「君たちはどう生きるか」まっさらな状態で映画を観るという激レアな体験!
これまでの人生で、もうずいぶん長いこと映画を観てきましたが、これまでまだ一度もなかった「映画の見方」ができる機会が訪れようとしています。
宮崎駿監督の最新作「君たちはどう生きるか」のことです。
この映画、公開までの間に、映画についての情報を一切出していません。
予告編もなし。テレビCMもなし。
キャストの情報も、それどころか「どんな世界を舞台にした、どんな内容の物語か」の情報も、何一つありません。
これ、すごいですよ。ただ「宣伝活動をしない」だけじゃない。徹底的に、「どんな映画か」を見せない作戦に出ている。
我々が知ることができるのは、タイトルと、なんだか鳥の被り物みたいなものを被った人物の顔を捉えたポスターのビジュアル1枚のみ。
もう、本当にわからない。映画館に行って席に着いて、他の映画の予告編見て映画泥棒見て、本編が始まるまで「どんな話が始まるのか」すら見当もつかない。
なので、今はまだ「面白そうかどうか」「自分にとって好きそうな映画かどうか」すらわからない。そんなまっさらな状態で、いきなり映画本編を観るという体験が、できるわけです。
これ……本当に、結構長いこと生きてきたけど、そんな体験今まで一度もしたことがない。
もうね、めっちゃワクワクしています。
映画が実際に面白いかどうかはさておき…………あるいはとんでもない期待はずれだったとしても、それでもさておき……この後に及んで「心底生まれて初めての体験を映画館で味わえる」というだけで、この映画はできるだけ早く観に行く価値があるんじゃないかと思います。
公開しちゃったら、観た人の感想がSNSに溢れるでしょうね。
さすがにテレビなどでも情報が出るかもしれないし、じきに普通の映画と変わらない情報量になるのかな…と思います。
そう思うと、この激レア体験ができるのは本当に最初だけ。このコラムの賞味期限もたぶん今だけ!
もしかしたら、「そこまで情報がない映画なんて不安だから、情報が出てから行くかどうか決める」という人も多いかもしれません。
それはそれで、真っ当な考えだとは思うけど。
でも、本当に、「こんな形の映画との出会い方」ができる機会は、これまでもなかったし、たぶんこれ以降も二度とない。たぶん一生ないでしょう。
とんでもないレアな機会です。逃す手はないんじゃないかと思いますよ!
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投稿を表示この情報化社会で、これだけ事前情報が何もないのも珍しいですよね。
どんな映画かわからない、でも見に行く!という体験。確かに貴重です。
でも、これがジブリじゃなかったらきっと見に行かないだろうし。
ジブリのブランディング力ってすごいですよね。
iphoneの新型が出たからとりあえず予約しました。に似てますね。
ジブリなのできっと面白いに違いない!という期待を込めて、
初日からきっと満席になるんだろうなあ~~
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