
【行く前に読んでほしい】特別展「チ。ー地球の運動についてー地球(いわ)が動く」知っておくべきマニュアル

2025年3月14日(金)から始まる特別展「チ。ー地球の運動についてー地球(いわ)が動く」を開館前から並んで、体験してきた。開場前から約100名ほどの列をなしており、来館者は特別展への期待と「知る」ことへの好奇心に溢れていた。この特別展に行くまでに知っておくべき内容をまとめた。
目次
場所と所要時間と会期
入口で選ばなければならない研究ノート
写真撮影や動画撮影
持ち物や服装
最後に(グッズ等)
※以下、情報はネタバレ情報はなく、事前に頭に入れておくべき内容を記載している。特に、初めて行った際に困惑したり後悔したりしないようにするための情報共有です。

場所と所要時間と会期
場所
本特別展は、『チ。』と切っても切れない関係にある日本科学未来館(東京・お台場)で開催されている。最寄りの駅は新交通ゆりかもめ「テレコムセンター駅」下車、徒歩4分で到着する。上の写真のような形でMiraikanという立て看板も近くに設置されているため、比較的わかりやすい場所にある。
また日本科学未来館はガラス張りの建物になっているため、外から中に設置されている大きな幕が見えるため、初めて来た人も迷うことなく会場に迎えるはずだ。

所要時間
特別展と言いながら、展示だけに収まらず様々な体験を通して「知る」ことができる本展は、約1時間~1時間30分ほどの所要時間で全て見て回ることができるボリュームだ。漫画では全8巻、NETFLIXやABEMAでも配信されているが、本展で最初から最後まで物語を体験できる構成になっている。
逆を言えば、全て”ネタバレ”前提で展示されているため、一通り物語を知った上で来館することをオススメする。第一章の「地動説との出会い」から第四章の「宇宙論の過去、現在、未来」まで、作品を一字一句表現されていると言っても過言ではないほど、名言とシーンの数々が展示されている。宇宙について、いや地球について自分で「知」ろうとした結果、如何に壮大な物語に巻き込まれているかが体感できるだろう。
会期
日本科学未来館では2025年3月14日(金)~6月1日(日)まで。※休館日もあるので注意
また前売り券は終了しているが、当日券は「アソビュー!」または「ファミリーマート」で購入可能。https://chi-special-exhibition.jp/
入口で選ばなければならない研究ノート

これをもらった時点で、異端者としての物語が始まる。展示を楽しみながら、様々なクイズや体験を通して、「地動説」の魅力や美しさを理解し、その真理を追究していくためのノートだ。このノートはチケット交換時に2種類の選択ができる。
天文学者用と天文助手用
天文学者用の研究ノートは比較的上級者用のクイズとなっており、天文助手用の研究ノートは初心者でも簡単に解けるクイズが記載されている。ここで迷うのは「どのレベルなのか?」である。私はチャレンジで天文学者用の研究ノートを手に取った。

もちろんクイズの内容は明かさないが、天文学者用のクイズの難易度は”展示に書かれた説明をしっかり読めば、回答できる”レベルだ。一部、展示に記載がない?ようなクイズもあるが、一般常識クイズとなっているため、スマホで検索すればクリアできる。もし、複数人で来館した際はそれぞれの難易度で楽しんでみるのも一興である。
また、最後に答えと解説のついた用紙も配布されており、研究ノートを提出するとランダムでステッカーももらえるので見逃し注意。(ショップ前のゲート付近で配布しているが、数に限りがある可能性もあり)

写真撮影や動画撮影
基本的には写真や動画撮影も可能。一部、作品を放映しているモニターなどについては、展示されている傍に”撮影禁止”マークがあるため、比較的来館者にとっては優しくオープンな特別展だ。
本展は比較的暗く、人の流れも多いため、”じっくり一眼レフカメラで撮影する”というよりか”スマホで大量に撮影する”スタイルをイメージしてもらえると分かりやすい。あまりにも沢山あるシーン画と名言が各章で展示されているため、どれも撮りたくなるものばかりだ。どれか一つでもお見せしたが、来館して、心で感じて欲しい。
また体験エリアの豊富であるため、1人で浸るのも良いが、2人以上で行くのもオススメだ。自撮りするのも人が多いと難しいため、誰か友人と行って撮影してもらうと、体験エリアなどもスムーズに撮影できると、行ってみて感じたところ。
持ち物や服装
所要時間として約1時間~1時間30分で回ることができる本展では、荷物少なめでカジュアルな服装で行くことをオススメする。所要時間は1時間と言えど、研究ノートを持ちながらクイズを解いたり、手を動かして体験するコンテンツも多々あるため、荷物は少ない方が良い。(コンテンツによっては行列ができているため、待ち時間も少なからず発生します)。
またコンテンツエリアではインクを使った活版印刷を体験できるブースがある。そこでは基本的に来場者全員がインクを使って、印刷体験をしているため、”インクが服装についてしまう可能性もある”と案内人の方からのアナウンスもあるほどだ。本来は手を動かすだけの体験であるため、服にインクがついてしまう可能性は比較的に少ないが、大切にしている服は控えた方が良いだろう。

最後に(グッズ等)
開館初日の朝から約100名以上の来館者がいて、グッズエリアでは一部在庫がなくなっているものも既にあったため、グッズ購入希望者は早めに行くことをオススメする。特に1回700円のガチャガチャ、ボールペン(黒ver)については非常に人気のあるグッズであった。
個人的な意見として、グッズはもとより”体験”や”名言”の数々を改めて振り返ることができることに非常に魅力を感じた。単に見て回る展示ではなく、その時代に「誰が、いつ、どういうことをしたのか」を「知」りながら体験できるのは、『チ。』の美しさと偉大さを知るキッカケになるはずだ。
https://chi-special-exhibition.jp/
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