あの伝説のライブが・・・!
伝説の4人組といえば・・・
音楽面だけではなく、若者文化に多大なる影響を与え、
それまでの常識や価値観をガラリと変えてしまったのが、
ザ・ビートルズ。
メンバーは、ジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、
そして、荒井注!・・・んな訳ない、ドリフじゃないっつうの!!
そう、リンゴ・スターの4人。
若い人は知らなくても仕方ない。半世紀以上も前の話なんだから。
でも、ビートルズは戦後文化史、社会史において、とんでもなく大きな存在。
彼らがいなかったら、今の文化もまた違ったものになっていたかもしれない。
それだけに知識、教養としてキチンと頭に入れておいて欲しい。
せめて曲ぐらいは知っといてよと「昭和のジジィ、ババァ」世代は思うのだ。
そんなビートルズ、伝説のルーフトップ・ライブが、リアルに迫る影像がこれ!!
映画「 The Beatles Get Back 」
1969年、1月下旬のロンドン。
ビートルズは、4人が作った会社「アップル」本社ビルのルーフトップ、屋上で
ライブを行った。その記録映像なのだ。
あのイントロが聞こえ、ライブは名曲“ゲット・バック”で幕を開ける。
頭の上には鉛色の雲。
冬の冷たい空気がたちこめる屋上で、ビートルズが次々と演奏を重ねていく。
メンバー全員の姿が、とにかくカッコ良い。正に、ロック。
中でも特に、ポール・マッカートニーが抜群のカッコ良さ。
お馴染みのヘフナーのバイオリン型ベースを弾き、歌いまくる。
ベースのネックの指板がキレイでとても高級そうに見えるのだ。
何故か気になってしまう。
ジョンがシャウトすれば、ジョージもギターソロを。
そして、リンゴもタイトにリズムを刻んでゆく。
寒さでメンバーの白い顔が赤くなっているのもリアル。
ギターコードを押さえる指もかじかんで大変だったろうに・・・な~んて思ってしまう。
ビートルズの生の姿と紡ぎ出すサウンドに酔える・・・至福の瞬間(とき)
空から降って来るビートルズのサプライズ演奏。
外を行くロンドン市民が驚く表情や警官のリアクションが、これまた面白い。
ロンドンの街中で多くの人が上を見上げ、車も渋滞しはじめてゆく。
演奏を続けるジョン、ポール、ジョージ、リンゴの4人・・・。
メンバー間の確執や対立が、もうどうにもならなくなっていたビートルズ。
ポール・マッカートニーの「もう一度、原点に帰ろう。やり直そう」の呼びかけで
始まったのが「ゲット・バック・セッション」。
その様子はドキュメンタリー映画「ザ・ビートルズ Get Back」として3日間に渡り、ディズニープラスから配信された。
1970年にも映画「レット・イット・ビー」として、81分作品に編集し公開されている。
このセッションの中で行われたのが、屋上でのルーフトップ・ライブ。
その模様だけを抜き取り全編フルで見せてくれるのだ。
ロックがパワーを持ち社会に風穴を開けはじめ、面白くなって来た時代の空気を十分に伝えてくれる。
期間限定、全国で公開された
上映された時、平日の昼間だったが劇場へ行ってみるとキャパ400人の客席が、
ギッシリ埋まっていた覚えがある。さすがビートルズ。
だが、ほとんどがシルバー世代の観客で加齢臭が充満、目に沁みた。
このセッションの翌年、ポール・マッカートニーがグループからの脱退を宣言、
ビートルズは正式に解散する事になる。
ここでの姿が、4人のビートルズとしての最後のライブ・パフォーマンスとなった。
その劇的瞬間を目と耳でぜひ、体験して欲しい! 特に、若い世代に!!
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投稿を表示映画「Let It Be」は中学の時、ロードショーで私も見ましたが、当時、メンバー間の事情も知らなかったので、唯々、暗くて・・・、屋上のライブだけが良かったです。で、この作品でフルで見られたので満足しました。
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投稿を表示映画『 レット・イット・ビー 』は公開当時観て、パンフレットも持ってます。
レコ―ディングは4人の仲が完全に空中分解して険悪な感じですが、GET BACK LIVEの時だけは生き生きとしてましたね。
長年幻の映画でしたが、昨年IMPORT版を買いました。
画質はよかったですが、やはり非正規版なんでしょうかね。