村松健太郎
2023/12/05 16:41
あのヒット作の前日談がミュージカルに!『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』
1971年の『夢のチョコレート工場』はカルト的な作品なので、そこまで知られていませんが、2005年版のティム・バートン監督&ジョニー・デップ主演の『チャーリーとチョコレート工場』は日本でも大ヒットしました。
その印象はまだ色濃く残っているかと思われます。そんな中で、その前日談をしかもミュージカルでやるというのはかなりの冒険&挑戦だと言えます。
その大冒険を見事にやり切った作り手と演じ手にまずは大きな拍手を送りたいと思います。
若き日のウォンカにティモシー・シャラメというのは思いもよらぬ一手でしたが、映画を見終わってみれば”最適解”としか思えません。
ウィリー・ウォンカのパブリックイメージを保ちながら、歌唱からダンスまで大忙しですがやり切ったティモシー・シャラメは今後ハリウッドの顔になるやもしれません。
それだけの可能性とカリスマ性を感じさせる演技でした。
オスカー俳優のオリヴィア・コールマンを筆頭にサリー・ホーキンスやローワン・アトキンソン(Mr.ビーン!?)などなど、豪華な共演陣が揃いました。
中でも”ウンパルンパ”を怪演したヒュー・グラントが最高です。彼が出てきた瞬間に場をさらいます。
エンドロールにもお楽しみが仕込んであるので最後まで席を立たずに!
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