を暖かいものになっています。
音楽をテーマにした映画も多い小泉監督の演出も手堅いです。これで上映時間が93分というのも好感が持てます。
©2025「父と僕の終わらない歌」製作委員会
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投稿を表示寺尾聰と松坂桃李、これは絶対に観たい作品ですね♪
ただ、松坂桃李が宮沢氷魚に見えるのは私だけ?
寺尾聰の唄が楽しめるなら、それで良いんですけど。
松坂桃李はかなり期待している俳優なので、楽しみです。