Stella
2024/03/05 08:55
「世界で一番しあわせな食堂(Mestari Cheng) 」は、美味しい料理で心身のやる気をUp
「世界で一番しあわせな食堂(Mestari Cheng) 」(2019)
アキ・カウリスマキ繋がりで、兄のミカ・カウリスマキ監督を最近知った。本監督の作品。
フィンランド北部・ラップランド地方の小さな村を舞台に、そこを訪れた上海の料理人親子と村人たちとの心温まる交流を描いたハートフル・ストーリーで、主演はアンナ=マイヤ・トゥオッコと香港出身のチュー・パクホン。
ドイツ、リューベックで行われた北欧フィルムデイズ(Lübeck Nordic Film Days)で、ベストフィルム賞を受賞、またミルバレー映画祭では観客賞を受賞したとのこと。
また、フィンランド映画としては、制作費もかけ、制作期間も長くとったとのこと。
ストーリー
フィンランド北部の小さな村に息子を連れてやって来た中国人男性のチェン。食堂で女主人のシルカや常連客たちに彼の恩人だという人物について尋ねるが、誰一人知る者はいなかった。しかしひょんなことから、上海でプロの料理人をしていたチェンが食堂を手伝うことになり、代わりにシルカが恩人探しに協力する・・・。
チェンの作る料理はたちまち評判となり、シルカや常連客たちとも親しくなっていくチェンだった…。最後は、チェン親子とシルカは、家族として暮らすことになる。
やる気というか、幸福感が高まる映画
トナカイの肉を食す習慣の国で、医食同源の薬膳の様な中国料理は、実際に年寄り達の病気を治癒したり、徐々に元気になる。また、周りにレストランのない田舎では、旅行者も料理を楽しみにし、全ての村人たちに、心身ともに健康にするチャンスを与える。
国連の幸福感ランキングでも一位であるフィンランドの懐の大きさを感じる。
慣れないチェンにシリカがダンスを教え、楽しく踊るシーンは素敵で、中国で結婚し、村人達にスマホで祝福してもらうシーンもほのぼのしていた。
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投稿を表示Stellaさんこんにちは☺︎
こちらを観た時に、料理が人の心を動かすことに感動しただけでなくお互いの文化を認め合う過程にもまた感動しました。
こういうほっこりほのぼのとした映画良いですよね〜☺️
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投稿を表示こんにちは~。
私もこれ大好きな作品。カウリスマキ弟は初めての鑑賞でしたが、とても良い雰囲気で、ほんかわ幸せをもらえるストーリーに心が温かくなりました。この邦題も好きです(^^♪