幼い息子の幸せだけを考えるパパさん(泣けます!) ~いつかの君にもわかること~
📽️いつかの君にもわかること📽️
(2024年 イタリア / ルーマニア / イギリス 95分)
監督:ウベルト・パゾリーニ
出演:ジェームズ・ノートン 、 ダニエル・ラモント、アイリーン・オヒギンズ
これはとても良かったです。何度もウルウルしました。
あらすじ(allcinemaより) 「おみおくりの作法」のウベルト・パゾリーニ監督が余命宣告を受けた若いシングルファーザーとその幼い息子の絆を描いた感動のヒューマン・ドラマ。残されてしまう最愛の息子のために里親探しを始めた主人公の葛藤と決断の行方を描く。主演は父親役に「赤い闇 スターリンの冷たい大地で」のジェームズ・ノートン、息子役に本作がデビューのダニエル・ラモント。窓拭き清掃員として働くジョンは不治の病を患い、33歳という若さで余命僅かとなってしまったシングルファーザー。息子のマイケルはまだ4歳で、彼のために新しい家族が必要と、養子縁組の手続きを進める決意をする。マイケルにとって最良の両親を見つけるべく里親候補との面談を繰り返していくジョンだったが…。 |
「おみおくりの作法」はとても好きな作品なので、同じ監督さんの作品とあっては期待値も上がります。うん!やはり凄く良かったです。
自分をポンコツだと思っているシングルファーザーのジョン。窓拭きの清掃員で何の取り柄もないこんなダメな父親のことなんか、覚えていない方がいいんだ、何て言いますが、そんなことありません。ジョンはとても良いパパさんです。こんなにも息子を愛していて、自分がいなくなった後の事を真剣に考え、マイケルの幸せのことしか頭にありません。ほんとに良きパパさんではないですか~。
二人で作った歪なチョコレートケーキでパパの34回目のバースデーをお祝いするジョンとマイケル。生活は決して裕福ではないけれど、二人で過ごす時間はとても大切なもので幸せな時間。
そしてマイケルはパパが大好きなのです。とても心が温かくなる良いシーンでした。
イギリスには余命を宣告された親に、生前に子供の里親を探すことをヘルプする制度があることを知り驚きました。いろいろな家族を訪問して、息子が育つことに一番良い環境を探すジョン。幼いマイケルは、「今日も誰かに会いに行くの?」と何もわからない様子だけど、「養子ってなあに?」「死んじゃうとどうなるの」などとジョンに聞きます。この子はちゃんと大人の話を聞いているのです。
まだ4才ぐらいだろうけど、ちゃんと演技をしているマイケル役の子役ちゃんが素晴らしかった!(まるで本当の親子のようです)
ジョンもマイケルを見て愛おしそうに微笑んだ時の顔が本当に優しくて、この親子が離れなくてはならない日がもう近いのだと思うと涙が止まりませんでした。
こんないいパパさんの事を、きっとマイケルはずっと忘れないと思います。
愛情いっぱいに自分を育ててくれているパパを見て、幼いながらもパパの愛の深さをこの子はちゃんと受け止めていました。
=これはちょっとネタバレ=
そしてジョンの選択は、私が希望した選択と同じだったので嬉しかったです。きっとあの人はマイケルを幸せにしてくれる人だと、私も思っていたので、良かったです。
我が子ですら愛せない親が多くいる世の中で、自分がこの世からいなくなった世界で、どうしたら息子が幸せでいられるかを必死に模索する不器用なジョンに、とても心を打たれました。そしてマイケルの愛らしさも涙を誘います。
秋の夜長、ちょっと泣きたい夜にお勧めの作品ですよ(*^_^*)
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投稿を表示飛べない魔女さんの記事読んだだけで勝手に想像して涙零してしまいました、歳取って、これを感情失禁と言うらしいですが、、、何とか観る機会を見つけたいです
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投稿を表示良い作品ですよね。ケーキの場面🎂幸せと切なさで心かき乱されました…。
後半、劇場内では、ハンカチ片手に嗚咽している方がそこかしこに居ました。もちろん、わたしもその一人です😭
すごく大切な映画です。
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投稿を表示終わり方がとても良かった🥹あの人で良かったと思いました。監督の前作『おみおくりの作法』も素晴らしいですよね。
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投稿を表示記事を拝見しただけでもウルウルしてしまいました🥹子役も可愛い子ですね…!
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