夏と言えばこれ!!私の夏映画5選!
こんにちは!
そぜシネマです。
『今日何観よう?』のお手伝いができるように
お茶の間や映画館からつながる良質映画を厳選紹介しています。
日本の夏。。
あなたはどう過ごしますか?
「思いっきり怖い映画を見て中から冷やす!」
そういう方は先にこちらのコーナーへどうぞ。全部観たらエクストラコールドYOUになれます。乾杯。
『むしろ思いっきり夏を浴びて夏に酔いしれたい!! 』
そういう方。お待ちしておりました!
今回はそういった【THE サマー】を一瞬で感じられる極上の映画を5つ紹介します!
1.菊次郎の夏
製作年 :1999年
製作国 :日本
上映時間:121分
監督 :北野武
<あらすじ>
祖母と暮らす小学3年生の正男は、夏休みを利用して写真でしか見たことのない母に会いにいく事を決意する。そんな正男を心配した近所の主婦は、無職でブラブラしている自分の夫・菊次郎を同行させる。嫌々引き受けた菊次郎は、少年との旅も右往左往で頼りなかった。しかし、そんな2人の間にもやがて交流が生まれ、ついに正男の母と対面する時を迎える。
北野武映画のソフトボイルド部門
久石譲の「Summer」が随所に流れ、夏の情景を鮮明に描き出す。
北野武演じる不器用で荒々しくも優しく温かい菊次郎と真っ直ぐだけどどこか寂しさを抱える正男。
そんな二人の夏休みを観ていると、ほほえましくも泣けてくる。
昔これ観ては泣いていたなあ。
日本の旧き良き夏休みを感じられる作品。
2.あの夏のルカ
製作年 :2021年
製作国 :アメリカ
上映時間:96分
監督 :エンリコ・カサローザ
<あらすじ>
<海の世界>と<人間の世界>、互いに恐れ合っている2つの世界が舞台。海の世界に暮らす“シー・モンスター”の少年ルカは、絶対に行ってはいけないと禁じられている人間の世界への憧れを抑えきれず、親友のアルベルトと共に海の世界を後にする。身体が乾くと人間の姿になるという性質を持つ“シー・モンスター”の彼らは、この“秘密”を人間に知られる恐怖を抱きながらも、目の前に広がる新しい世界に魅了されていく。やがて、ルカとアルベルトの無邪気な冒険は海と陸とに分断されてきた2つの世界に大事件を巻き起こすが、ルカの禁断の憧れが生んだ<ひと夏の奇跡>とは―?
海底のシーモンスターが掟を破り陸の人間界に入り込み楽しさに魅了されるも正体がばれて大騒動になる話。
舞台はイタリア。結構な割合で出てくるイタリア語と港町の景色のバケーション感が美しい。
ルカと兄弟分のアルベルトの友情もさることながら彼らと人間のジュリアとパパとの関係も素敵過ぎた。
本編を通じてキーとなるのはスクーターのベスパVespa🛵
ベスパとはイタリアのPIAGGIO社の製品で、イタリア語で『スズメバチ』を意味するが、ここでは【友情の証し】としても使われていて、自分は勝手に”Best Partner”の略として英語的な意味も込められているのではと思わせてくれた(実際は言及なし)。
最後のシーンは良かった。
本作はCocoの制作陣だけあって映像美は半端なかった。特に水や波の描写リアルすぎ。
音楽ももう夏って感じの音楽が心地よい。
そして日本の劇場公開版のテーマソングはなんと『少年時代』。
これがあうんですよねえ。歌い手は井上陽水ではなく、ヨルシカVer.でしたが。。
とてもあっていました。
夏の清涼剤として軽い感じで観るとスッキリする作品。
3.マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー
製作年 :2018年
製作国 :アメリカ
上映時間:114分
監督 :オル・パーカー
<あらすじ>
大人気ミュージカル映画『マンマ・ミーア!』の舞台ギリシアのスコペロス島から10年。続編の本作の舞台はクロアチアのヴィス島!!母との夢だったホテルを、ついに完成させたソフィはオープニングパーティの準備に。最高の日を迎えたソフィだが、一方でNYでホテルビジネスを学んでいる夫がそこで働かないかと誘われてしまう。そして更に妊娠も発覚。ソフィは母との夢の実現をとるか、夫とNYで新たな人生を始めるか。
最高にハッピーになる映画。
個人的にはオリジナルより続編の本作が大好き。
もうとことんアドリア海に映えるアマンダセーフライドの美声と踊り。
そして何よりABBAの名曲たちが映えすぎる。
まさにダンシングクイーンな彼女が一番映えるこの映像を観て、魅て。。
全てがハッピーになります。
4.エンドレス・サマー/終りなき夏
製作年 :1966年
製作国 :アメリカ
上映時間:95分
監督 :ブルース・ブラウン
<あらすじ>
3人のカリフォルニアボーイが、たった1台のカメラとサーフボードを持って、最高の波を探して世界一周の旅に出る――そんな輝かしい青春の日々の記録をメインにした約90分のドキュメンタリー。
1960年代のサーフ映画の金字塔。
あのピンクが基調のジャケがあまりにも有名。
内容はプロのサーファーがひたすらに終わらない夏を求めて世界中の海で波乗りするだけの映像。
ただ!その映像が素晴らしい!。
夕陽や朝日を上手く使ったシルエット映像は今でも色褪せない。
全世界の有名なサーフスポットで楽しんでいるが、特にアフリカでサーフィンしているのを現地の子供達が珍しそうに群がっているシーンが好き。
観るBGMとして夏の間は常に流していたい。
そして、この夏、2024年7月12日(金)より『エンドレス・サマー デジタルリマスター版』が劇場公開されるみたい。これは観ねばですね。
5. トップガン マーヴェリック
製作年 :1966年
製作国 :アメリカ
上映時間:95分
監督 :ブルース・ブラウン
<あらすじ>
アメリカのエリート・パイロットチーム“トップガン”。しかし彼らは、ベスト・オブ・ザ・ベストのエースパイロット達をもってしても絶対不可能な任務に直面していた。任務成功のため、最後の切り札として白羽の矢を立てられたのは、伝説のパイロット“マーヴェリック”(トム・クルーズ)だった。記録的な成績を誇る、トップガン史上最高のパイロットでありながら、常識破りな性格と、組織に縛られない振る舞いから、一向に昇進せず、現役であり続けるマーヴェリック。なぜ彼は、トップガンに戻り、新世代トップガンと共にこのミッションに命を懸けるのか?大空を駆け抜ける興奮、そして“胸熱”な感動がここに!
ほんと、これは大傑作。
夏を感じるシーン、あるよね。
あの夕焼けビーチでのアメフト。バックにはワンリパブリックのI Ain't worriedがこれまた合う。
その夏過ぎるシーンをどうぞ。
熱すぎるので内容も語っていい?
前作を一度でも観た人なら最初の5分でもう涙目🥹。畳み掛けるように空母からスクランブル発進する戦闘機とあのギターリフから始まるDanger Zone。
Go判断を出すスタッフの勇ましいサイン。
最初のみリアルF35の勇姿を見せてくれたり、
マッハ10を更新したブラックバード(SR-41)を想起させるスカンクワークスの新機体(ダークスターSR-42と言われている)がカッコ良過ぎたり、
実際にトップガンで採用されている時計として大好きなIWCのパイロットウォッチやタイマーが出てきたり、
もう飛行機マニアには堪らなさ過ぎる逸品なわけですよ。
最高なハードで固めた後の中身はどうかというとこれまた素晴らし過ぎるストーリーとキャスト。
不老不死の術を使ってるん違うかと言うくらい変わらないトムクルーズ。
昔のヒロインだったケリーマクギリスとメグライアンは相応の歳を取ったが故に出演拒否したことからも彼の若さが際立つ。
個人的に激アツだったのはアイスマンことヴァルキルマーの再出演。
彼は実際に咽頭がんにかかり声を失っていた。作中でも同じく咽頭がんの設定でディスプレイを通じて会話した後、彼の実声を聴いた時は号泣した(実際はAIによるもの)。
他のキャストも軍隊モノ映画に似合うキャラNo.1のエドハリスがチョイ役で出ていたり
新たなトップガン生の個性を演じたキャスト陣も素晴らしい。特にキーマンのルースター役のマイルズテラー。まずグースに似せすぎやろというくらい似ていたし、なんか観たことあるなと思ってたらセッションのサイコドラマーニーマン君だったのね。。
ライバルのハングマンとの友情もこれまたマーヴェリック、アイスマンと被せてきて号泣でした。
と、今回は一切清書無しの感情赴くままに書き殴ったけどそれほどエモーショナルな作品でした。
トップガンの続編はトムクルーズが持っていて、彼のこだわりと好きが詰まっていた。前作の監督トニースコットの自殺、上述の前作キャスト達の健康上の問題や諸事情での出演拒否、そして防衛上機密情報に溢れている世界等の困難を乗り越え、本当に世に出してくれてありがとうと言いたい。
感情揺さぶられます。
いかがでしたでしょうか。
色々な景色の”夏”。
あなたはこれから始まる季節をどのように彩っていきますか?
一度しかない『今年の夏』。
最高の季節にしましょうね!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
過去のコラムはこちらのバナーをクリックするとみれます。
Instagramはこちらから。
ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示「あの夏のルカ」すごく気になってる映画なのですが、まだ観てませんでした😖
この投稿ですごく面白そうだなって改めて思ったので観てみます☺️💭
ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示最後にトップガンマーヴェリック持ってきたところが、マジでセンスしかないww
ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示