どうも、いなくならないようにゆるっとだけ投稿しているKotyです。
ここのところなりを潜めているようですが、夫のDomも忘れないように引き続きよろしくお願いいたします。

今回の観賞映画は『ノーウェア』(1997/アメリカ)です。

〜あらすじ〜
18歳の青年ダークにはメルという恋人がいるが、メルは同性のルシファーとも付きあっている。ダークもまた、同じ学校の青年モンゴメリーに心ひかれていた。周囲の友人たちもそれぞれの愛を求めるなか、謎のエイリアンが街に現れ、次々と異変が起こりはじめる。

ほら、もうあらすじだけで惹かれるでしょう？
ジェンダー観を扱うセンスの問われる映画と思わせていきなりのエイリアンですよ？
ジャンル横スライディングですよ？

制作は私が映画にハマるほんの少し前なので、逆に、こんな映画があったことを観逃がしていました。
デジタルリマスターとかで過去を掘り起こしてくれるのありがたい。
ハマった初期はシュリとか流行っていましたよ。私、未だに観ていないのだけど。

本当は1日、鑑賞した勢いのままに投稿するつもりだったのですが、うっかりお酒を飲み過ぎてしまい、二日酔いが治まるまでこんな時間になってしまいました。

気を取り直して、本作は、
何が起こるか(観ていても何が起こったか)分からないハラハラ感の余白、昨今の何を描くか明確な映画(それでないと予算が下りないのでしょう)と異なり、想像を逞しくしながら観る面白さがありました。

クリーチャー大好き私はエイリアン味薄いかなあとも少し思いましたが、良いB級でした。

それにしても、デジタル修復技術ってすごい。
自然に(それ以上に鮮やかに？)美しかったです。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊

本当は投稿にここまで間を空けるつもりはなく、人肉ラーメンのアンカット版を観に行ってレビューしたかったのですよ。
でも、公開日を勘違いしていて予定が合わず、逃してしまったのですよ。
私の不得の致すところでございます……

カット版ならこちらでご覧頂けます。

念のため人肉ラーメンの
〜あらすじ〜
父親に受けた虐待のトラウマを抱えるバスは、病弱な娘を育てながら、屋台で働いていた。ギャンブルで作った夫の借金に苦しむ彼女は、ある日反政府デモに巻きこまれ、外出できなくなる。屋台をやめたバスは、母の秘伝のレシピを基に自宅でラーメン屋を開くが……

＊＊＊

以前、勤めていた大学研究室にテイルズオブヴェスペリアが好きとのことで意気投合したタイ出身の留学生がいまして、タイ映画の話になった際、アクション映画でもタイ映画はなぜ主人公の仲間が死ぬのか？と私が尋ねると、
「考えたことなかった」
「そういうもんだと思ってた」
との返事。
水戸黄門みたいにフォーマットがあるようです。

ということで、タイ繋がりで、まだ観ぬ人肉ラーメンの参考映画をついでにご紹介します。

＊＊＊

参考映画
●トカゲ女

〜あらすじ〜
タイの人気女流作家クワンは、ジャングルで暮らす部族の女性から民芸品の小さな木箱を買う。だが、それを機に巨大なヤモリの幻覚を見るようになり、周囲の人間が次々と変死。さらに、彼女の肉体は醜く変貌していく。

これもホラーです。
そんなに話題作という訳ではなさそうですが、日本人が出演しているから日本で公開されたのだと思いますね。
個人的には好きです。

＊＊＊

●アタックナンバーハーフ

〜あらすじ〜
バレー選手のジュンとモンはオカマだという理由でチームに入れてもらえない。ある日、彼らを理解してくれるオナベの監督が赴任してきた。3人ともやる気はあるのに、一緒にプレイしてくれる人がいない。それならば“友達を誘おう”ということで、ここに前代未聞の混性チームが結成された。彼らは見かけによらず実力は確かだった。練習を重ね、上達した彼らは地区大会を勝ち抜き、全国大会へと進むが、それを良く思わない大会委員の妨害に合うのだった。

日本でだけ局地的に有名っぽいスポーツコメディ映画です。

タイ映画で何が好き？と聞かれて先の留学生にこれを答えたら、日本人みんなそう言うけどなんでそんなマイナー映画？という反応。
どうやらタイではマイナー映画らしいですよ。
キャッチーなタイトルと、日本人好みの成功物語で流行ったのだと思いますね。
肝心の試合シーンはイマイチですが、でも良いんだ。爽やかハッピーです。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊

さて最後に、私ごととして、実は某SNSで映画アカウントを始めました。

偏りのない情報収集のため、私が観そうにない映画を、書きそうにないテイストで発信している潜伏アカウントがありまして、今月末には晴れて自分のものとしてリニューアル公開する予定だったのですが、まだちょーーーっと時間がかかりそうです。
なので、どれがそうかなーと想像する程度にしておいてくださいませ😅
皆さんのはこっそりチェックさせていただいています！

それでは、また。