絶対観てほしいチャン・ツィイー出演作3選
私の「いつか会いたい推し俳優」は、
中国出身の世界的大スター、チャン・ツィイー✨
章子怡 チャン・ツィイー
1979年2月9日生
体が華奢だったことから「丈夫になるため」
母の勧めで8歳から舞踏をはじめ、
多数のダンス・コンテストで賞を獲得。
北京の中央戯劇学院に在学中に、チャン・イーモウ監督に
見出されスクリーンデビューを果たす。
柔軟性を存分に生かした激しいアクションを交えた演技が
世界的に認められ、2001年にはハリウッドに進出。
現在も世界、アジアを代表するトップ俳優として活躍中。
以前、アジエンスシャンプーのCMに出演されていたことから
日本では「アジアンビューティー」の代名詞的存在としても話題でしたよね
私がツイィーを初めて観たのは、デビュー作「初恋のきた道」の予告映像
三宝(サンパオ)の壮大な音楽、黄金に盛る中国の山々、
そこに佇む一人の少女の愛らしい姿(チャン・ツィイー)に
吸い込まれるように惹きつけられたのを今でもよく覚えています
今回は、チャン・ツィイー出演作の中でも、
特におすすめしたいお気に入り映画を3つご紹介します
純度100%、山を越えてやってきた初恋
「初恋のきた道」
1999年公開 89分
監督:チャン・イーモウ
脚本:パオ・シー
音楽:サンパオ
キャスト:チャン・ツィイー
チョン・ハオ 他
原題を日本語に訳すと「私のお父さん、お母さん」で、
主人公の両親の出会いを振り返る物語
ツィイーのデビュー作品であり、村にやってきた教師(父親)に想いを寄せる
若かりし頃の母親役を演じています
🐈ここミロポイント🐾
台詞はほとんどないものの、少女の全身から
「あなたをお慕いしています」という気持ちが
こぼれんばかりに溢れる姿が、とても愛らしくずっと観ていたくなる
好きな人に食べて欲しくて、一生懸命お弁当や食事をこしらえる
健気な姿に心が洗われます
また、決して便利とは言い難い村の生活の中で、
幸せに日々を紡いでいる人々の暮らしから、ぬくもりを感じられる大好きな映画
映画を観終わった後に、自然と少女のはにかむ笑顔が頭に浮かんでくる、
そんなあたたかい作品です
時代も変われば、咲き方も変わる
「ジャスミンの花開く」
2006年公開 129分
監督:ホウ・ヨン
脚本:ホウ・ヨン、チャン・シァン
音楽:スー・ツォン、イン・チン
キャスト:チャン・ツィイー
ジョアン・チェン 他
それぞれの時代を生き抜いた、三世代の女性の生涯を描いた物語
ジャスミンの中国語表記である「茉莉花」の
一文字ずつを取った茉(モー)莉(リー)花(ホア)という
三人の女性を、チャン・ツィイーが一人三役で演じています
🐈ここミロポイント🐾
まず、ツィイーの初登場シーンが本当に可愛い!
物語は三部構成となっており
第一章は、まだあどけない好奇心旺盛な少女モー
第二章は、生真面目なリー
第三章は、しっかりもののホア
という形で進んでいきます
時代がめまぐるしく変わる中で
それぞれの女性が、「母」になっていく姿が描かれており
"体当たり演技"として絶賛された橋の上での出産シーンは
すさまじい生命力を感じる壮絶な場面なので
ぜひ一度観てほしい
耳で全て(心)を読む
「LOVERS」
2004年公開 120分
監督:チャン・イーモウ
脚本:チャン・イーモウ、リー・フェン、ワンピン
音楽:梅林茂
キャスト:チャン・ツィイー
金城武
アンディ・ラウ
舞台は9世紀中頃の中国、反政府組織のアジトを突き止めるため、
役人である主人公が、前頭目の娘と思われる女性、小妹(シャオメイ)に近づいていく物語
ツィイーは、優れた聴覚の持ち主である、盲目の踊り子シャオメイを熱演
🐈ここミロポイント🐾
この映画で一番観てほしいのが
ツィイーのしなやかな柔軟性を存分に発揮した
踊り子の"音当てダンス"のシーン
豪華絢爛な宴の場に、ずらりと無数に並んだ太鼓のうち
石を当てた太鼓だけを、耳で聴きとってシャオメイが当てるという
ゲームで、この時の動きが本当に美しく、圧巻
軸のブレを全く不安に感じさせない、彼女の鍛え上げられた体幹に圧倒され、瞬きするのを忘れます
そして本作は物語の展開もめっちゃくちゃおもしろい!!
何も知らずに観てほしいので、これ以上は書きません
本編にてご堪能ください
過去の記事で紹介したことのある「SAYURI」も大好きな作品のひとつなので
ぜひこちらもご覧ください✨
ミロシネマ🐾
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