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私の好きな映画

シモ坊
2023/03/23 11:42

あの伝説のライブが・・・!

伝説の4人組といえば・・・

 

音楽面だけではなく、若者文化に多大なる影響を与え、

それまでの常識や価値観をガラリと変えてしまったのが、

ザ・ビートルズ。

 

メンバーは、ジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、

そして、荒井注!・・・んな訳ない、ドリフじゃないっつうの!!

そう、リンゴ・スターの4人。

 

若い人は知らなくても仕方ない。半世紀以上も前の話なんだから。

 

でも、ビートルズは戦後文化史、社会史において、とんでもなく大きな存在。

彼らがいなかったら、今の文化もまた違ったものになっていたかもしれない。

それだけに知識、教養としてキチンと頭に入れておいて欲しい。

 

せめて曲ぐらいは知っといてよと「昭和のジジィ、ババァ」世代は思うのだ。

 

そんなビートルズ、伝説のルーフトップ・ライブが、リアルに迫る影像がこれ!! 

 

映画「 The Beatles  Get Back 」

 

1969年、1月下旬のロンドン。

 

ビートルズは、4人が作った会社「アップル」本社ビルのルーフトップ、屋上で

ライブを行った。その記録映像なのだ。

 

あのイントロが聞こえ、ライブは名曲“ゲット・バック”で幕を開ける。

 

頭の上には鉛色の雲。

冬の冷たい空気がたちこめる屋上で、ビートルズが次々と演奏を重ねていく。

 

メンバー全員の姿が、とにかくカッコ良い。正に、ロック。

 

中でも特に、ポール・マッカートニーが抜群のカッコ良さ。

お馴染みのヘフナーのバイオリン型ベースを弾き、歌いまくる。

ベースのネックの指板がキレイでとても高級そうに見えるのだ。

何故か気になってしまう。

 

ジョンがシャウトすれば、ジョージもギターソロを。

そして、リンゴもタイトにリズムを刻んでゆく。

 

寒さでメンバーの白い顔が赤くなっているのもリアル。

ギターコードを押さえる指もかじかんで大変だったろうに・・・な~んて思ってしまう。

 

ビートルズの生の姿と紡ぎ出すサウンドに酔える・・・至福の瞬間(とき)

 

空から降って来るビートルズのサプライズ演奏。

外を行くロンドン市民が驚く表情や警官のリアクションが、これまた面白い。

 

ロンドンの街中で多くの人が上を見上げ、車も渋滞しはじめてゆく。

演奏を続けるジョン、ポール、ジョージ、リンゴの4人・・・。

 

メンバー間の確執や対立が、もうどうにもならなくなっていたビートルズ。

ポール・マッカートニーの「もう一度、原点に帰ろう。やり直そう」の呼びかけで

始まったのが「ゲット・バック・セッション」。

 

その様子はドキュメンタリー映画「ザ・ビートルズ Get Back」として3日間に渡り、ディズニープラスから配信された。

 

1970年にも映画「レット・イット・ビー」として、81分作品に編集し公開されている。

 

このセッションの中で行われたのが、屋上でのルーフトップ・ライブ。

その模様だけを抜き取り全編フルで見せてくれるのだ。

 

ロックがパワーを持ち社会に風穴を開けはじめ、面白くなって来た時代の空気を十分に伝えてくれる。

     

期間限定、全国で公開された

 

上映された時、平日の昼間だったが劇場へ行ってみるとキャパ400人の客席が、

ギッシリ埋まっていた覚えがある。さすがビートルズ。

だが、ほとんどがシルバー世代の観客で加齢臭が充満、目に沁みた。

 

このセッションの翌年、ポール・マッカートニーがグループからの脱退を宣言、

ビートルズは正式に解散する事になる。

 

ここでの姿が、4人のビートルズとしての最後のライブ・パフォーマンスとなった。

 

その劇的瞬間を目と耳でぜひ、体験して欲しい! 特に、若い世代に!!

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2 件の返信 (新着順)
シモ坊
2023/03/24 22:50

映画「Let It Be」は中学の時、ロードショーで私も見ましたが、当時、メンバー間の事情も知らなかったので、唯々、暗くて・・・、屋上のライブだけが良かったです。で、この作品でフルで見られたので満足しました。

LOQ
2023/03/24 21:19

映画『 レット・イット・ビー 』は公開当時観て、パンフレットも持ってます。
レコ―ディングは4人の仲が完全に空中分解して険悪な感じですが、GET BACK LIVEの時だけは生き生きとしてましたね。
長年幻の映画でしたが、昨年IMPORT版を買いました。
画質はよかったですが、やはり非正規版なんでしょうかね。