
そりゃ上映中止したいわ笑
邦題の副題、良き

監督:アリ・アッバシ
脚本:ガブリエル・シャーマン
時間:120分
印象が変わらないって凄いよね?
アプレンティスって見習いって意味らしいけど、今回はその副題が上手いと思う。言わずと知れた、20日に再びアメリカ大統領になったトランプが、どのようにして今のアイツになったのか。普通はその人の生い立ちやバックグラウンド、知られざる裏側とかを見ると、共感しなくても同情や見る目が変わる事もあるものだ。だが、今回は1ミリもない。思った通り、嫌なヤツ。

元々、厳格な父の顔色を見て生きてきたナイーブボンボン。拗らせたパイロットの兄がいて、ドナルド(セバスチャン・スタン)は次男坊。父が不動産業をやっている中で、黒人に部屋を貸さない差別主義者だと政府から訴えられて、裁判でも苦戦中。現状を打開すべく、政財界のセレブの集まるクラブに行き、運命の出逢いをする。
悪魔のような男、ロイ・コーン
それが、ロイ・コーン(ジェレミー・ストロング)だった。

彼はアカ狩としても悪名高き弁護士で、勝つためにはどんな手段でも使う事で有名。泣き言も言うしビビりで前髪命、まだ20代のドナルドを教育していく。勝つためのルールは3つ。
アタック、アタック、アタック(ここ耳に残るフレーズ)とにかく相手を攻撃しろ。次に、何を言われても全否定。そして負けを認めるな。
もうさ、モロ今のトランプそのものじゃん!大統領選で負けた時も、票の操作があると言い出して認めなかった。

面白い程、ロイコーンの言う事を聞いていれば、上手くいくドナルド。それはあんなに恐れていた父親さえも、超えることが出来た。ロイからしたら、ナイーブボンボンで自分が無いからこそ、操りやすいと思ったんだろうな。
ふと思い出すのは、あの人のこと
安倍晋三と似てる、と思った。彼も政治家の3代目、祖父も父も東大出身なのに自分は成城のお坊ちゃん学校出身。成績もさして良くも悪くもない。そして長男でもないけど跡を継いで政治家となった。そして、政治家になってから祖父(岸信介)や周りから悪い影響を受けたと思っている。そういや、トランプって晋三と仲良しだったよなぁ(遠い目)

天に唾するとはこの事か、という状況になるロイ。ドナルドにそれが訪れるのは、いつになるのだろう。監督はアリ・アッバシだが、脚本が長年トランプ前大統領を取材してきた政治ジャーナリストでもあるガブリエル・シャーマン。リアルで面白い理由は、ここにある。セバスタのなりきりも去ることながら、ジェレミーストロングの巧さが際立ち、本当に素晴らしかった。今のトランプについて、答え合わせが出来る作品。でも、どうしても言わせてください。
エアフォースワンで○されてろ、インポテンツのハゲ!!

▼予告

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投稿を表示インポテンツのハゲ!!⇒呼んだ??
えっ!?お呼びでない?
しかぁし、これは見ごたえありそうですねぇっ
最近の政治や言論の世界の状況を探る映画っぽそう
とにかく敵を作ってデマも流して相手を攻撃してマッチョさを誇示する
本当にひどい現状を振り返る意味もこめて、本作観に行きたいと思います
それにしても、大統領に復帰しそうな空気感の中で、よくこんな映画作りましたねぇ
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投稿を表示そして、未だに信じられないのがバッキ―(セバスチャン・スタン)がやっているということww
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投稿を表示ちょww
このコラムww🤣🤣🤣