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Yuji Abe
2025/05/02 19:55

ヒーローの“陰”が描く?新たなマーベルの世界観!『サンダーボルツ*』

『キャプテン・アメリカ/ブレイブ・ニュー・ワールド』から続く物語の中で、この作品は“影のヒーローたち”に焦点を当てています。

マーベル作品というと、痛快なアクションとユーモア、そしてヒーローが世界を救う姿を楽しむ印象が強いですが、この映画では少しトーンが違いました。

それぞれのヒーローが抱える葛藤や過去、心の傷にじっくり向き合っている。アクションと感情のドラマが重なり合うことで、“戦う理由”がよりリアルに伝わってきます。


 

とくに印象的だったのは、あるキャラクターの「つかみどころのなさ」。まるでロキのように本心が読めず、でも目が離せない。彼の登場で一気に空気が引き締まり、観ているこちらも心拍数が上がります。

タイトルの“サンダーボルツ”がもつ少し皮肉めいたユーモアにも、くすっと笑わされました。マーベルはやはり、ただのシリアスでは終わらせない。このバランス感覚が絶妙かもしれません。


 

これからマーベルは、ヒーローの「強さ」だけでなく、「弱さ」や「人間くささ」も大事に描いていくのかもしれません。華やかな戦いの裏にある、彼らの物語。私はそんな“等身大のヒーローたち”に、より惹かれていきそうです。


 

これからの展開が、本当に楽しみです。


 

アクションだけでに物足りない、人間性にも触れた作品が好きな人におすすめの映画です。

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