これぞレンタルしてでも見て欲しい！

🎦夜と霧🎦

（ＮＵＩＴ　ＥＴ　ＢＲＯＵＩＬＬＡＲＤ／ＮＩＧＨＴ　ＡＮＤ　ＦＯＧ）

１９５５年　フランス　３２分

監督：アラン・レネ

制作：アナトール・ドーマン 、 アナトール・ドーマン

ナレーション：ミシェル・ブーケ

ホロコーストのドキュメンタリーです。

たったの３２分間のドキュメンタリーです。

かつてこれほどまでに強烈な印象を与えたドキュメンタリーがあったでしょうか？

映画で散々見てきたホロコーストを、事実の記録として見ることになると、やはり心がザワザワしてしまい落ち着かない気持ちになります。ミッシェル・ブーケのトーンを抑えた詩的なナレーションが更に心を揺さぶるのです。

そして、人間がここまで惨酷なまでの狂気にみちた行為をすることが出来るということの恐ろしさから、私たちは平和への想いを更に強くすることでしょう。

因みに「夜と霧」とはヒットラーから発せられた総統命令。収容所に連れてこられた人たちは、まず「夜と霧」に分けられて区別されます。いずれにしても、夜の霧のように彼らを消してしまえということだったのでしょうか。

一度は見るべきドキュメンタリーの一つだと思います。