今日のテーマは【発達障害】についてです。

発達障害という言葉は近年よく耳にするようになりました。
本屋さんやYouTubeでも
『グレーゾーン・生きずらさ・ADHD…』などなど
発達障害に関係する文字を見かけることも増えてきました。

「聞いたことあるけど、実際のところよくわからないな～」
と思われることが大半だと思います。

それもそのはず。
発達障害には自閉症・アスペルガー症候群・注意欠陥多動性障害・学習障害などなど
種類があるので症状や困りごとは十人十色なのです。

今回は、そんな「個性」にフォーカスしつつ
彼らの成長物語が楽しめる映画を３つ紹介していきます！
それでは、いってみよう～～！

■「５００ページの夢の束」
 

□ストーリー
ダコダ・ファニングが主演を務めたハートフルストーリー。
『スタートレック』が大好きな自閉症の少女が自分なりの『スタートレック』の脚本書き、脚本コンテストに参加するため、愛犬ピートと一緒に数百キロのハリウッドへ向かいます。

□見どころ
好きなことはとことん好き！
旅を通して好きを原動力に突き進める彼女の姿は、なんといっても応援したくなる！

こだわりが強い・コミュニケーションが苦手とされる自閉症ですが、お互いに関わり合い、関心しあうことで関係が成り立っていく過程に「人ってやっぱいいな」と思うのです。
５００ページの脚本のゆくえは？胸に秘めたある願いとは？
勝手にハラハラしてしまう気持ちとあたたかな気持ちになる、そのバランスが心地よい作品。
愛犬ピートの可愛さも要チェックです！
（好きをとことん突き詰めるって、意外と難しかったりしますよね。見習わねば。）

■「シンプル・シモン」

□ストーリー
物理とSFが好きなアスペルガー症候群のシモンは、気に入らないことがあると自分だけのロケットにこもり想像の宇宙へ飛び立ってしまいます。そんなシモンはお兄ちゃんのサムだけが唯一の理解者でした。しかし、自分のせいで破局させてしまうシモンは彼なりに償おうとして、ある考えをもとに計画を立て実行に移しますが…。

□見どころ
主人公のシモンは他人の感情がわからない他人に触れられるのが嫌いな特性がありますが、周囲との関わり合いの中で成長していきます。
日常生活で起こることに対していかに自分が複雑にとらえて悩んでいるのかを知れました。

物事はいつだってシンプル。
好きな人がハッピーでいてくれるためにはどうしたらいい？それだけでいいのです。
北欧らしさあふれるカラフルなインテリアやファッションも相まって、「人間関係疲れたな～」そんな時にも元気がもらえるのでおすすめ！

■「僕と世界の方程式」

□ストーリー
自閉症スペクトラムと診断されたネイサンは他人とのコミュニケーションは苦手ですが、数学に関してずば抜けた才能を持っていました。息子の才能を伸ばそうと、母は数学教師に個人授業を依頼します。その後ネイサンは国際数学オリンピックのイギリス代表チームに選ばれるまでになりましたが、数学オリンピック当日ネイサンは人生最大の選択を迫られます…。

 □見どころ
サヴァン症候群といわれる特性もあるのかな？と思うきっかけとなった、ネイサンの見えている世界の色彩、きれい…。ネイサンの目の色もとってもきれい…。
みんな心奪われるはずなので注目ポイントです。

大切なものと、さらに大切なもの／自分とその他について考えるタイミング。
誰しもが通る『悩める道』をネイサンという自閉症がある少年のフィルターを通してみることで生まれるピュアな余韻を感じていただきたいです。

☞人生のスパイスポイント

電車で向かいに座っている人も、職場の人も、少し親切なカフェの店員さんも、少なからず生きにくさを感じる瞬間はあるはず。（もちろん私自身も）
自分の「個性」や「特性」を受け入れることで、普段より違った見え方・自分の在り方の発見があり、また一つ深く自分を楽しむことができる。

いかがだったでしょうか？
様々な障害がある中で発達障害は外見からはわかりにくいものだな～と私は考えているので
この記事をきっかけに、なんとなく知る人が増えて、理解の輪が広がるといいなと思います♪

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