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私の好きな映画

悪の頂点を目指した男

 

「我、邪で邪を制す」 
2023年公開 134分 台湾 
原題:周處除三害
監督:ウォン・ジンポー
脚本:ウォン・ジンポー
キャスト:イーサン・ルアン
    ベン・ユエン
    チェン・イーウェン

 

「悪名は無名に勝る」という言葉が真っ先に浮かびました

 

今回は、自分の余命に気付いた男が、
悪の頂点にのし上がることを決意し、全力を尽くす姿がエネルギッシュながらも、
どこか苦ーい後味に引っ張られた映画「我、邪で邪を制す」をご紹介します

 

怖いもんなしのマフィアに襲い掛かった悲劇

 

主人公は、マフィアの中でも怖いものなしで名の通った男、陳桂林

彼は今までにも沢山の血を浴びてきた人物であり、
足の速さも天下一品だったことから
警察が頭を悩ます人物として有名だった

そんなある日、彼は最愛の祖母を亡くしてしまう

更に同時に、自分が病に侵され、残された命が半年だという事を知る

「最後に誇らしいことをして」
 

祖母の主治医だった女性にそう言われ、
彼は自首しようと、警察署へ向かった

 

NO.3は嫌だ、NO.1として名を残したい

 

警察に自首しにいった桂林だったが、
ちょうど同時期に、別の事故の影響で警察署はごったがえしていた

「自首ですか?こちらに順番に並んでください」
 

即座に取り押さえられると思っていた彼は
完全に拍子抜けしながらも、ふと壁に貼られた紙をみてはっとする

そこには国内重要指名手配犯が3人顔写真付きで載っており
自分はそのNO.3だということを知ってしまったのだった

そんな彼の頭に浮かんだのは

「NO.1として世間に名を轟かせてやる」
 

NO.1とNO.2を自らの手で制し、世紀の大悪党として世間に名前を刻むことを決意

 

2人を探す旅に出ることに

🐈ここミロポイント🐾

 

殺人シーンや、過激な暴力シーンも多い作品ながらも
よくよく振り返っていくと「笑顔」が多く記憶に残るという、何ともいえない余韻を味わった物語

前半と後半でガラりとカラーが違う描写は、今思い出しただけでも良い意味でゾクっとしてしまいます

原題の「周處除三害」は、中国の故事だそうで、
言葉の成り立ちの逸話から着想を得たストーリーとのこと

この五文字がどんな意味を持つのかは、知ってしまうとネタバレになってしまうので
ご興味のある方は鑑賞後にぜひ調べてみてください🐈

 

私が今回記載した内容以外には

何も情報を入れずに観ていただいたい1本です

 

日本劇場未公開の台湾バイオレンスアクション映画
「我、邪で邪を制す」は、現在NETFLIXで配信中

 

ミロシネマ🐾

Instagramでも映画を発信中
(画像をタップ)
 

 

 

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1 件の返信 (新着順)
takae
2024/03/25 00:36

うあー、むっちゃ気になります!
バイオレンスってタグ見ただけでワクワクする(笑)
ジャケットも良い!リスト入れますね!


めちゃくちゃ観てほしいです!!!
がっつりしっかりバイオレンスでしたよ😳😋(byグロ免疫なしのミロシネマ視点)
お時間あるときにぜひ✨