⭕️『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』
『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』(The Killing of a Sacred Deer)
⚠️↓感想 内容に触れてます
このジャケットはかなり好き❤️🔥
監督
#ヨルゴスランティモス
『#籠の中の乙女 』
『#ロブスター映画 』
『#聖なる鹿殺し 』
『#女王陛下のお気に入り 』
『#哀れなるものたち 』
撮影監督
#ティミオスバカタキス
公開
🇫🇷2017.05.22
🇺🇸2017.10.20
🇬🇧2017.11.03
🇯🇵2018.03.03
主演
#コリンファレル
#ニコールキッドマン
#バリーコーガン
楽曲
#ジェルジュリゲティ など
⚠️作品のストーリー・内容に触れてます/前半は辛口です。バイアスの無い、タロ個人の感想です。
ヨルゴス監督の最新作、哀れなるものたち が公開されたこともあり、改めて本作品を鑑賞。
*哀れなるものたち は未鑑賞 *個人的には籠の中の乙女が見た中では一番好み。
当時観た感覚と思ったほど違いは無く、タロの極度な#スタンリーキューブリック 愛が邪魔をし、映像面・音響面ではなにかと複雑/遺憾な気持ちになる作品。
ヨルゴス監督については恐縮ながら全く知識がなく、単にこの本作のみを観た上での感想なので悪しからず。
まっさきに『スタンリーキューブリック監督』(シャイニング、時計じかけのオレンジ、フルメタルジャケット、ロリータ、アイズワイドシャット など)の名を出したのは、本作の撮影スタイル、音楽の使い方にある。
室内での撮影は自然光や実際に置かれた照明のみを使ったワイドショットが多用され、廊下でのシーンに関してはシャイニングの三輪車を追うドーリー撮影(台車にカメラを乗せ被写体を追う)を同じ画角でそのまま起用している。
もちろんこれらの撮影方法は他の作品でも多く使わていれるが、本作に関しては完全にスタンリーキューブリックを意識した仕上がりに。楽曲もそのままシャイニングのものが使われているのもいろんな観点から注目するべきものなのか。
主要キャラの息子は、髪型からしてシャイニングのダニーそっくりでもあり、ニコールキッドマンはアイズワイドシャットの時と同一人物かと思わせる演技、見た目である。
これは敬意ななのか、マネなのか、、それとも憧れなのか..そこがタロにとって、なにより気がかりである。
スタンリーキューブリックの完璧を超えたストイックな撮影方法を愛するタロにとって、ヨルゴス監督がやりたいことはわかるが、キューブリックの完璧さとどうしても比べてしまい、それらの撮影方法の甘さに頭を抱える。
言い方が悪いがキューブリックに敬意を払うなら、とことん、徹底してやってほしかったと。
と、言いつつ..
決して安価でない本作のブルーレイを所有しているタロ。それは一体なぜなのか。
これは、キューブリックを意識した部分以外に対する評価であり、観るたびに新しい発見があると見込んだから。
さて、肝心の本作の良さとは。
第一に、脚本/台本とその読み上げ方。
これがこの作品の醍醐味であり、主要キャラはどの台詞をとっても無感情、棒読みである。
まるで、言わされているような。
コリン・ファレル演じる医師/父は毛深い髭を生やし、口が完全に隠れ、感情を捉えることが一切できない。もちろん彼の家族全員無感情、単語の意味のみで起動哀楽が伝わってくる。『#違和感』でしかない。
次に、曖昧な表現での混乱。
とあるシーンでスパゲッティの食べ方について、バリー・コーガンが語るシーンがある。亡くなった父の食べ方と僕は似ていることを誇りにしていた、ただその後ほとんどの人が同じ食べ方をしていることに気づき、脱帽した.. そんな台詞を残し時間の関係説明もなく話が中断する。一体何を言いたかったのか、こういう魅せ方はヨルゴス監督ならではなのでは。
*ちなみにタロはミートソースと、たらこ納豆パスタが好きです。
ストーリーをどう解釈するかはみなさん次第とするが、この違和感、余韻の"造り方"は褒めるべきなのだと思う。
間の取り方
これも完璧では無いが、普通では無い編集、方法が使われている。ネタバレでは無いが、冒頭の1分ほどの真っ暗なシーンからのあの映像はインパクトを見事に引き出している。
一旦この辺で...
本作を見られた皆さん、本作を観てなにを感じ取られましたか?
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投稿を表示タロサンのレビューを読んでから改めてリバイバル上映で観てきたけど、確かに廊下のシーン全て、シャイニングの三輪車を追うシーンと同じ画角だった!
音楽については私はぜんぜんわからなかったのだけど、観る前にレビュー読めてすごく良かった。ありがとう。
たらこ納豆パスタ、、、たらこ納豆、、
食べたことない。笑
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