クリスマスを独りで過ごす貴方に贈る クリスマスホラー映画5選
皆さんこんにちは
椿です 椿です 椿です・・・
12月もいよいよ中旬。
12月といえば、クリスマスですね。
クリスマス、皆さんは、誰と、どのようにお過ごしですか??
私!?
フッ!聞くだけ野暮ってもんでぇ・・。
もち、ボッチでおまんがな・・。予定っ!?くぅ、そんなもんっ!!
クリスマスはコンビニのケーキとチキンを買って独りで映画みるわっ!
あっ、今年はM1が確か、24日??
まぁ、私の事は放っておいて・・。
まぁ、Discover usに集う皆様におかれましてはボッチクリスマスな方はごく僅か、とは思いますが、そんな、「クリスマス〇喰らえ!」な諸氏にお勧めする
聖なる夜をぶった切る!クリスマスホラー5選
をお送りするだぎゃ~~~~
※レンタルは画像をクリック!!
1 『悪魔のサンタクロース/惨殺の斧』(1984)
今でこそ、サンタクロースが殺人鬼だったり、悪漢をバイオレンスに叩きつぶすサンタクロースが現れても通常営業な映画界ですが、本作が発表された時代は大論争を巻き起こし、上映禁止処分にされたことすらある、元祖「血まみれサンタクロース」を扱った1本。
ビリーとリッキーの兄弟は、幼いころクリスマスの晩に、サンタに変装した強盗に両親を殺され孤児院に入るが、そこでも虐待を受ける。心に傷を負いながらも社会に出たビリー。しかし、仕事でサンタの恰好をさせられ、ただれた大人の関係を目撃してからシリアルキラーに変貌。次々と残酷な殺人を繰り返す・・。
80年代スプラッターホラーの1本で、よくある、幼児期の体験が精神をむしばみスラッシャーと化してしまう映画。本作は人気から5本のシリーズ化、2012年にはパワーアップしてリメイクされています。『悪魔のサンタクロース2』は弟のリッキーが殺人鬼に変貌。3作目『ヘルブレイン/血塗られた頭脳』は、なんとアメリカンニューシネマの雄として『断絶』を監督、『レザボア・ドッグス』を製作したモンテ・ヘルマンが監督。重症を負いながら生きていた殺人鬼リッキーが脳科学実験のマウスとなりサイキック少女との交流を図るちょっと風変わりな作風に。4作目『新 死霊のしたたり』5作目『キラーホビー オモチャが殺しにやって来る』は、もう全然1とは関係ない作品になっちゃってます。(よくある、邦題がテキトーなのではなく、本当に続編扱いなのだけど、殺人サンタの出てこないというヘンテコ映画です。→映画はそれなりに面白いんですけどね)
2 『クランプス 魔物の儀式』(2015)
中欧に伝わる、クリスマスの魔物 クランプスを素材にしたファンタジーホラー。クリスマスイブ。サンタに願い事を書いた手紙を、遊びに来ていた意地悪な親戚にからかわれ、怒りのあまり破り捨て祈りも捧げず寝てしまう。と、外に出た人間が戻らぬまま豪雪が降り、家に閉じ込められてしまう一家。やがて家の周りに、何者かの気配が・・。祖母によると、イブに祈りを捧げない罰に魔物クランプスがやってきたというのだ・・。
豪雪地帯の一軒家という閉じられた空間で、迫りくる魔物と対峙しなければならないというスリリングな物語展開と、個性的な魔物たちが見ものの、よくできたファンタジックなホラー映画です。それほどどぎついホラー要素があるわけでもないので、案外ボッチでなくてもクリスマスにみられる映画かもしれません。
監督は、あの『ゴジラ キングオブモンスターズ』のマイケル・ドハティ。『ヘレディタリー 継承』のトニ・コレット等が出演。
3 『ジンジャーデッドマン』(2005)
ジンジャーブレッドマンに殺人鬼の霊が憑りついて、次々に人々を殺害していくという、劣化版『チャイルドプレイ』とでもいいましょうか(笑)
脱力系なホラーコメディではありますが、 それでも、残酷描写などは頑張っちゃってます。
ジンジャーブレッドマンってご存知ですか?パン生地で作られた、クリスマスに出される人型のお菓子。そうそう、あの『トイ・ストーリー』なんかにも出てる、あれです。
パン屋を経営している父と兄を目の前で連続殺人鬼に殺されてしまったサラ。彼女の証言で犯人は捕まり死刑に。サラはパン屋を引き継ぐものの、経営は傾き、おまけに近所に人気のパンチェーン店が建つという。そんな店に、ある人物がジンジャーブレットの粉を使ってくれと、サラの元へ現れる。早速、それでジンジャーブレッドを作るが、突然、そのブレッドに例の殺人鬼が憑依。サラの家族や、パン屋を妨害に現れたチェーン店の連中らが次々に血祭りに・・。果たして、殺人鬼の魔の手から逃げ延びることができるだろうか!?
ジンジャーブレッドマンに憑りつく連続殺人鬼を、なんと、『ビッグウェンズデー』等に出て、80年代アクション俳優としてそれなりに人気だったゲイリー・ビジーが演じているという!ちょっといかつい彼が憑りつくのですから、可愛らしいジンジャーブレッドマンの顔が、いかにもブチャイクになっているところなど、笑えちゃいます。ちょっと怖く、大笑いしながら見られますよ。
ちなみに、こいつも人気で、2本シリーズ化されています。ご丁寧にDVDまでリリースされてます。興味ある方はTSUTAYA DISCUSへ!
4 『暗闇にベルが鳴る』(1974)
殺害を予告する電話が同じ家の親子電話からかけられていた!という感じの昔からある都市伝説(今の人は親子電話、と言っても分からないかな??)ネタを基にした非常にスリリングなスリラー映画の名作。
クリスマスパーティ中の女学生寮にかかる一本のイタズラ電話。勝気な女学生バーブが相手を挑発すると「殺してやる」と捨て台詞を吐き切られる。その不気味な電話が恐怖の前兆だったのか、女学生が一人また一人と行方不明になり、遺体となって発見される者も・・。警察が電話を逆探知すると、犯人は、寮内の別の電話からかけていたことが判明する。やがて、魔の手が主人公たちにもむけられる・・。
同じ時間、同じ空間に殺人鬼が居る、という恐怖、目的不明の犯人。そして、意外なその正体。冬の雪景色の美しいカナダを舞台にしながら、いかにもドライなフィルムに焼き付けられた映像が恐怖を盛り上げてくれます。ヒトコワ映画としてかなり秀逸でコワ面白い作品。必見です。
監督は『死体と遊ぶな子供たち』『デッドオブナイト』『ポーキーズ』等、ホラーやコメディを得意とするボブ・クラーク。のちに『クリスマス・ストーリー』という映画を監督。こちらは評価の高いクリスマス映画。出演が豪華で布施明の元奥さんのオリヴィア・ハッセー(もう、めちゃ美しい!)『スーパーマン』のマーゴット・キダー、『2001年宇宙の旅』のキア・デュリア、『燃えよドラゴン』のジョン・サクソン。
5 『ブラッディナイト 聖し血の夜』(1972)
これは私超おススメのカルトホラー映画です。黒い噂の絶えない家主が変死した屋敷を相続した男女に襲い掛かる殺人鬼の影。あるあるなホラー映画だけれど、しっかりそのあるあるを踏襲し、きっちり見せ、あっと驚くどんでん返し。物語、演出とホラー映画の見本のような作品となっています。
20年前に屋敷の当主である大富豪が屋敷内で焼死。この大富豪がいろいろいわくつきな人物で死にざまも普通でなかったため、屋敷のある町の人々からは忌み嫌われ、事件以降買い手がつかない屋敷となっていた。そんなことを露とも知らない富豪の孫ジェフリーが相続。持っていても資産価値があまりない屋敷のため、破格に町の関係者に売り渡す算段をおこなう。が、その過程で、関係者が次々と惨殺される。そして、その魔の手はジェフリーにも忍び寄る。やがてジェフリーは意外な犯人と、この屋敷に纏わる恐ろしい出来事を知ることとなる・・・。
直接的な残酷描写はないものの、凶器や血飛沫の映し方で、その痛みや異常性が伝わってくる巧妙なカメラワークといい、不気味な犯人が徐々に、堀を埋めて自分達に迫ってくるという緊迫感ある演出でじわりじわりと怖さを盛り上げてくるうまさ。公開当初は鳴かず飛ばずだったものが、80年代に入りリバイバル上映されて火が付き、カルト化された作品です。過去の回想シーンのセピア色な映像も雰囲気を盛り上げます。特に、この屋敷の富豪の死の真相が明かされる場面の怖さは、ゾッときます。またクリスマスの定番ソング「きよしこの夜」をマイナーチェンジした曲も不気味。
残念なことに、監督以下、この映画の関係者が著作権の設定をきちんとしていなかったため現在はパブリックドメインな作品として、世界各国でDVD化されているのですが、まともに現存しているフィルムが存在しないため、VHSテープのコピー画像のものがDVDとして生産されてしまっているのです。そのため、画像が非常に粗く、見づらいという大きな難点があります。
ただ、それを差し引いても見ごたえのある作品である、と私は思います。
いかがだったでしょうか。私が紹介するので、70、80年代の作品が多くなってしまいましたが、クリスマスの夜長、たった独りで、こわっ!と思いながら、ワクワク見てほしい作品をご紹介いたしました。
えっ!?もちろん、カップルで、「きゃ~!」とか「こわ~!」とか言ってイチャイチャしながら見て、愛を深めってくださっても結構ですわよっ!知らんけどっ。
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました!
あなたに素敵な映画ライフとクリスマスをっ!
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投稿を表示ジンジャーブレッドマン、気になってきました。。(笑)
B級を二段階超えて、D級感が出ていますがwww
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